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システマ ストライク 構造的に…

今回のストライクは、人体の構造から考えるがテーマ
いつもは、感覚を重視しながらやるけれど、今回は少し解剖学的視点からみてストライクを練習するの巻です!


今回のポイントは、前腕から拳をまっすぐにすること!!
北川さん曰く、「前腕をまっすぐにすること」を教えることが一番難しいかもしれないと言ってました。もちろん、学ぶ側も難しいけど…私はわからないですが、空手などは橈骨側の拳を当てるようですね。(親指から中指くらいのあいだかな?)これは腕を伸ばし切った場所で当てるからこの方が威力が増すそうです。
ただし、相手の力(反力)が自分に跳ね返りやすく、その力が自分の肘や首まで返ってきてしまい負傷することもあるようで…

そこで、今回は尺骨側の拳を当てるストライクを練習しました。(システマではいつも尺骨側なのかな?)
最初に、仰向けで寝てペアの人に前腕がまっすぐなるよう押してもらう。軸がそろうというのか、骨が整列するというのか…
言葉にすると色々あるのかもしれませんが、手首が曲がらないことが重要。
そしてやってもらう側は何もしないことが大切。

次に、壁立てふせ(プッシュアップを壁に向かって立位でする)をしながら、壁を押した反力が肘から抜ける感じ?肘のストレッチ?みたいな。
深くすると小胸筋?のストレッチにもなりそうで、力でなく壁からの反力を感じながら、肘のストレッチをするという練習です。

最後に前腕から拳をまっすぐにしながら、ストライクを実際に行っていきます。10年くらい前にブラットが言っていたそうですが、拳をスライムみたいに、ウエットに(乾いてなく湿っている感じ)ストライクをすると重くなるということで、実際やってみることに。
拳を上に持ち上げるまでもウエットにするのを注意しながら、ストライクすると、まぁ小柄な女性がすごい威力のストライクをしてました。
力技では出ないねって感じのストライクで、システマっておもしろいなあと思ったクラスでした!



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