見出し画像

娘はグローバルな環境で成長している、うらやましい・・・

中学生の娘は学校でスパニッシュの授業を受けている。日本で中学生が第二言語として英語を学習するような感じで、スパニッシュの他、数種類の言語があり、そこから1つ選べるようなシステムになっている。
娘は第一言語が日本語、第二言語が英語、第三言語としてスパニッシュを勉強しているという事になる。もうその時点で、英語で苦戦している私から見たらすごいのだが、先日娘と話していて、いや本当にすごいグローバルな環境で生きているんだなと思った事がある。
アメリカは夏休み前に学年が終わり、秋から新学年が始まるので、中学校では現在、学期末のテストが行われている。各科目テストがあるのだが、特にスパニッシュは勉強しないと点数がとれずに単位を落としてしまうので、娘は重点的に勉強をしているのだが、その勉強法に驚いた。スピーキングやリスニングの練習はスパニッシュが話せる友達に練習相手になってもらっているようだ。私はスパニッシュが話せる友達が娘にたくさんいるのは知っていたので、ちょっと考えればわかりそうだ事だが、そういう発想がなくて、すごいグローバルな環境だな!!と感心したという訳だ。
「すごいね!!」と言うと、娘は「え?何が?」「日本語も教えてあげたりしてるしね~」というような感じで、もう日本育ちのおばさんの私と、友達の半分くらいは英語以外の言語も話せるというようなグローバル環境で育っている娘との間には大きなギャップがあったのである。
この環境だからこそ、大変だったり、辛い思いをしたりという事も多々あるんだろうけれど、単純にうらやましいと思ってしまった。この環境で生きていると、自分の視野の狭さに気がつかされることが多々あるし、多様性についての考え方なども論理的、倫理的には理解できても、心の底から理解できないという事も多く、自分に染みついた固定概念のようなものを嫌でも感じざる負えない。現時点で既に娘や息子はもっと広い視野を持っているんだろうなと思う。子供から学ぶ事は本当に多い・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?