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スタッフに憧れて

二月の頭、大好きな先輩の公演にスタッフとして携わっていた本番があっという間に終わりました。ずっと浸っていたいし、永遠に続いていくように思えるような愛しい空間、時間だった。

小屋も素敵で、ゲネで撮ってくださった写真が素晴らしくかっこいいのでめっちゃみてほしい↑

今回、スタッフとして携われたことがものすごく嬉しくて、わたしスタッフとして舞台に関わるのもすきなんだ、て思えた、やっと気づけたというか。
まぁ、個人的に毎度反省とかできないことへの悔しさはてんこもりなんだけども‼︎それでも。
今までは役者としてたつことしか雑に言えば頭になくて。それはなんでだろう、て考えた時、スタッフ経験で演劇はじめてまもない頃あまり楽しくない思い出がたまたま多かったのもたぶんある…
わたしはセンスないしすぐ怒られるしスタッフ上手にできるひとじゃないんだ、みたいなコンプレックス(10代の記憶についてつっこんでかくと風呂敷が広がりすぎるので、詳しくは触れぬ。)

今回は、自分自身がもうこの世界観の、そして主宰のオタクだ、というくらい大好きな作品だったから、こんなにも幸せでお供させてほしい、みたいな思いで。
声かけてもらえて本当にありがたくて。おちつけー!て思いながらもふわふわ跳ねる気持ちを抑えられんかった。

サポートよりも、正直経験させて学ばせていただいた、みたいな感覚が強くて、なんかいただいてばかりで、わーありがたいしかたじけない、みたいな感情がぶわわぁってなったりもした。

経験を、ほんと、もっともっと積んで、大好きな舞台にサポーティブにより一層関われる人になっていきたい。
今回、座組のみんな本当尊敬する先輩と同期の子と、すべてのかっこいい方々と一緒にやれて、青春であった…。
小屋入りも久々だったな、懐かしくて楽しくて。でもあの頃よりわたしは、今、欲張りになった。
自分なんか、て今でも思ってないと言ったらうそだけども、でも、ここにいる資格あるのかな、てあの日々は挫折した演劇を再開したことでいっぱいいっぱいだったから。
今の方が、ここにいたい、の気持ちがつよくなって。わたしはずっと大好きな人たちと一つでも多くやりたいこと、すきだからたくさんの人にみてほしい、と思えることをやっていきたい。
みたい景色が沢山あるよ。きっとまた失敗したり落ち込んだりもするだろうけど。
「なんで私を誘ってくれたんだろうって」私の問いに、先輩は「演劇を続けているから」とさらっとおっしゃって。
うえあ、そうか!ぶっちゃけ技術学んできたわけじゃないから誰でもできる作業しか!できん!しかも利き手のひだりても片足もしんでるのに!(持病でな…)て思っていたけど、続けていることそれ自体も、なんというか、当たり前のことではない、て当たり前の事実にハッとした。

なんどもやめてしまおう、て思うたびにわたしをひっぱりあげてくれた芸術と人々に、感謝しています。本当に、それは、言葉に尽くせず、いつか返せたらいいな、て思っている。

愛する世界観、ことばえらび、そこに力を注ぐすきな人々、それらがこんなにも私を掻き立てて、もっとスタッフやれるようになりたい、て思わせてくれた。


私の撮ったスマホ写真だとたりない、生で見たギャラリーめっちゃ素敵なんだよ。。

車椅子に座って先輩が朗読するという素敵な舞台でした


お客様が座る席、ソファや木の椅子など様々な種類。物語への没入感のあるギャラリー全体が素敵

正直学生時代に学んでおけよもうううって思っちゃったりもするけど、ここ数年当日制作とか、クローズドな公演のオペなど、お声がけいただく機会が不思議と増えていてありがたい限り。
なので、これからもやりたい!てアピールしていこうと思う。
現在は身体的にやれることが限られますが、気軽に連絡もらえると喜びます。出演ももちろん、スタッフもお声がけいただけるの、現場にいさせてもらえること、嬉しいんだ。

お客様の笑顔を間近でみられること、出演者を客席とはまた違った、特等席でみられること、どっちも大好き。特別な舞台裏からみられる眩い景色に、もっと触れたい。
まだ慣れてないので緊張でいっぱいいっぱいになっちゃうの口惜しくて、楽しんでもっともっと支えられる側に、なりたいよーて気持ち。

あと、ゲームのテストプレイとか参加もそうなんだけど、作品が形になっていく過程をみるのがすきなので…

すきな先輩の公演に関われるのが嬉しすぎて、スタッフやってるんですよ〜て話したら、そんな活動もやってるんだね、て何人か言ってくださった。
たぶんパフォーマーとしての発信はしまくってるけど、自信なくて音響や照明オペを…制作を、とか普段そこまで話してないんだな、てことにも今回気づきました。
スタッフと言っていいのだろうか、とかわたしなど何も、しとらん、て気持ちになりがちだけども、これからはなるべく言うようにしたい。(震え声)

今度、自分のために今までやったスタッフ業務を箇条書きとかしてみようかなと思います、noteまた書く。
こういう経験は一応したことある、とか企画公演の時これはやれるよ!て忘備録。

ちなみに、さりげなくユニットでも、音響や予約管理などは私担当だったりする…(小声)
デザインは自信皆無で機械音痴なので相方にまるなげです!!

苦手なこと、できないことは頼りながら、自分これはできるよ、やるよ!学ぶ!てことを増やしていきたいな。

年始から、大好きな作品に携われて、言葉選びも、舞台空間も、憧景に尽きるというかつまるところ、やっぱりわたしは芝居に恋してるんだなぁって再認識した。

そしてあたたかな触発される環境でスタッフできたことで、役者だけでなく、裏方として声をかけていただくことも自分ちゃんと嬉しいのだ、とわかった。楽しんで成長していきてえ、と胸が弾む瞬間を、その気持ちを大切に生きていきたい。

稽古みさせてもらったり、感想話させてもらったり、小道具こんなのどうですか!て結構無責任にどかどか聞いても受けとめてくれる先輩方がいたからこそなんだけども。
とにかく、ぜんぶの時間がプライスレス(なんかのキャッチコピーみたいになっちまっただよ)!なので、わたしの推したい芸術をこれからも全力で推す、ささやかでもお手伝いできるよう、演劇を続けて学んでいきます。

わたしは雑に言うと、他者に面白いことに軽率に巻き込んでもらえるのがすきなのだ!療養しつつなので、身体的な制限はあるけども、気軽に声かけてもらえると嬉しいです。いろんな方と共に、愛する舞台をつくっていきたい。

はぁあ精進する‼︎(オタクの叫び)

長々と読んでくださり、ありがとうございました。
では、また!


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