まちがいやすい日本語の文章〜その1〜
こんにちは(^^)
日本語初心者の方に日本語を教えています。
さくらです🌸
私はここ半年くらい、日本語を学んでいる中国人の方と言語交換をしていました。
その際、よく彼らの作文を添削をしていたのですが、誰か1人が間違えている文章って、
「他の方も同じ間違いをしているパターンが多い」
ということに、段々と気づくようになりました。
そこで、このnoteでは、他の生徒さんが間違った日本語の文章を
「間違いやすい日本語」
として、
みなさんにシェアしようと思います。
あなたの日本語学習の参考になれば嬉しいです(^^)
このnoteを読んだ後は、ぜひ一度、自分が書いた文章を見直してみてくださいね!
では本題に入ります。
【例文1】
朝ご飯は餅を食べました。
どこが間違っているか、あなたは分かりましたか?
これは、
朝ご飯「は」餅を食べました。
の部分が間違っています。
正しくは、
・朝ご飯に餅を食べました。
・朝ご飯には餅を食べました。
・私は朝ご飯に餅を食べました。
となります。
「食べる」のは私(=人)なので、「朝ご飯」は主語になれません。
ただ、実際のところ、日本人も
「朝ご飯は〇〇を食べました。」
って言う人はいるんですよね〜。
なので、
文法的には正しくないけれど、会話の中ではそんなに違和感はない。
と捉えてもらってもいいと思います。
【例文2】
朝、起きると、もう八時に見ました。
どこが間違っているのでしょうか?
これは、
朝、起きると、もう八時「に見ました」。
の部分が誤りです。
(八時という時計の時刻が見えた情景はよく分かりますが…。惜しい!)
正しくは、
・朝、起きると、もう八時でした。
・朝、起きると、八時という時刻が見えました。
・朝、起きると、時計の針が八時を指していました。
・朝、起きると、もう八時に見えました。(実は八時じゃなかったパターン)
となります。
〜まとめ〜
これらの文章に共通しているのは、「主語」を省略した結果、その後の文章がどう続くのが正しいのか分からなくなっている点だと思います。
確かに、会話の際、主語を省略することが多いのは日本語の特徴です。
しかし、日本語を学び始めたばかりの人は、まずはなるべく主語をきちんと書くようにした方が作文が上手くなると思いますよ♪
ということで、今回は、「間違いやすい日本語」についてお話ししました。
また次のnoteでお会いできると嬉しいです!
さくらより🌸
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