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潰れるから着物屋やらないんじゃない?

開店してから少し経つとお店に人が来なくなった
何かしなきゃと焦りつつも、ブログだけは書き続けた

当時は、インスタもYouTubeもメジャーじゃなくて、何をしていいかわからない状態だったので、もしかしたらブログがいいのかもと、、、

人を集めるための策がほぼなしでやっていたのだから、怖いもの知らず過ぎます 当時の僕

いくら人通りがよくたって、着物屋がここにあるんだよ~ って人に知られないと誰も来ないよね  

そもそも、着物屋なんだから。。。

そもそもって言われるとイラっとくるけど、「そもそも」って使いたくなってくるのはなんでしょ

今までの話の流れをすべてひっくり返して、違う視点からその他の人を納得させられること言えるんだぜ俺! みたいな言葉             完全にマウントをとる言葉「そもそも」

この「そもそも」をイントネーションなしで言われるとイラッとくる

「そ」を強調して「も」を下げるよに言うとちょっとかわいらしい感じになるので、どうしても使いたい方はそれをおすすめしたい 「ふむふむ」みたいなイントネーションで

着物屋はあまり需要がないので路面店で、人通りが多くたって人は来ないんだ  それをリンゴ飴と肉屋で勘違いしていた(前回を読んでね)

でも世の中からは「着物の小売店」は減っていたのは事実  どんどん閉店して、この時代に開店するやつなんて皆無だったのだから、チャンスかもね と思ってしまったのが大間違い

珍しいから売れる というのは、お門違い 
自信満々なのは勘違い  (韻ふんでみた)

最近では、空中浮遊するバイク、こおろぎを粉末化して食べるという会社がつぶれてしまった

いくら珍しくても世に受け入れられるものでなければ、難しいんですかね

知識も実力もない僕には、その当時、どうすることもできなかった  頼りだったのは、スターティングメンバーで着付けの講師だった先生

先生は人気者でたくさんの着物好きがファンになっていた

とはいえ、世の中は甘くない  

雪の降る日は人が来ない  雨の日も来ない  先生とぼーっと外を見るだけの日もあった  

打ち合わせっていったって、何も話すことなんかない

仕事してないし、やる事も決まってないのだから、打ち合わせのしようがない  だからブログを書くしかない 

1週間誰も来ない日もあったな  

家賃と人件費と光熱費と誰がどうやって払うの?  バイトする?

いろいろと考える

とにかく人を集めることを考えなきゃ

じゃ、着付け教室じゃない? 

うちが暇なのは

顧客がいないから

 

なら顧客作っちゃお ってことで着付け教室やろ

着られるようになったら、うち流行っちゃうんじゃない?
いいじゃんいいじゃん

僕は限りなく前向きだ そして細かいことをくよくよ考えないんだ

その辺りでは貯金垂れ流し  前職で持株会に入っていたので、その分がすべてなくなりました  

春に着付け教室をスタートするために準備をすすめました
これで起死回生だ 
やるぞやるぞ

着付け教室でがんばるぞ~!!


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