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かけがえのない、ひとりの、人。

試合前の心臓の鼓動

壊れそうなくらい激しくなる音

息が出来ない
目を逸らせない
手も足も震える

あの感覚


一緒に生きて来た
あの瞬間たちを
羽生くんと共に

羽生くんの全てを知ってるかどうかとか、
関係ない
あの瞬間たちを共に生きて来たのだから

喜びも悲しみも、一緒に
まるで自分のことの様に


羽生結弦は、羽生結弦なんだ

他の誰でもない


職業羽生結弦って、
唯一無二の存在ってことを表す言葉として
使われてるのだと、私は理解してた

『私』の羽生結弦と、
『公』の羽生結弦とを分類するような、
そんな意味にいつからなったんだろう?


過去、羽生くんの話した言葉の中で
ずっと心に留まっているものがある

P&Gのトークショー
外食しないという話の中で、その理由として
「羽生結弦として居なくちゃいけないから」
そんなことを、羽生くんは話していたけど、


羽生結弦、って、何。。?

羽生くんは、羽生結弦じゃないの。。?って

聴いた時、素朴な疑問を持った

羽生くんは、何を気にされているのだろう?
羽生結弦って、何なのだろう、、?


プロになってから
「羽生結弦として」という言葉を聞くたびに

どこか寂しいような気持ちなるのは、
私だけだろうか

あの試合の時の震え、歓喜、緊張、、
あの瞬間、確かに共に生きていた

あれは、羽生結弦そのものではないのかな

ずっと見て来た羽生くんは
羽生結弦じゃ、ないのかな

「羽生結弦として」と話す、
そのカッコ付きの羽生結弦は、
普段を生きる羽生くんとは別の存在なの?

羽生くんが話す、羽生結弦って何だろう?


ファンが見てる羽生結弦って、
羽生くんが羽生結弦と表現している、
その羽生結弦なんだろうか?

羽生くんが羽生結弦と語るものに持つイメージを
羽生くんだと思ってるわけじゃ、
ない気がするんだ。。。

もっと、大きな視点から見てる気がするんだ

そうやって羽生結弦を語る、その羽生くんを
そのまんま見てる気がするんだ

分けたりせず

ただ、そのままを包み込む様に


羽生結弦は、ただひとり

概念でも、象徴でもない



今を生きる、ただひとりの存在


かけがえのない、ひとりの、人




私は、そう思うんだ




過去ペタリ


いろんな気持ちが心の中を、通り過ぎてゆく

書き留められるもの
書き表せず消えてゆくもの
書いても書ききれないもの
書くと別のものに感じてしまうもの

羽生くんも、言葉を綴る時、そうなのだろうか


羽生くんは、スケートという
言葉ではない伝達手段を持っている

言葉では伝えることのできない言外の想いを
表すことの出来る表現方法を手にしていても
言葉を表現方法として選択するのは、

言葉でしか伝えられないものが
羽生くんの中にあるから、なのかな

羽生くんにとって、
言葉って何だろう

スケートと、言葉
それらは
羽生くんの中で、どんな違いがあるんだろう

いつかそんな話も、聴いてみたいな




読んでくれてありがとう

おやすみなさい☆彡

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