お芝居、音楽大好き。一生表現者として生きる。 物書きになりたい、なる、と思いずっと憧れ…

お芝居、音楽大好き。一生表現者として生きる。 物書きになりたい、なる、と思いずっと憧れていたnoteを始めました! やさしく、強く、心動かすものを、人に届けられるように、いつか誰かの、何かの力になれたらと思いながら、続けてみる。 アイコン:@non_music20 さん

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  • 自作ポエム

    自分が今まで作った詩をまとめています。 短いものも長いものも、 3年ほど思いついたら紡いできた言葉たちの記録です。 その瞬間、必要としている誰かに、ことばを通し巡り会えたらうれしいです。

  • お芝居と私

    稽古とか、公演、役者として考えること。私の人生について

  • 私の推し日記

    私の人生を照らしてくれた好きな本や音楽、芝居など作品への想いを記した感想文やエッセイ。そして時には推しの方々の話をする記事を集めました。

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26歳はじめての日

誕生日は一日中芝居のことだけ考えて、というかもうただ舞台に立ちたい‼︎ それが数年前からの夢だった。そして今年は土曜日だったので、やるしかない、と思ったのだ。企画公演。 バースデーなんだから、私好みの推し尽くしにしたくて、出演者がそれぞれ勝手に推している(本人たちに言ってないかもしれん←)パフォーマーに依頼したのはもちろん(この人のディレクターを私がみたい!というノリ)、大好きな先輩で依頼したいな、とひそかに思っていた方に宣伝美術をお願いした。 結構唐突に頼んで雑なデータし

    • 【詩】病を纏う

      呼吸をするたびにまとわりつく痛み、 罪悪がわたしを嗤っている 時折、いやたびたび、息をするのは億劫だ 軋んで腹を蝕むいたい いたい いたい それにどう折り合いをつければいいのだろう 眠たくてわずらわしい 身体の重さ 魂のみになれたら、それは楽になることと同義なのか ああ、でもまだ遣り残したこと 月並みだけど死ねないな 死ぬな、と伝えなきゃいけない気がするから もう少しだけ踏ん張れば、たぶんまた 約束を守れる 朝日が昇ってほんのわずかに和らぐからっぽの

      • 【詩】不自由なあなたへ

        この頃睡眠薬を飲んでも眠れなくなってしまった  悪夢と共にとびおきた昼下がり ひりひりと体が痛むから仕方がないんだそんなのは まともな眠り方を僕はもう覚えちゃいないから ヤクて適切に効いたりはしないのに だるさがずっと続いてる 今日は何のために生きようか? 夜は怖いけど 眩しい日差しにも心が耐えきれないから こんな日々にどう名前をつけよう 教えてくれないか 相棒だと呼べるような ギターを奏でられる体があればそれでいいよ 何者かにもうなれないまま大人になったから 高望みし

        • 【詩】あらがう日々に思う

          人生捨てたもんじゃない、とか言ってみたいが 物語のような美しい流れなどないわたしの日々だ  ふつうに生きることさえままならずに 死に抗うそれだけの生き方だ、なぁ神様 そこから笑ってるんだろ? 笑い返して蹴飛ばしてやるから待ってろ 「ドラマチックな人生だね」 ある人は私の生きる時間をそう称した 盲点 「 その人生の 渦中にあるあなたは幸せなのか」 その問いかけは自信を持って答えづらい質問だ なんで私が、 私ばっかり、 何の罪で苦しみで、月並みなことを思って、 私

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          ただの夢日記

          祖母の家だった。 でも現実とは違う、知らない間取りだった。 たたみの部屋の電気はついていないようで暗かったけど、隣のリビングからの光が差し込んできて、入り口のそばは明るかった。 畳にわたしは、父と叔父といとこといた。いとこはなんだか実年齢よりも夢の中では幼かったように思う。幼稚園児ぐらいに見えた気がする。 みんなでだるまさんが転んだ、をすることになった。 祖母は奥の部屋で寝ているらしい。起こしてきて一緒にやろうか、という話になった。 叔父が今日はお酒を買ってきたと話

          ただの夢日記

          【詩】港にやってきた春

          こんなに幸せでいいのかなぁ、て思ったら胸がぽっぽと熱くて、どうしたらいいのかわからなくなる ほろほろ、あの頃と違う涙 やわらかい、記憶の波がこの心臓につまってる  愛するものに出会えたことが永遠にわたしを生かしている  きっとずっと変わらなくて  たとえこの世界から消えてもその心だけは、何処かに残ればいいな 少なくとも一生、すきだと息をはきながら 掌にこもる温度 決して手放すことなく 大切な想いを交わす 大好きな笑顔をみたら、それだけで満たされて やさしい光が弾ける水面をみ

          【詩】港にやってきた春

          或る日の手記

          今度こそ、きっと嫌われてしまった。いつもすぐにそんなことを思っては勝手に落ち込む。私が無能だから、至らないから。 それは、呪いだ。10代の時に私を縛り付けるようになった。今思えば、ハラスメントと言っても過言ではないだろう体験に基づくもの。 これは私の問題であって、今は誰かに何かをされたとか言われたとかではなくて、相手が好きで憧れたりしているからこそ、嫌われたらどうしようという不安がちょっとしたことがトリガーになって、ぶわっと覆い尽くす。 昔、1度信頼してしまった師事してい

          或る日の手記

          悪夢日記五

          時折あれは夢かうつつか、とわからなくなる記憶がある。生々しい感情が脳にこびりついていて、現実か疑いたくなる ただ、冷静に考えればこれが現実のはずがない、と思うような不快でわけのわからない事象。 公民館かどこかを稽古場として借りて、ワークショップか何かを行っている団体?にわたしも参加者としてそこにいた。 体育館みたいなつるつるの茶色い床だった気がする。 挨拶か何かを聞きながらふと白板の裏に貼ってあるポスターをみた。 フリー素材のようなイラストの女の人がぺこりとおじぎしてい

          悪夢日記五

          今月末の出演情報とわたしの好みのはなし

          気づいたら2月末、早すぎて震えています。 本番までもう一週間らしい、とかいてからさらに数日たったひぃ ここまでただ単純に稽古楽しい〜であっという間にきてしまったので、実感がわいてなくて自分が怖い。 インスタに、今回でる団体についてオタク語りしてます笑↓ このモノローグ(一人芝居)公演にでるよ!てことを先月自分のユニットのこえさくで、公演後のアフタートークでも話していて。 その時も、このカタリ工房のモノローグ公演めっちゃすきだから、本当に嬉しい、みたいな話を確かしたんだ

          今月末の出演情報とわたしの好みのはなし

          悪夢日記4 2月18日

          明け方みた夢。 大学時代のサークルメンバーの何人かとレストランにいる。長方形の机と椅子席。壁側の席で私は真ん中に座っている。 壁や長いベンチみたいな椅子席は木製でできている。 洋食のお店のようで、テーブルにはカゴに入った何枚もの小さめのパンが入っていた気がする。おしゃれな雰囲気。 向かい合った目の前の友達はもう何年も会っていないはずの小学校の同級生で、他は今もお世話になっている先輩や同期が一緒にごはんを食べていたと思う。 寡黙な先輩の一人がぽつりぽつりと何かを話してい

          悪夢日記4 2月18日

          詩【崖(まま)】

          世界の息苦しさに打ちのめされそうでも お前はお前でい続けろ 決してうずくまったまま 終わらせてなどくれるな 怖い 寂しい 痛い 躓く臆病者よ どうかその心を忘れずに それでも歩みをとめずにいけ 言い訳をいくらでも抱えられるそのずるさに 負けるんじゃねえぞ 他者からの残酷な評価など どこ吹く風で弾きとばせ 唾を吐きたい気持ちもわかるが お前の価値は俺が知っている だからお前はそしらぬそぶりで 向かい風にまっすぐ進んでいけ  ほんの数歩でいい 毎日進んでいれば 必ずいつか

          詩【崖(まま)】

          スタッフに憧れて

          二月の頭、大好きな先輩の公演にスタッフとして携わっていた本番があっという間に終わりました。ずっと浸っていたいし、永遠に続いていくように思えるような愛しい空間、時間だった。 小屋も素敵で、ゲネで撮ってくださった写真が素晴らしくかっこいいのでめっちゃみてほしい↑ 今回、スタッフとして携われたことがものすごく嬉しくて、わたしスタッフとして舞台に関わるのもすきなんだ、て思えた、やっと気づけたというか。 まぁ、個人的に毎度反省とかできないことへの悔しさはてんこもりなんだけども‼︎そ

          スタッフに憧れて

          推しにお仕事(フライヤー)を依頼したはなし

          こんにちはあるいはこんばんは! 今年も、よろしくお願いします…!(今年初のエッセイだから!まだセーフ!(?)) 年始の公演、怒涛だったし自分の反省を話せばキリはないけど、ひとまず1月の本番は無事終わりました!感謝。 昨年も、今年も、多方面にお世話になっていて、ありがたい限りです。 いつか、応援してくださっている方々の恩に報いれるもっともっと素敵な表現者になる、そのために体になるべく無理のない範囲で亀の歩みにはなろうと、 より、いろんな方法で私のことばを届けられるよう精

          推しにお仕事(フライヤー)を依頼したはなし

          【詩】眩い音に照らされて

          生きててよかった 生きててくれてありがと 届かなくても、思っているの 眩い光の中に佇む貴方をみつめてる 涙で滲むその笑顔を心でずっと抱きしめて 頬に溢れたものに気づかないふりをして 大好きよ、ずっとずっとこれからも 想い出にくちづけて微笑んだ いつか伝えられたら、 願いのような祈りのような、愛をいっぱい胸に抱えたまま歩いていく 一生を捧げて このすきを魂に這わせていたいの 知らないままでもあなたのそばにいられればいいや、なんて それさえ叶えられればかまわないから

          【詩】眩い音に照らされて

          お別れの唄

          全てが責め苦に聞こえても 何度だって大丈夫だ うそぶく君の幸せを どうか願っているからね 君を笑顔にできるのは 最後は君だけなのだから  勝手に笑って空をみて 夢を追いかけ旅してよ 遠くから精一杯 見送ってあげる 約束だ ばいばい きっとまた明日  叶わぬ想いだとしても  逢えると指切りしてほしい  泣いて手を振るなんて 陳腐でしょうと突き放す さよならを言わせずに 君の背を押してみたい わがままばかりでごめんなさい  胸のうちにとじこめた 脆い私の心臓部 ありがと 

          お別れの唄

          【詩】すべては自分のためにしたことだ、というすきな台詞を今も覚えている

          あなたのため、と言われるのは嫌だと言われてなるほど、て思ったんだ ちょっと違うかもしれないけど、わたしも過度に心配されること、苦手だから やさしさなのに、受け取れないことがちょっぴりいつも、ひりひり苦しい わたしのためだと、わかっているのに 誰かのため、良かれと思ってやること、「タガタメ」なんてな、思っちまうの それでももしあなたがつまずけば、泣いているのだとしたら、何かしてやれたんじゃないか、て思って、しょっちゅう転んでるけどな でも、できることなんてないんだ

          【詩】すべては自分のためにしたことだ、というすきな台詞を今も覚えている