ただの夢日記

祖母の家だった。
でも現実とは違う、知らない間取りだった。

たたみの部屋の電気はついていないようで暗かったけど、隣のリビングからの光が差し込んできて、入り口のそばは明るかった。

畳にわたしは、父と叔父といとこといた。いとこはなんだか実年齢よりも夢の中では幼かったように思う。幼稚園児ぐらいに見えた気がする。

みんなでだるまさんが転んだ、をすることになった。

祖母は奥の部屋で寝ているらしい。起こしてきて一緒にやろうか、という話になった。

叔父が今日はお酒を買ってきたと話す。オレンジ色のわりと太めのボトル、甘そうなワイン。
父も私も今日は飲まないと言うと、じゃあ自分もまた今度にしようと言う。
世にも甘い酒があってね、叔父は話す。なぜかいとこもそれを知っていて、そうそう、と相槌を打つ。
いいな、それ、高いんだろうな、買えないな、と私は思った。

いとこが声をかけにいくと、おばあちゃんは寝ていたようだが、おじいちゃんが、いた。
おじいちゃんも一緒にだるまさんが転んだ、をやることになる。最初の鬼はおじいちゃん。

みんな座って遊んでいるが、私は足が不自由なので早く逃げられない。
八歩目でおじいちゃんにちょん、とタッチされつかまってしまった。

私が次の鬼だ。
何故かだるまさんが転んだ、と言う言葉ではなく不思議な呪文を唱えなければならない。

目が覚めて、おじいちゃんに会うのは久しぶりだな、と思った。なのに表情はあまりみえなかったし、全然会話もしなかった。

もっとちゃんと話せばよかった、泣きそうになる。いとこもおじいちゃんと会ったことはないからちゃんと会わせてあげたかったのに、と。

そうだ、これを夢日記に書こう、哀しい気持ちでそう思うけど、眠くて体が動かない。意識が薄らいでいく。
これすらも夢だったのか、よくわからないまままた別の場所にいる夢をみる。
何かのゲームをゲームセンターでやったら、コインが詰まって動かなくなってしまった。電話で問い合わせる。つかれた。

サポートいただけると、大変今後の創作の励みになります。私がはちゃめちゃ泣きそうなほど喜びます。いただいたお金は表現活動費(ポエム朗読イベント参加費だったり、舞台を企画する際の制作費用だったり)や生きるための力(カフェでまったり執筆する)にしますので、何卒。