月曜日

大阪で過ごすウィーク。

朝、ゆで卵と栗どらやき。
いつもゆで卵は半熟にするが、セカンドルームのIHコンロでゆでたら固ゆでになった。まあ、これはこれで悪くない。

この部屋にはTVがないけれど、朝ドラはNHKプラスでリアルタイム視聴できる。おかげでジャルジャルの登場シーンが見られた。私が昔からゆるーくジャルジャルを推していることを知る母から、
「朝ドラ、ジャルジャル出てる！！」
とLINEが来た。ありがとうね。

終日在宅勤務。
昼、白米と納豆と明太子、ローソンの冷凍焼き鳥。デザートに、きのう阪神で買った中津川の栗きんとん。美味しい…幸せ…。

夜、ケンタッキーが食べたくなって買いに行く。レッドホットチキンとオリジナルチキン、コールスロー。
高カロリーだけど、生まれて初めてビスケットを買わずにケンタッキーの店舗を出たので（チキンを買わずにビスケットだけ買うこともあるほどなのに）、よく耐えた！と自分をほめておく。

先月の誕生日に別々の人からもらったウイスキーとグラスが、すごく色合いがあっていて、大好きな色なので嬉しい。このままインテリアにしたいぐらい。

火曜日

朝、セブンでコーヒーとアメリカンドッグを買ってきて食べる。
昼、ふりかけごはんと納豆、ポテサラ（少し前におつまみにしようとセブンで買ってきて、結局食べなかったやつ）。

早めに仕事を切り上げて、脱毛サロンへ。きょう担当してくれた方、物静かでスピーディでとても良かった。

夜、5日ぶりにBさんとデート。
セカンドルームの周りはサラリーマンが多く飲み屋も多いところなので、2拠点生活を始めてからは適当な店を見繕ってふらりと飲みに行くパターンがほとんどだったが、きょうは梅田。
小籠包が食べたくて、ルクアの『鼎泰豊』を予約した。通りすがりでふらっと入る飲み屋もいいけど、前もって予約したお店に、何を食べようかと考えながら向かう愉しさよ。

ビールを飲んでピータンと蒸し鶏ねぎソースと小籠包。ここまでですでに幸せなのに、焼き餃子、棒春巻、肉まん、エビマヨ、と進んで〆にパイクー（排骨）炒飯。家族で鼎泰豊に行ったときには頼まないものばかりで、新鮮に美味しい。特に焼き餃子は、ふつうの中華料理屋さんで食べるものとは全然違っていて、新しい発見だった。

たらふく食べて、2軒目には行かずセカンドルーム近くの銭湯へ。お互いととのって、帰って寝る。健康的である。

水曜日

朝、ゆで卵と栗きんとん。
昼、卵かけごはんと納豆。

夜、Pさんと飲み会。18時半からスタートして、焼鳥屋→立ち飲み→バー、と河岸を変えながら深夜1時過ぎまで。いやはやよく飲んだ…。7時間、ふたり同じペースで同じお酒を飲みながら仕事の話ばかりしていた。このままずっと、たくさんお酒が飲めていろんな話ができる男友達であってほしい。

Bさんが泊まりに来ていたので、なんとか家に帰り着き、隣にもぐり込んで寝る。

木曜日

なんとか起きてBさんを送り出すも、さすがに午前中ほとんど仕事にならなかった。Pさんと飲むときはドーピング（ヘパリーゼなど）したほうが良いな。

昼近くになってようやく回復。
セブンで冷凍パスタを買ってきて、チンして食べる。カプリチョーザ監修の「トマトとニンニクのパスタ」、美味しかった。
デザートに、セブンのかぼちゃプリン。今年も出会えて嬉しい…！私の好きなかぼちゃスイーツベスト3かも（あと2つは、ドトールのかぼちゃタルト、シティベーカリーのパンプキンパイ）。

夜、王将へ。
生ビール、餃子とかに玉と回鍋肉と炒飯をすべてジャストサイズで。鼎泰豊も最高だけど、ひとり王将でしか得られない栄養がある。

帰宅して、セカンドルームに置いていた安い赤ワインを飲んで寝る。もう少し良いロゼもあるんだけど、これはちゃんとしたコルクのやつで、本宅からソムリエナイフを持ってくるのを忘れてしまったので次回にお預け。

金曜日

有休。
大阪で過ごす平日のお休み、何しようかなぁとワクワク考えていたわりに、10時過ぎまで部屋で寝転がってしまった。

朝昼兼用のごはんを食べるべく、中崎町へ。
週末に通りかかったらとんでもなく行列になっていたおにぎり屋さんに行ってみる。
11時過ぎに着いたところ、ほぼ待ち時間なしで入れた。ラッキー！

とにかく並んでる、という予備知識しか持たずに行ったが、ここの特徴は（おにぎりそのものの美味しさも勿論あるだろうが）具材が豊富で、しかも2種類を同時盛りにできる、ということのようである。

人気の組み合わせベスト10も掲示されており、素直にそれを見て1位の「筋子＋さけ」と3位の「卵黄醤油漬け＋ねぎとろ」をオーダー。なんか既視感あると思ったらあれだ、盛岡の福田パンに似ている。組み合わせが無数にありすぎて、結局人気のやつに落ち着く感じ。

来たおにぎりがこちら。

ふんわりと握られたお米の甘さ、海苔の香り、具のボリューム感。結構お値段するけど、これは人気が出るのも分かる。テイクアウトもできるので、また来てしまうだろうなぁと思った。お店の方の雰囲気も、元気でホスピタリティ満々という感じですごく良かった。

腹ごなしに近くでコーヒーを飲んでから、ネイル。

天満でちょろっと買い物をする。金曜とはいえ平日なのに、天満で昼から飲んでいる人の多いこと多いこと。最近、週末の天満は若者が集ってちょっと雰囲気変わってきてしまったので、平日昼のほうが天満本来の「愛すべきダメさ」を感じられる気がする。

梅田に移動してさらに用事を済ませたら、さすがに歩き疲れて座りたくなってきた。
カフェにするか早めの晩酌にするか悩みながら歩いていたら、ホワイティ（地下街）の『さしす』に行き当たる。
昼の『おにぎり ごりちゃん』に続き、ここも普段激混みで入れないお店だが、見るとどうやら待ちがなさそうである。平日ってすばらしい…！

カウンターに陣取り、まずはビールとうざく。

メニューを眺めていたら矢も盾もたまらず、日本酒に切り替えた。一緒にあん肝ポン酢も頼む。

お寿司屋さんなので、お寿司も注文。
かなりのシャリこまなので、いくつでも食べられそう。大阪で人気の格安寿司はネタが大きいだけで全然美味しくないことも多いが、ここはちゃんと美味しかった。

日本酒を2種類頼んだのでお会計が3000円をちょっと超えたけれど、ビールが390円、角ハイボールに至っては290円なので、そのあたりのドリンクを頼めばもっともっと安かったと思う。こりゃ行列になるわ…。大阪の飲食店すごい。

0時過ぎ、接待終わりのBさんが来る。どれだけ酔っていても、1日スーツを着ていたBさんには絶対にシャワーを浴びてもらわないといけないのでしばし攻防がある。無事に全身きれいになったBさんとくっついて寝た。

土曜日

大阪最終日。
週末恒例の通院に帰るBさんを送り出し、寝具をコインランドリーに持って行ったり、荷造りをしたりする。

昼、戻ってきたBさんと合流して、立ち食い寿司のお店へ。
きのうの「さしす」ほどの鬼コスパではないけど、めちゃくちゃ美味しかった！「さしす」ほど混んでないし、セカンドルームからも近いし、再訪確定。 いや、ほんとに大阪の飲食店すごい。（2回目）

ドトールでコーヒーを飲みながら、とりとめなく喋る。久しぶりに旅行したい、でも土日は高いから平日有休を取ろうと提案したら、「有休取れるのは2月やな」と言われた。ということは少なくとも2月までBさんとの関係が維持されるのか、と、ホッとするような疑わしいような気持ちになる。

火曜日にも行ったスーパー銭湯へまた行き、駅まで送ってもらった。

駅でビールを買って、帰路につく。
車中で読んだ内田洋子『ボローニャの吐息』に出てくる「素パスタ」があまりにも印象的で、本宅に帰ったとたんペンネをゆで、オリーブオイルと粉チーズと黒胡椒を山ほどかけて白ワインと一緒に食べた。めちゃくちゃ美味しい。もう、家で食べるパスタはこれとペペロンチーノだけで良いかもしれない。

日曜日

目が覚めた瞬間、ものすごく熟睡した感覚があった。セカンドルームは線路沿いにあって電車の音がよく聞こえる。だから家賃が安いし、朝も電車の音で半ば強制的に起きられるのでいいのだが、知らず眠りは浅くなっていたらしい。

昼、クライアントの方に案内いただいて、山奥の川沿いのお店へ鮎を食べに行く。
いままでの人生で食べた鮎の塩焼きの中で、まちがいなく、ダントツで美味しかった…！鮎以外に何もないけれど、鮎のためだけに来てもいい場所。

ほんの10日ほど離れていただけなのに、山のほうは秋どころか冬の空気を漂わせていた。良いお天気の日でよかった。

夜、きのうの「素パスタ」をまた食べたかったが、きょうはペペロンチーノのスパゲティにする。自分でつくるパスタは簡素だけど、味も量もゆで加減も自分で決められて気楽でいい。作り置きとかができなくて、一回で全部食べ切るシステムなのも、なんだか私には合っている。