減薬への希望とやりたいことリスト

抗うつ剤が40ミリグラムから30ミリグラムに減って、2週間半経過した。


実はここ2日間は30ミリグラムの薬が手元になく(※通院は日曜日でかかりつけ薬局が日祝休みのため)、20ミリグラムの抗うつ剤の服用で過ごした。

先日の受診で「20に減らせるけどどうする?」と主治医の先生に聞かれたものの減薬しても大丈夫でいられる自信がなく、「あと2週間くらいは30で様子を見たいです」と答えていたにもかかわらず、勝手に2日間減薬して過ごしてしまった。


が、正直、何の変化も感じない。


精神的にも落ち着いた平穏な日々を過ごし、身体的にも特に異常はなかった。

40から30への移行では離脱症状なのだろうかと思うような、そわそわする不安な感覚があったが、今回は問題なく過ごすことができた。

これなら2週間後の受診までは30ミリグラムを服用し、それ以降は20ミリグラムへの減薬にスムーズに移行できるかもしれないと希望が持てた。


今朝、かかりつけの調剤薬局からアプリで「処方箋の期限が今日までです」という旨の通知が来て、慌てて薬を取りに行った。

明日からはまた30ミリグラムを服用するつもりだ。

手元に残っている20ミリグラムの薬は12日分くらいだろうか。
つい最近まではこれを1日に2錠(=つまり40ミリグラム)飲んでいたのだが、いまとなってはそんなにたくさん飲むのは怖いという気持ちにすらなるのだから不思議だ。


ここ数日、リングフィットアドベンチャーというゲームで筋トレをしている。
1日に5~10分程度だが、代謝が良いのかかなり汗をかく。
運動不足なのでたった数分間の筋トレなのに筋肉痛にもなる。

心身の健康のために、身体をすこしでも動かしたほうがいいという判断でやり始めた。

これが結構面白い。

筋肉痛になるとちょっと嬉しい。
昨日の自分より今日の自分の方が強いのだ、という前向きな気持ちになる。

継続できるかな。まずは1日5分から。


いつかもっとパワーが湧いてきたら、ランニングも始めたいと思った。
ちゃんとお気に入りのランニングシューズを選んで買って。

こうやって未来のやってみたいことを前向きに考えられるようになってきたのは、かなり良い兆候だと思う。


やりたいことリストをスマホのアプリで書いている。
ふと、やりたいことが思いついたときにメモする。

それが達成できたら、「達成」に移動させる。

いまリストの中で「達成」に入っている項目は「逆転裁判を全部クリアする」「出社したときお疲れさまでしたを言えるようになる」「新しい美容師さんを見つける」の3つだ。

残っているやりたいことリストは40個ある。達成期限は設けていない。

思いついたらリストに加えるし、気が向いて見直してみて、もう別にやりたくないやと思ったらリストから外す。

このリストは普段あまり意識しないで暮らしているけれど、ふと思い出して見てみるといつの間にか無意識で達成していることがあって面白い。

なにかを「やりたい」と思えることは、生きる力だと思う。

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