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オカメインコってどんな鳥?生態をまとめてみた

文鳥と並び、ペットとして人気のオカメインコ。
「どんな生態をしているの?」
気になる方のために、
オカメインコの性格や特徴をまとめてみました。

オカメインコはオーストラリアからやってきた

オカメインコはどこからやってきたのでしょうか?

オカメインコは、オーストラリア原産の鳥です。
1910年代、明治の終わりに本格的に日本へ入りはじめ、
1950年代から60年代にかけての
鳥の輸入ブームで数が大幅に増えたようです。

体長はおよそ30~33cmほど、
体重、80~180gくらいの小さな鳥です。
身体のおよそ半分が長い尾羽で、
「チークパッチ」と呼ばれる、
ほっぺたの丸いオレンジと美しい冠羽が特徴。

外見がかなり独特で、個性的ですよね。

オカメインコのオスは派手で活発、メスは地味で穏やか

動物によっては
オスとメスで見た目がかなり違う種類もいますよね。
オカメインコも外見で判断がしやすいペットです。

オスは顔の黄色やチークパッチがくっきり濃いのが特徴。
好奇心旺盛な性格で、
遊んだりイタズラしたりと活発です。

一方のメスはチークパッチは薄めで、
グラデーションがかっているのが特徴。
性格は物静かで、神経質な面もあります。
ほかにも鳴き声や動き方で
オスとメスを判別することもできるようです。

オカメインコの鳴き声の意味

文鳥と同じように、
オカメインコも自分の気持ちを声で表現できます。

・「フィーフィー」「ピーピー」
呼び鳴きと呼ばれるこの声は、「こっち来てよ!」のサイン。
この声で呼ばれたら、顔を出してあげると安心してくれます。
オカメインコはもともと集団で暮らす動物なので、
一人が苦手なのです。

・「ピー」 (小さく高い鳴き声)
これは、「お腹が空いた」「僕はここだよ」
という意味合いがあります。

・「ピロロ」「ピヒョ」
愛情表現です、さえずるような、ゴキゲンな声で鳴きます。
ちょこちょこ近づいて甘えてくることも。
求愛する時も、こんな声を出すようです。

・「ギャーギャー」
警告や悲鳴のニュアンスがあります。
この声で鳴いていたら気にしてあげましょう。

・「ギャッギャッギャッ」という大きな声
怒っていたり、不快な時に出す声です。
飼い主に向けられていると思ったら、
しばらくそっとしておいてあげるのがベター。

・ご機嫌な時は歌う
オカメインコは、
身の回りの音楽を覚えて歌うこともできます。
人間の鼻歌のように、上機嫌の時に口ずさむようですよ。
家の中が賑やかになりそうですね。

賢く優しいが、オカメパニックに注意

オカメインコは、寿命が15~20年以上と長生きする鳥です。
性格は賢く優しいので、
飼い主にとって、癒しの存在になってくれるでしょう。

一方で「オカメパニック」の習性には注意が必要。
オカメインコは、びっくりしたり危険を感じたりすると、
あちこちを飛び回って暴れる習性があります。

大きなストレスがかかりますし、
オカメパニックの際には大声で鳴くため、
騒音トラブルになってしまう可能性も。

オカメインコの生態に注意して、
寄り添ってあげたいものですね。

【まとめ】
今回はオカメインコの生態をまとめてみました。
注意深くケアすれば、初心者でも飼いやすいペットと言えます。
飼育を始める際などに、ぜひ参考にしてください。


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