月曜日

先週に続きホテルからの出勤。
朝、なか卯。軽く納豆定食でもと思ったのだが、きのう夕飯らしい夕飯を食べなかったこともあり空腹で、結局朝から親子丼を食べる。美味しかった。

昼、マクド。いまリバイバルバーガーをやっており、その中に愛して愛してやまない「アイコンチキン ソルト＆レモン」があると知って、いてもたってもいられなかったのだ。

パンは当時のと若干違う気もするけど（同じだったらごめんなさい）チキンのジューシーさ、レモンの爽やかさは記憶のとおり。1枚ぺらりと添えられたスライスチーズと生の玉ねぎが最高にいいんだよなあ…ありがたく噛みしめながら食べた。たまごダブルマックと同時期にリバイバルしてるのはずるすぎる、ちょっと今回はそっちまで手が回らんよ。

夜、ホテルでセブンのチゲ鍋（うまい）とレモンサワー。

東京が雪とのニュース。実家のあたりもだいぶ降っている、と母からLINEが来た。
この3年でずいぶん雪に慣れたが、慣れれば慣れるほど、除雪されてなくてみんなが雪靴を履いてなくて車もスタッドレスを履いてないなんてそりゃ東京の雪は怖いよな、としみじみ思う。あと東京は坂が多いから、雪が降ると怖いよね。

火曜日

朝、ホテル近くのカフェでホットドッグ。
昼、まぐろしらす丼とミニうどん。めちゃくちゃお腹いっぱいになる。
夜、レモンサワーとセブンのやみつき煮卵、ファミマの白菜の浅漬けサラダ。

水曜日

朝、松屋の豚汁定食。
昼、ドトールでチーズトーストとココア。隣の席のサラリーマンもチーズトーストを食べていて、食べながら「社用車を高速でこすってもた、しかも（事故当時）ケータイ触っててんけどなんとか会社にバレへんようにできへんかな？」という趣旨の電話をいろんな人にかけていてめちゃくちゃ気になった。地方ではだましだまし運転してたけど、大阪では絶対いやである。

早めに仕事を切り上げて、自宅がある町へ戻る。プチメックで買ったサバサンド（偏愛する「豚肉のベトナム風サンド」が売り切れてた）とビールを車内で。

1週間ぶりの自宅に帰ると途方もなくほっとした。すぐにお風呂に入って寝る。

木曜日

とてもよく眠れた感覚があった。ホテルのベッドでは知らず知らず眠りが浅くなっていたらしい。 

きょうは有休にしていたので、朝からこまごまと用事を片付ける。
引っ越しは土曜日で、しかも梱包サービスつきなのだけれど、今回は結構手放すものも多いためその準備と片付けに追われる。古い本棚やキッチンワゴンを業者に引き取ってもらうので、中身をすべてダンボールに詰めた。下の部分が物入れになっているソファがジモティーで売れて、これも物入れの部分をダンボールに移して空にする。引っ越しの見積もり金額を下げてもらわないと割に合わないくらい働いている。

昼、お鮨を食べに行った。少し前に行った別のお店で教えてもらい、この町にいるうちに行っておかねばと無理やり予約を入れたのである。
男性のハーフパンツやサンダルはお断り、お食事中のスマホ使用はNG、などの注意事項があったため少し緊張していたが、お店の雰囲気は柔らかく、大将もサービスの方も親切だった。お鮨も美味しかった…！おまかせコースに日本酒を2合飲んで1万円弱と、お値段も良心的。日本酒は1合単位の価格が書かれていたけれど、半合ずつ提供してくださっていろいろな種類を飲めたのもありがたかった。

帰宅してからまた片付けたりジモティーや業者さんとのやり取りをしたり、どたばたと過ごす。
夜、ハイボールと冷蔵庫にあった鯖のへしこ。あすの朝冷蔵庫も引き取りに来てもらうので保存しておけないものは処分したが、へしこを処分するのはあまりにも勿体ないんでね。

金曜日

午前中はお休み。朝からコインランドリーに行って寝具類を洗う。帰りにパン屋さんでクロワッサンを買ってきて朝ごはん。

業者さんが来て、冷蔵庫とレンジと本棚とキッチンワゴンを持っていってくれた。家の中が急激にすっきりする。

昼、近所のカフェで日替わりランチ。きょうはカキフライカレー。美味しかった。

午後は仕事を片付けつつ、家の中も引き続き片付けつつ。引っ越しの時って地味に洗濯がストレスだよなぁといつも思う。業者さんが来たときに、乾いてない洗濯物がないように逆算するの難しい。

なんとか仕事も家の中の整理もめどがつき、きょうはホテル泊。近場のドーミーインを取っていたのだが、たまたま昨晩のアメトーークがドーミーイン芸人だったので（これ以上ドーミーインの良さを世間にバラさないでー！という気持ちもあるものの）テンションが上がる。
この町のドーミーインに泊まるのは、転勤してきたとき以来である。あのときは家に落ち着くまで1週間ほどドーミーインで暮らしていた。雪が多い年だったから、会社から雪をかき分けて帰ってきて、ドーミーインのお風呂に入ると本当にほっとしたなぁと思い出す。
いろんなことを思い出しながら、コンビニで調達してきたスパークリングワインと赤ワインを飲む。おつまみは朝のパン屋さんで買ったガーリックリュスティック。

お風呂を満喫して、湯上がりに漫画（凪のお暇）を読み、夜鳴きそばもいただいた。フルコース！

土曜日

6時前に起床して、朝風呂からの朝ごはん。ドーミーインの朝食も、転勤してきた時以来かもしれない。たらふく食べた！！

自宅に戻り、いよいよ引っ越し。さすがプロ、2時間足らずで梱包と搬出が終わる。担当のリーダーっぽい人、（向こうは憶えてなさそうだったが）おそらくここに引っ越してきたときも担当してくれた人だった。良い人だけど大阪の業者さんとはやっぱりテイストが全然違うな、と思ったことを急に鮮明に思い出した。

荷物が運び出されたあと、ざっと掃除をしつつしばらく放心。
大変な3年間だったけど、この部屋は好きだったなあとあらためて思う。

マンションを出たら小雨が降り出していた。引っ越しのためにこちらに戻ってきてからの3日間、この季節のこの町には珍しいほど雨も雪も降らず、いろんな作業をスムーズにできたのは本当に幸運だった。

駅でビールとおにぎりを買って電車に乗り込む、一連の作業があまりにもルーティンすぎてなんの感慨もないまま町を離れる。ビールをプシュッとあけた瞬間だけ、ああ最後だ、と思った。何十回も繰り返してきた旅程の、これがようやく最終回なのだ。

きのうドーミーインで読みはじめてしまったせいで、『凪のお暇』の続きをKindleで大人買いしてひたすら読みながら大阪着。
不動産屋さんで新居の鍵を受け取り、セカンドルームへ。3連休のせいでホテルがどこも高すぎて会社の上限を超えてしまい、それならばとセカンドルームに泊まることにした。レモンサワーとハイボール、セブンのスンドゥブとポテサラ。

日曜日

新居へ向かい、搬入と荷解き。
荷物が来る前にセブンのおにぎり（鮭すじこ）と小さいマーラーカオを食べた。

荷解きをしてもらう傍ら、私もTVの配線などをがんばって行う。
そういえば洗濯機の設置の業者さんが来ないな？と思い、担当の営業所に問い合わせたところ忘れられていた様子。今回の見積もりの人、なにも仕事してない（希望日程が伝わってない、洗濯機の設置お願いしたのに手配されてない、おそらく見積もりも適当だったために昨日ダンボールが足りなくなって梱包係の人が取りに行ってた）。
幸いすぐに来てくれることになり、夕方には設置完了したので良かった。今回この引っ越し会社と色々ありすぎて、ここまで無事に引っ越しできたのが本当に奇跡に感じる。

荷解きの方が帰ったときにはもう薄暗くなっていた。
一応終わったとはいえ、明日セカンドルームの荷物を入れなくてはいけないし、本棚やキッチンワゴンを処分してしまったのでダンボールのまま置いてあるものも多いし、シーリングライトがないから暗いし、自分の部屋という気がまだ全然しない。

引っ越し当日というのは例外なく本当に疲れる、そして淋しい。考えてみたら、この規模の引っ越しを全部ひとりで乗り切ったのは初めてなのだった。

1回目：実家からの引っ越しだったので、自室のものを出すだけ。母が大阪に来て手伝ってくれた。
2回目：結婚のための引っ越し。狭いワンルームだったので今ほど家具がなかった。元夫と義母が手伝ってくれた。
3回目：離婚のための引っ越し。元夫はそのまま住むことになっていたので、自分の荷物を出すだけ。元夫と義母が手伝ってくれた。
4回目：地方に転勤したときの引っ越し。3回目から半年しか経っていなかったので、部屋がまだ整理されていた。このときも義母が（とっくに離婚していたのに）手伝ってくれて、荷物を出したあとの掃除も一緒にしてくれて、そのあと大阪駅まで車で送ってくれた。

これだけ手伝ってもらってても大変だった記憶しかないのに、全部ひとりだったらそりゃあ疲れる、と妙に納得する。
Bさんにごはんを食べられないか聞いてみたが、きょうは無理とのこと。あした会う約束をしていたのだけど、来られるのは夜になるらしい。ということはセカンドルームの引っ越しも全部ひとりでやらないといけないのか、と（当たり前なのだが）少し弱気になる。

部屋でぼーーーっとしていたらすっかり夜になってしまい、とりあえず今夜もセカンドルームに泊まることにした。
ものすごくお腹がすいていて、セカンドルーム近くの王将へ。生ビール、餃子と炒飯とカニ玉と回鍋肉をすべてジャストサイズで。ハイボールに切り替えつつじゃんじゃん食べて、最後ににんにく激増し餃子ジャストサイズを追加した。食べ終わったらかなり元気になっていた。

月曜日

引っ越し3日目。
セカンドルームからの搬出は15時以降になると聞いていたので、のんびり荷造りをしていたら11時過ぎに電話がかかった。
「前の仕事がだいぶ早く終わりまして、佐久間様のご都合がよければ12時頃に伺えそうなのですが…」
「え、わかりました！頑張ってダンボール詰めます！」
そこから超高速でダンボールを作る。
12時頃と言われていたが、11:45ぐらいにはもうやってきて、そして12時には搬出完了していた。荷物が劇的に少ないとはいえ、まじでまじでまじで速かった…！私が詰めきれなかった荷物も一瞬でダンボールに入れてくれて、シーリングライトもぱぱっと付け替えてくれて、とにかくあっという間。引っ越し先が近場だから多少雑に運んでも大丈夫、というのもあるだろうけど、目にも止まらぬ早業だった。そこから移動して搬入が終わったのが13時。はっや。
ここの引っ越しはもちろん自己負担なので、昨日までとは違う会社にお願いしていたのだが、昨日まで散々やり取りでイライラさせられていたのできょうのスピーディさに感動するばかり。引っ越し自体がだいぶ巻いたおかげで、午後はのんびり片付けを進められた。
とはいえ外に出る気力がなく、お昼はウーバー。缶ビールを飲み、オムチャーハンを食べる。美味しい。

夜、Bさんが来た。まだ部屋が荒れに荒れているので恥ずかしかったが、「いい部屋やん」と言われて嬉しい。
この部屋は窓が大きく解放的なのが特徴で、わりと階数が高いので私はとりあえずカーテンをつけなくても良いやと思っていたのだが、Bさんは「めちゃくちゃ気になる」らしく、とりあえず何か目隠しをしたいとのことで余っていたつんつるてんのカーテンを取り付けてくれた。
そのあとソファでごろごろするBさんに、クッションに敷く用のタオル（私は極力クッションや枕のカバーを汚したくないので、つねにタオルを敷いてしまう）を渡したら「これは俺まったく気にならんねんけど、おまえは気になるんやな笑」と言われる。たしかに気になる箇所がほんとうに違う、良いのか悪いのか。
先週も行ったお店にまた行き、鶏レバ刺しやあじのきずし、里芋が入った春巻なんかを食べた。

というわけで、まだまだゴチャついているものの、とりあえず引っ越しは終わりました。ものすごーーーく疲れた…！！
2月いっぱいぐらいかけて、少しずつ部屋を整えていきたいと思います。
サムネイルは引っ越し前の部屋。3年間お世話になりました。