ブログ初心者でも書ける!「見やすくて分かりやすい」ブログ記事の書き方
『伝えたいことが伝わる文章を書かないと意味がない』
『相手に読んでもらえる文章を作らないと意味がない』
こんにちは、さくちょです!
本業はコンサルタントで働きながら、副業ブログ「失敗から学ぼう!」を運営している、ごく普通の30代会社員です。
突然ですが、副業ブログをはじめたのに、読みやすい記事が書けなくて困っていませんか?
これらの悩みは、ブログを始めてある程度時間が経つとぶち当たる壁で、挫折したり諦めてしまう人が多いです。
だから僕も「分かりやすい文章が書けない…」という悩みは、痛すぎるほど分かるんです。
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―ここで、いったん僕の本業に関する話をさせてください。
僕は根っからの理系で、大学は工学部を卒業、就職先は設計など行うコンサルタント会社です。
計算は得意なため「設計は楽勝!」と思っていたのですが…いざ入社すると設計内容をまとめる報告書作りや、お客様との打合せで使う資料づくりに割く時間が多い…
「このままだとマズイ…」とあせりはじめた僕は、デキる先輩の資料作りを徹底的にリサーチしたり、時にはお客様に直接「この資料分かりやすかったですか?」と聞いてフィードバックをもらったり――とにかく分かりやすい文章を作るため必死になりました。
こんなことを続けているうちに、少しずつ社内外から「さくちょの作る資料は分かりやすい!」や「さくちょさんのメールは読みやすいです」と称賛いただける機会が増えてきたのです。
僕の本業はコンサルタントなので、お客様の抱える課題をあきらかにし、その課題を解決するための方法を考えたり、手伝ったり、アドバイスをするのですから、分かりやすい文章を作って『伝えたいことを伝える』は当然のスキルなのです。
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―話は脱線しましたが、本題にもどります。
いま上で書いた“分かりやすい文章を作って『伝えたいことを伝える』”は、どんなビジネスにも共通して必要になるスキルです。
とくに読者の心をグッとつかんで行動をうながすブログでは、分かりやすい文章を作って『伝えたいことを伝える』スキルが絶対に必要です。
その根拠として、副業ブログをはじめて1年も経たない僕が「記事が読みやすい!」とか「クオリティが凄いです!」といった嬉しい言葉をいただく機会が増えてきたんです。
例えば、こんな感じです。
うれしい言葉をたくさん送ってくれた皆さまには、本当に心から感謝しています。
こんな感じで、ある程度の評価を得ている僕の文章スキルですが、実はぜんぜん難しいことをやっていないんです。
はっきり言って、コツをつかめば誰でもできます。
そして、そのコツを本noteに惜しみなくすべて書くことにしました。
このnoteの内容は次の通りに構成されています。
このnoteで解説している内容をよく読み実践していただければ、必ずあなたのブログは多くの人に読まれるようになります。
前置きが長くなりましたが、ではさっそく見ていきましょう!!
1章 読者はみんな初心者だと思って記事をつくる
さて、「いきなり抽象的で難しいことを言ってきたな…」と思った人もいるでしょう。
でも、これを「意識する/しない」では大違い。
これを意識するだけで、あなたの記事は読みやすさがガツンと上がります。
それくらい重要なことなので、いちばん最初に書きました。
ということで、本章では次の4つノウハウをお伝えします。
✓本項で学べること
「こんなこと誰でも知っているだろう」はあなただけの感覚
専門用語や略語を使うなら、はじめに「誰でも分かる言葉」に置き換えて説明する
「こそあど言葉」はなるべく使わない
自分が読者の立場・視点に立って感じる気持ちを大切に
それでは1つずつ解説していきますね。
1.「こんなこと誰でも知っているだろう」はあなただけの感覚
「―まさに〇〇さんの長年の活躍といったら、ユベントスのバンディエラであるデルピエロのようですよね!!」
「・・・(え?ユベントス?バンディエラ?デルピエロ?なに言ってるのこの人?)」
欧州サッカーが好きな人なら理解できると思いますが、上記は例文なので、ここでの説明は割愛しますね。
こんな感じで、あなたが生活している条件と近い人なら「知ってて当然、当り前のこと」でも、違う条件で生活している人にとっては「ぜんぜん知らない」なんてことは、世の中にたくさんあります。
そう、「こんなこと誰でも知っているだろう」はあなただけの感覚なのです。
あなたのブログは全世界に公開されますので、ある特定の人しか分からない言葉や文章は、基本的に避けなければいけません。
ここで一度、あなたが今まで書いた記事を読み直してみてください。
…読み直すと言っても、いつもの感覚で読むだけではダメですよ。
自分が読者の立場・視点に立って読み直してください。
記事を書き続けていると、どうしても視野がせまくなって主観的な文章を書いてしまいがちです。
もしあなたの家族や友人で気軽に記事を読んでくれる人がいるなら、その人たちの協力を得るのも良い方法です。
2.専門用語や略語を使うなら、はじめに「誰でも分かる言葉」に換えて説明する
これも先ほど書いた内容と重複するのですが、専門用語や略語を使っても、その意味が分からない人はたくさんいます。
例えば、ブログ・アフィリエイトなどWEBマーケティングの分野では、「SEO」という専門用語・略語があります。
WEBマーケティングの分野に関わっている人なら、「SEO」と聞けばだいたい伝わるのですが、WEBマーケティングを知らない人に「SEO」と言っても伝わらないでしょう。
したがって、多くの人が見る記事では、専門用語や略語は使わず、誰もが理解できる言葉に置き換えてください。
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…とは言っても、専門用語や略語を使わないと文章が毎回長くなったり、わずらわしくなる場合もありますよね。
そんな時は「〇〇とは△△ということです」という言葉の説明/定義を、記事のはじめに書くようにしましょう。
たとえば先ほどの「SEO」を例にあげると、「SEOは”Search Engine Optimization”の略で、検索エンジン最適化を意味します」と書いても、「そもそも検索エンジン最適化ってどういう意味?」となりますよね。
コレをもっとかみ砕き、次のように書くとグッと分かりやすさアップします。
上記の例文は、ブログ運営だけで生計を立てているトップブロガー「ヒトデ」さんの著書【「ゆる副業」のはじめかた アフィリエイトブログ】から引用しました。
3.「こそあど言葉」はなるべく使わない
「こそあど言葉」とは、「これ」「それ」「あれ」「どれ」など、物事を指し示す働きをする言葉で、指示語と呼ばれています。
同じ言葉をくり返すとくどい印象になるので、指示語を使って文章をスッキリさせられるし便利ですよね。
とくに現代では、ブログ読者はスマートフォンで記事を読む割合が多く、サーッとスクロールして気になった部分で指を止めて読んでいます。
その時に文頭が「こそあど言葉」で書かれていると、読み手はいちいちそこに入る言葉を読み戻って判断しなければいけないので、疲れを与えてしまうんです。
さらに、次のような指示語のように振る舞う言葉も要注意ですよ!
以上、「こそあど言葉」や指示語はなるべく使わず、くどくならない範囲で具体的な文章を構成していくように心掛けると良いでしょう。
4.自分が読者の立場・視点に立って感じる気持ちを大切に
ここまでお伝えした3つを振り返ってみましょう。
「こんなこと誰でも知っているだろう」はあなただけの感覚
専門用語や略語を使うなら、はじめに「誰でも分かる言葉」に置き換えて説明する
「こそあど言葉」はなるべく使わない
そう、この感覚が大切なんです。
自分の作成した記事は、常に読者目線になって読み返すことを意識してください。
2章 「見やすさ」と「分かりやすさ」は徹底的にこだわる
このnoteの冒頭で、次の文章をかきました。
『伝えたいことが伝わる文章を書かないと意味がない』
『相手に読んでもらえる文章を作らないと意味がない』
これは僕の会社の上司から教わったことであり、ブログにも展開できることだと思っています。
ここでポイントとなるのは、情報や感情の「見せ方」です。
「見やすさ」と「分かりやすさ」は徹底的にこだわりましょう!
✓本項で学べること
どんなに良い文章でも「読まれないと意味がない」
文章はあくまで「補助」として使うように心掛ける
文章はテンポよく「、」「改行」「余白」を徹底する
1.どんなに良い文章でも「読まれないと意味がない」
くり返しとなりますが、どんなに有益な情報たっぷりの良質な記事を書いても、読者に読まれない・伝わらないと意味がありません。
それならば、次の2つを徹底的に意識して記事を書きましょう。
✓ブログ記事の作成で意識すべきこと2つ
読者の心理的負担が下がる見やすい文章を書く
論理的に分かりやすい文章を書く(ロジカルライティング)
このうち「2.論理的に分かりやすい文章を書く(ロジカルライティング)」はこのnoteで深く触れませんが、本noteで書かれることを実践すれば、「分かりやすい=論理的な」文章は書けます。
したがって、まず「1.読者の心理的負担が下がる見やすい文章を書く」を次の項で学んでいきましょう!
2.文章はあくまで「補助」として使うように心掛ける
「え?ブログなのに文章を補助として使うって…どういうこと?」と思いますよね。
しっかり説明しますので安心してください。
次に示すのは「伝わる情報量の大きさを示した図」で、左から右に向かって伝わりやすい順番を示しています。
ここから実践例をあげていきます。
例えば、トイプードル大好きな人が「トイプードルの可愛さ」を読者に伝えようとしている場面を想像してください。
文章だとこんな感じになります。
この文章だと、トイプードルのことを知っている人が読めば何となく伝わるかもしれませんが、トイプードルのことをあまり知らない人が読んでも伝わりにくいですよね…。
それよりも、トイプードルが動いている動画を載せたほうが、圧倒的に伝わりやすいです。
動画が用意できない場合でも、写真や画像を載せたほうが文章よりも伝わりやすいのは明らかですよね。
僕のブログでは、動画を使った実践例と図解を多用した実践例がありますので、それぞれ参考にしてください。
①動画を使った実践例
⇒【体験】FITBOX LITEで異音発生!私の返品交換事例を紹介!
②図解を多用した実践例
⇒もう迷わない!動画学習サービス10選を徹底比較【副業にも役立つ】
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この場合は、文章ではなくボックスで囲った箇条書きの方が、情報は伝わりやすいことを覚えてください。
これも実戦例を出しましょう。
まずは文章の例です。
これを箇条書きにするとこうなります。
ご覧いただければ分かる通り、箇条書きの方が文章よりグッと伝わりやすさがアップしましたよね。
まとめると、次の3つの視点を持ち、文章は最終手段で使うイメージで記事を作成すると、情報の伝わりやすさは向上します。
この文章を動画にできないかな?
この文章を図解にできないかな?
この文章を箇条書きを使ったボックスにまとめられないかな?
ぜひあなたも、上記3つの視点を意識してみてください。
3.文章はテンポよく「、」「改行」「余白」を徹底する
どうしても文章で情報を伝えなければいけない時でも、次の3点を意識して「見やすさ」を徹底的に重視しましょう。
✓文章を書く上で気を付けるべき3つのポイント
文章を音読して、自然と息継ぎするタイミングで句読点「、」を入れる
句点「。」が出てくるたびに改行する
伝えたい情報のかたまりが切り替わるタイミングで、余白を入れる
この3つを意識するだけで、文章にリズムが出てグッと読みやすさがアップします。
なお、このnoteも上記の3点を意識して書いています。
これについては、まったく心配しなくてもOKです。
いまはスマートフォンを使ってブログを読む人が多いので、パソコンに比べてスマートフォンは画面幅が狭い分、1行あたりの文字数も少なくなるんです。
このnoteもかなり余白を多めに取っていますが、むしろ読みやすいと感じていただけているのではないでしょうか。
3章 記事を作る前に徹底的にリサーチして読者の不安を100%取り除く
どんなに見やすくて分かりやすい文章が書けても、「事実」に誤りがあったら0点です。
つまり、徹底的にリサーチして事実を明らかにし、「誰よりも詳しくて分かりやすい記事」を作ることが、読者の悩みや不安の解消につながるということです。
記事を作る前のリサーチは、次の3つを行えばOKです。
✓本項で学べること
読者のリサーチ方法
ライバルサイトのリサーチ方法
商品のリサーチ方法
リサーチに終わりはないので、少なくとも上記3つは、できる限りを尽くしてリサーチを行い、読者の不安を100%取り除けるようにしましょう。
1.読者のリサーチ方法
「読者リサーチ」とは、キーワードをもとに読者の悩みや願望、感情をリサーチすることです。
たとえば、次の要素を調べることになります。
では、どうやって読者リサーチを実践するかと言うと、僕のオススメは「yahoo知恵袋」を使う方法です。
とくに調べたいキーワードを入力し、質問者のIDが見れる場合はそのIDをクリックして、「他にどんな質問をしているのか」まで見ると、より読者を深く知ることができますよ。
ブログのペルソナを設定する場合も有効的な方法なので、ぜひお試しください。
2.ライバルサイトのリサーチ方法
ライバルサイトのリサーチでは、狙ったキーワードで検索して出てくるサイトのTOP10を徹底的にリサーチしましょう。
ライバルサイトのリサーチは、次の要素を調べると良いです。
僕の場合は、こんな感じで上位表示されるライバル10サイトのリサーチ結果を、すべてマインドマップに落として整理しています。
3.商品のリサーチ方法
最後の商品(サービス)リサーチでは、次の要素を徹底的に調べます。
商品リサーチの方法は、Google検索して深堀したり、TwitterやAmazonの口コミを抜き出したり、実際に使って試したりと、地道な作業の積み重ねしかありません。
くり返しとなりますが、リサーチにやりすぎはありません。
たくさんリサーチをすることで、より多くの読者がサイトを訪れてくれるようになり、その結果、たくさんの商品が売れることになりますよ!
4章 「親しみやすさ」を忘れずに
このnoteの最後にお伝えするのは、「親しみやすさ」を忘れずに記事を書くことです。
ずばり、次のような点を意識すると良いです。
✓読者に「親しみやすさ」を持たせるポイント
多くの人が「あるある!」と感じる「たとえ話」を盛りこんで、読者をワクワクさせる
記事はじめに自分のことを小さく見せる演出を入れ、読者に「上から目線」を持たせて感情を和らげる
時に「笑い」の要素を入れて、読者を楽しませる
これらはセンスが問われる部分となりますが、トップブロガーの記事を読むなどして、コツコツと感性を磨いていくのが良いと思います。
さいごに
ここまで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。
ブログを始めて1年未満の僕が、ずいぶん偉そうににアレコレと書かせていただきました。
僕自身もまだ実績を積み上げている最中ですが、冒頭で書いた通り、多くの方に「読みやすい!」「分かりやすい!」と嬉しい言葉をもらったので、少しでも恩返しがしたいと考えて、このnoteを書きました。
少しでも皆さんのブログ記事作成に役立てたのなら、僕はそれだけでとても嬉しいです。
これからも一緒に良いブログを作り上げていきましょう♪
なお、僕が運営するブログ「失敗から学ぼう!」にはコチラからリンクできますので、もしよければ遊びに来てください♪
本noteを読んで「これは有益だ!」と感じていただけた方は、よろしければメンション付き(@sakuchoman)で、ひと言だけで構いませんので感想ツイートをお願いします…!
僕はTwitterで毎日1ツイート目標に投稿しており、同じ志を持つ優しいブロガーさん達に囲まれています。
フォロワーの皆さま、いつも本当にありがとうございます!
感想をツイートしていただけた方には、僕も引用リツイートで対応させていただきます。
僕はまだまだフォロワー数が少ないものの、1.5万インプレッションを得ることもありますので、多くの方にあなたアカウントを拡散できます。
それでは、本当にこれで最後となります。
ここまで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。
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