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12月の読みがたり・絵本『みるなのくら』

絵本好きな子供から影響を受けて、私も絵本が大好きになりました。

子供への読み聞かせのほか、読書ボランティアで月に一度、本を読んでいます。大勢の前で読むには、準備、練習が必須!と毎回実感しています。時間を見つけて本を選び、ページ送りと朗読の練習をしています。


作者の小澤俊夫さんは、指揮者 小澤征爾さんのお兄さん。そしてお子さんは、

。。。なんと次男はオザケンこと、小澤健二さんなんです!そう、カローラIIに乗って〜♪です。懐かしい。。

本題に戻ると、小澤さんは昔話の研究で著名な方で、グリム童話の後、日本の昔話の研究を始められたそうです。

昔話の効果

昔話ってなんとなく知ってはいるけど、いざ子供に話してみようと思うとできなくて。で、文字だけの昔話の本を借りてきて子供に読んでみたら、思った以上に反応がよくて!なんだかそこから、私がはまってます。現代の絵本ももちろん楽しいですが、昔話は想像力をよりかきたてられる気がします。学術的な意義については、小澤さんのこの本がオススメです。

『みるなのくら』を読んでみたら

ようやく本題。これ12月に読んでください!ってのが一番の感想です。子供の反応は、「なにこの本〜?」から始まる感じなんですが、8-9ページのいわるゆる(起承転結の)あたりで前のめりになります。ダメといわれたら、やってみたい!という子供心をくすぐる展開がやってきます。そして、しばらく絵の美しさを楽しんでいるうちに、とうとう、、、。この辺りで、「あ、開けちゃダメ、、」と声が聞こえました。

読み時間は、約5分

読み手次第で変わりますが、中盤ためにためてゆっくり読んでも、全部で約5分くらいです。途中、一気に文字が少なくなります。絵を楽しむ時間です。10人くらいまでの読みがたりなら、みんなにゆっくり絵を見せてまわるのもいいなぁと思いました。

私が読みがたりをする理由

本を読む子になって欲しい❓勉強の助けになって欲しい❓語彙を増やして欲しい、、、❓
私、何のためにやってるんだろうと自問自答した後に、「ただただ、楽しい時間を過ごして欲しい」という結論に至っています。その意味で、子供がドキドキ、ワクワクしてくれたら、その日の読み語りは大成功。この絵本は、大成功を収めました!

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