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「信用度の限界値」テスト (バシャール)

みなさんに、少し秘密を漏らしましょう。

みなさんの物理次元、肉体次元において、
みなさんが本当に起こしたいと望むことは、
どんなシナリオを使っても、その主な部分が
実現するのに5日から3ヶ月以上かかる必要
はありません。

みなさんが想像し得るどんなシナリオでも、
実現するのにそれ以上は必要ないのです。

どのペースで実現させるかは、みなさん次第です。

もうひとつ、非常にパワフルなテクニックを
分かち合いたいと思います。

これは「信用度の限界値」と私が呼んでいるもので、
みなさんの疑いの要素をテストするものです。

とてもシンプルで、とてもパワフルな方法です。
必要なのは自分自身に対する100%の正直さです。

こんなふうに始めます。

やりたいことをやっている自分のイメージを見てください。
そして次のことを質問します。

「自分は、今見ている現実を、まったく疑いもなく、
どんな小さな躊躇もなく、20年あれば問題なく達成
できると信じているか?」

ほとんどの場合、20年なら、
「20年の間には、自分はこれをやっていることに、
まったく問題はない。20年いないには絶対できる」
という答が返ってきます。

そして、だんだん時間を縮めてください。

「10年ではどうだろう?自分が今見ている現実を
10年で完全に実現化できるだろうか?」

「この10年でできると信じるのも、まったく問題ない」

「9年、問題ない」

「8年、これもいい」

「5年、これも問題ない」

「3年・・・うーん、ちょっと無理かな?」

最初に躊躇が入ったところが、今現在のみなさんが
もっている観念のシステムを用いたときに、
実現化にかかる年数です。

それをもう少し早く実現化したければ、
次のようなことができます。

そんなに長い時間が必要だと思い込むためには、
どんな観念がなければならないのかを見ます。

瞑想状態の中でどんな観念が必要なのかを見つけて、
そしてその観念の再定義づけをします。

これには視覚的、そして感情的なプロセスを
用いるといいでしょう。

たとえば、なにかをやるときに長くかかりすぎる原因と
なっている観念を見つけたとします。

その観念が断崖の側壁に彫られているか、
あるいは大きな本にとても大きな字で
書かれているのを見ます。

崖にそれが彫られていても、
鉄板にノミで彫られていても、
または本に書かれているにせよ、
それを変えるものを見つけます。

たとえば、ダイナマイトとか鉄板を溶かす炎とか。

本の中に書かれたものなら、ページを破って、
細かく引き裂いて、足で踏みつけるのもいいですね。

自分の意識の中から出してしまうために、
なんでもやってください。

そして、手をパッ、パッと払って、
新しいページを探してください。

または、新しい崖を探してください。

それから好きな道具を使って、そこに大きく大胆に、
自分の新しい観念をみなに見えるように書きます。

終わったら、本を閉じ、崖から歩き去ります。

新しい観念の定義づけができました。

再び、先程のテストをやります。

「10年、これは全然問題なかった」

「5年で本当になりたい自分になる。これも問題ない」

「3年。新しい観念があれば、これも充分な時間だ」

「2年、1年。1年で完全に自分はできる。疑いない」

「1年あればできるのは、完全に明確だ。
もしかすると6ヶ月でも・・・。うーん、
ちょっとまだ無理かな」

新しい抵抗の要素が見つかった時点で、また、
先程の方法に戻って好きなだけ繰り返します。

すべてが、みなさんの手中にあります。


《🌸ちょっとだけコメント🌸》

これは『BASHAR ⑥』に収録されている瞑想のひとつです。

驚くべきことに、バシャールは、私たちの物理次元において、私たちが本当に起こしたいと望むことは、その主な部分が実現するのに5日から3ヶ月以上必要ないいと言っています。

私たちは何かを実現するために「現実的な」計画を立てますが、その方法は人生に起こりうる想像を超えた出来事を勘定に入れていないということです。

そうした出来事の生起を妨げているのは、私たちの観念です。

このテストを繰り返していくことで、3ヶ月以内には実現可能であると確信することができれば、本来の宇宙の流れに沿った観念の再構築に成功したと言えるでしょう。


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