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文鳥の起源 文鳥はどこから来た?

文鳥が好きな方にとって、
・文鳥の起源はなんだろう
・文鳥はどこから来たんだろう
・文鳥の名前の由来はなんだろう
と気になったことはありませんか。

今回は、そんな方向けに文鳥の起源について解説します。
意外と歴史があり、ちゃんとした名前の由来もあります。

文鳥が既に好きな方でも、さらに好きになるかもしれませんので
ぜひ最後まで読んでみて下さい。

文鳥の起源

文鳥は、東南アジアのインドネシアの
ジャワ島や、マレーシア、タイのマレー半島が原産と言われてます。

日本へは江戸時代の初期に中国を経由して
日本に輸入されたと考えられてます。

文鳥には数多くの品種がありますが、
原種に近いとされているのは「並文鳥(ナミブンチョウ)」
または「ノーマル文鳥」と呼ばれる品種です。
黒い頭に白い頬が特徴で、身体の模様も綺麗ですね。

文鳥の名前の由来

文鳥の名前の由来は、1697年(元禄10年)に刊行された
本草学者「人見必大(ひとみひつだい)」の
書籍「本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)」に記されてます。

「以形麗号文鳥(形の麗しきをもって文鳥と号す)」と書かれており
「姿が美しいので文鳥と呼ぶ」という意味です。

文鳥の「文」には「綾」と同じ意味があります。
つまり文鳥という名前は「模様、色合いが美しいという鳥」とされており
外見の美しさが由来となってます。

文鳥のまち・愛知県弥富市の歴史

愛知県弥富市は「文鳥のまち」として知られてます。

弥富市はゆかりの深い生き物として文鳥を紹介しており
それは文鳥飼育が盛んだったためとされてます。

江戸時代の終わりに弥富の又八地区に嫁入りしてきた八重という女性が
名古屋の武家屋敷から桜文鳥をもらってきたのがきっかけで
弥富では農家の副業として文鳥飼育が続けられてきました。

文鳥飼育は戦後さらに盛んになり、昭和50年代には最盛期を迎えました。
当時の弥富文鳥組合員の戸数は200戸以上、全国シェア8割を担ったと言われてます。
※愛知県弥富市のホームページより引用

弥富市の歴史民俗資料館では、文鳥農家の仕事の様子や
昔の飼育道具などを見学できます。

2018年からは白文鳥の「ぶんちゃん」が飼育されており
館内で触れ合えます。

まとめ

今回は文鳥の起源についてまとめました。
・文鳥は、江戸時代に東南アジアから
 中国を経由して日本へ輸入されてきた。
・文鳥の名前の由来は「模様、色合いが美しいという鳥」
・愛知県弥富市は「文鳥のまち」として知られている。

いかがだったでしょうか。
文鳥は江戸時代から日本に居て
意外と歴史ある鳥なんだなと思いませんでしたか?

また、出かけられる機会があれば
ぜひ愛知県弥富市にも足を運んでみてはいかがでしょうか。


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