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ドラゴンクエストⅢの思い出

父親がそのゲームを買ったんだと思うけど、生まれた頃にはもう家にあった。

たぶん人生ではじめてやったゲーム。
黒くて四角くて重いテレビに、ぼそぼその線でつながれた、既にコントローラーが若干色褪せてきてるスーファミでドラクエⅢを見てた思い出がある。

ドラクエⅢは説明をするまでもない名作だが、改めて説明すると、(スーファミでは)1996年に発売され約380万本売り上げたスクウェア・エニックスの代表作である。

スーファミ版、ドラゴンクエスト25周年記念版、モバイルアプリ版どれもやったがやはり印象深く記憶に残っているのはスーファミ版である。
あるあるオブ・ザ・イヤー第一位だが、当時はセーブデータが頻繁に消えるため、「その度にはいはい、また今日も最初からですか」とアリアハン周辺でレベル上げ作業が始まるのである。

ドラクエⅢはなんといっても音楽が最高である。オープニング、アリアハンから始めて外に一歩踏み出した時のフィールド音楽、ピラミッドのアラビアンな不穏、ジパングの和風音楽、祠の神聖な音楽きりがない!!!!!書いても書いても好きな音楽ばかりなのできりがない。学生の頃には、ドラクエⅢのアルバムを借りてウォークマンで聞きながら旅行をしたり。数年前には毎年年末に行われるドラクエⅢオーケストラコンサートにも参加した。

画像:上記のツイートは東京国際フォーラムにドラクエのオーケストラを聞きに行った時のもの。

ドラクエは日常にも影響している。

家にぬいぐるみはあまり置かない質なのだけど(実用的ではないという理由から)、3つ家にぬいぐるみがある。全部かわいくて気に入ってるけどそのうちのひとつがドラクエに出てくるマリンスライムである。人からいただいたものだけれど、とっても好きなのでずっと飾っている。


ドラクエで一番好きなシーンはオーブのシーン。船を使えるようになってから勇者たちは6つのオーブを探しにいく(書いてて思ったけどドラゴンボールってもしかしてこれのオマージュなのかな)。6つのオーブを集めた後、献花台みたいなところにオーブを添えてぼっぼっぼっと6色が灯るシーンがあるんだけどそのシーンがいっっっっちばん好き
どのゲームのどのシーンよりも最高に綺麗できらきらで幻想的であの2Dだからこその良さもある………

しかも!!!オーブの配置は自分で決めれるところもたまらない。どの色のオーブをどこに置くかなんて一生考えてられる

そこからラーミア(鳥)に乗ってはじめて世界を空中散歩して、山々で囲まれて今まで行けなかった(ずっと気になってた)場所に降り立つことができるときのわくわく感ったら、もう


なんやかんや一番好きなゲームはドラクエⅢなのかもしれない。(もしくはハム太郎3)



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