先日、ガイナーレ鳥取2024シーズン出陣式がありました。

会場には約350人の方々が集まってくださいました。

これまで皆さんは多くのメディアを通して、1月10日のチーム始動から我々を見てきたと思います。
ただ、僕たち選手は練習見学しにきてくださったファンの方々しか実際には会えていませんでした。

よく、選手はサポーターに対して、「共に戦いましょう」などと言いますが、そのお願いをしている立場として、顔も合わせたことがないのに、その筋は通らないのだと僕は感じます。

だからこそ、シーズン開幕前にこのような式が設けられ、それがこの式の意義の一つだと思います。

今回、壇上に立ち、集まった皆様に直接、挨拶できたことは僕自身にとって本当に良かった出来事でした。
特に新加入選手は、ファンにとっても見ず知らずの選手を応援しろと言われてもなかなか素直には出来ないと思います。そして、選手にとっても目を合わせたことのないファンサポーターのために戦うことも出来ません。
改めて、こうやって応援してくださっていることを実感・体感し、士気が高まります。

加えて、スポンサーの方々と顔を合わせることも同様に大切なことだと思います。
我々の戦闘服にはエンブレムのみ付いているわけではありません。
大切なスポンサー様のおかげで、日々、幸せなサッカー生活を送れているのは間違いありません。
スポンサー様の生の声を聞けたことも本当に有意義でした。当たり前のことだとは思いますが、選手の心に響きました。

さて、タイトルに選んだ言葉ですが、『覚悟の磨き方』という本から引用したものです。

人の心は、目を見ればわかります。

僕自身、ユニフォーム披露選手として、前に立って、よりファンの方々の顔を見る時間がありました。
その時間で、「本当にいろんな目があるな」と強く感じました。

壇上に立つ人によって、目がわかりやすく変わる方もいます。
自分の応援してる選手が話している時間、新加入選手が話している時間、スポンサー様が話している時間、、、

教育実習や指導実践の時など、多くの人の前で話をする時にいつも感じますが、本当に顔が良く見えます。
（でかいから余計見えるのかも笑）

ジロジロしているのはあまり良くありませんが、今シーズン、共に戦う仲間の顔を見ずにはいられません。
一度に、全員の顔を覚えるのは難しいとは思いますが、その積み重ねでたくさんの方々と勝利を喜べることにつながっていると僕は思います。

開幕まで、1週間切りました。

ついに始まります。

シーズン終盤の勝てば昇格で得られる勝ち点3と、開幕の勝ち点3、価値は一緒です。

いつでも勝ち点3には大きな価値があります。

開幕戦から、それをもぎ取る。
そんな強い思いで、開幕を迎えていきます。

改めて、よろしくお願いします！！！

強気でいこーか。櫻庭立樹