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理学療法士×在宅での困ったを解決するー退院直後の訪問リハビリ編ー

はじめまして、理学療法士のsakです

大学病院で約10年勤務し、出産・育児を通じて働き方を見直し訪問診療の診療所へ転職をしました
訪問診療の帯同は今年いっぱい
来年からの活動のビジョンをまとめていこうと思います
(以前に現在地を書いた記事はこちら、こちらを修正しようと思ったけど、一新したくなりました)

在宅領域で理学療法士の可能性を拡げる

こちらが私の活動の根っこにある思いです
病院での経験を経て、在宅領域に興味を持ちました
訪問診療の帯同をするという仕事をしていましたが、ここでの経験を通じて、在宅領域で理学療法士が活躍できる部分は多分にあるなと感じたのです
そこで感じた思い
この思いを胸に、色々な活動をしていきたいと考えています

退院直後など困ったときに短期集中で行う訪問リハビリ

これが来年、私が最も力をかけたい仕事です

病院から在宅にうつり、一番難しかったのが
医療保険と介護保険、どちらも利用されていること

医療従事者でもはて?となることが多いので、患者さんやご家族はさらに???となる部分かと思います

病院➤医療保険
在宅➤介護保険
というイメージですが、
在宅では例外があり、以下は医療保険です
・訪問診療
・訪問看護やリハビリが医療保険でしか入れない方に介入するとき など

ざっくりとした説明

詳細は今回は割愛しますが、今回お伝えしたいのが
とにかく分かりにくい
ということ

医療保険であれば、病院でかかって行った処置に応じて支払額が変わることは実体験として想像しやすいかと思います
しかし、介護保険でのサービスには、まずケアプランが必要になります

このケアプランを作成するのは、主にケアマネージャーの仕事となります
つまり、病院では医師が必要と思えばリハビリを行えていた環境だったのが、在宅に出た途端にケアマネージャーにリハビリの必要性を知ってもらう+ケアプランに入れてもらう必要がでてきます

ここでやっかいなのが、保険制度の違い
医療保険では上限がないのに対して、介護保険では要介護3など与えられた介護度によって上限が決まっています
そのため、他のサービスと比較した上で優先と判断されないと、ケアプランに入れてもらうことができないのです

ここまでの時点でとても分かりにくいことが理解いただけたかと思いますが
この判断の過程を踏むと、結局退院後にリハビリが始まるまでに時間がかかります

その何が問題なのか
訪問診療で退院直後の方に介入する機会が多くありましたが、
実際は退院直後にこそリハビリが必要なのではないか、と感じたのです

そこで、私が携わりたいと思っているのが
この退院直後にリハビリを流動的に導入できるようなシステムを作ること(具体的には医療保険を使って、短期集中で介入する)

現状の保険制度でもなんとかできそうなので、来春目標にそのシステムをスタートしたいなと思っているとことです


複数の活動を記載する予定が思ったよりボリューミーになってしまったので今回は訪問リハビリの紹介のみとしました

タイトルにした、理学療法士×在宅での困ったを解決する、という部分は私の活動の信念、軸となる部分です
この信念を持ちながら、多様な活動をしていける理学療法士でありたいと思っています


最後まで読んでいただきありがとうございました!
ぜひぜひ、内容に興味ある方はいつでもコメントお待ちしております

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