生と死に向き合った壮絶の悪阻経験-後編-


結局入院しています。
しかも今回2回目。やっと少し文字を打てる気力が生まれたので、今の状況を自分自身忘れないために備忘録として残そうと思います。

6月半ば。
検査数値が一応正常に戻った為、毎日の嘔吐はまだ続いていましたが1週間の入院生活から一度退院し自宅療養へ。

帰宅した次の日、仕事上で全く想定していなかった不測且つ非常の事態が起こり精神的に追い込まれ状況は悪化。

思考回路が停止し、人間不信になるような事態に心が現状理解に追いつかず、私の体調は待ったなしで臓器という臓器が全て嘔吐として出てしまうのではないかというレベルにまで至った。

土日の具合は尋常ではない程で、しかし月曜日のどうしても外せなかったクライアントとの打ち合わせには右手にはビニール袋、左手にはボックスティッシュを持ち、這る様にして向かい、酷い脱水症状からアポ中にまで痙攣が起きて、このままでは死ぬかも。と生命の危機を感じ、そのまま駆け込んだ病院では案の定検査の数値異常値で即入院。

また点滴漬けの日々。
1日4本は最低で入れられる。
点滴をするのにも血管をとらなくてはならないが、私の場合体内の水分が無くなっていて血管が細くなりベテラン看護師が出てきても何度も何度も針を刺し直す。
薬物中毒者の腕の様。

もうすでに両腕で20箇所以上の点滴後。
肌もガサガサの為、点滴を抜いた後は痒くて痒くて堪らない。
アトピーとかケロイド質の肌と化している。

この体調が続いてからもうすぐ2ヶ月。
病院にはたくさんの人がお見舞いに来てくれ、誰かと話している時は無理をしていても少し気が紛れるため有り難い。

静かな個室に1人ポツンといる時間帯は本当に孤独でいっそのこと自分の存在を消してしまいたいと思う程の精神状態だ。

現在、こんな毎日が続いている。
もう今回のことが一段落したら、心身ともに休息をしたい。
今まで休みたいなどとは思ったこと無かったが、全てリセットして何も考えず無気力で穏やかな時間を過ごしたい。

あー神様。
本当に乗り越えられる試練しか与えられないのでしょうか。
乗り越える気力がもうないのです。。。


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