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【学び】ブーケセッション「忘れられない男を手放すブーケ」

カウンセラーの先輩、咲凛(えみり)さとさんのブーケセッション「忘れられない男を手放すブーケ」を受けてきました。

私は常に家にお花を飾るようにしています。お花が好きというのともありますが、裏の目的は「女性性解放」と「精神安定剤」です。

女性性を刺激するためにお花は鉄板ですが、それだけではなく、お花には心を癒す不思議な力があると思っています。すごく落ち込んでいて元気がない日でも、お花屋さんで花を選ぶと帰り道は不思議と心がすっきり落ち着いています。花の持つ生命力なのかなーと思っています。

お花だけではなく、私はさとさんも大好きです。ペニンシュラ東京でのブーケセッションを行う大活躍の先輩。神楽坂で行っているブーケセッションの次のテーマは「愛欲まみれの女神誕生とヤヌス」、アーティスティックな感性が爆発してます。私には逆立ちしても思いつかない…。

だけど、実際にお会いすると、とってもおキレイで優しくて気遣いのかたまりのような方。楚々としている、でもその一方、独特のユーモアのセンスがあったり(褒めてます)、自分をさらけだす勇気がある人。いろんな面がありすぎて目が離せない。魅力的な先輩です。

なので念願のブーケセッションでした♡

I think さとさん is more 麗しい than 花

ただのブーケレッスンと一線を画すのは、冒頭のこの部分。カウンセラーであるさとさんから男性性・女性性の説明、ブーケを束ねることがなぜ女性性の解放になるのかという心理学的レクチャーを受けます。


さとさんが選んでくださった花材は、自分では選ばないようなものも多くて楽しい。普通は捨てるのでは?と思う枯れかけたグリーンも、さとさんが「この枯れ感が本当に素敵」というと、そう見えてくる不思議。

今回のテーマは「忘れられない男を手放すブーケ」です。私は黄色いカラー(下の写真の一番右のお花です)を、手放した後の自分のイメージに決めました。さとさんはこのカラーが私っぽい!とおっしゃってくれましたが、私はさとさんっぽいなぁと思っていました笑。

長持ちする美しいブーケのための下準備も完璧に教えていただきました


失礼を承知で書きますが「花好きのカウンセラーがやっているなんちゃってブーケ」ではないのを証明するのが、さとさんの花への知識と愛です。

私が常々感じていた花のお手入れへの疑問に、全て完璧に答えてくださいました。お手入れの方法、スパイラルという束ね方、全て「なぜそうするのか」という理由も一緒に教えていただきました。感動♡

そして花への愛。とにかくずっと、「きれい」「素敵」と言っている。花を見て、私が束ねているところを見て、束ね終わったブーケを見て。ずっと言ってるさとさん。愛があふれていました。


私はお花は好きですが、ブーケを束ねるのは初めて。上手にできるだろうか…と心配だったのですが、どう束ねても好きなようにすればいいんだと教えていただきました。自由でいいんですよね。

そうやって集中してブーケを束ねた後は、「手放したい男」のことなんて正直みじんも浮かばなかった。どーでもいいや、って思いました笑。

手放したい物があるとき、そちらばかりに意識を向けていると逆に手放せないということがあります。そんな時は、ライフワーク・自分が夢中になれることに全集中していくと、気づけば手放せている、という方法があります。ブーケセッションはまさにそれだと思いました。


完成した私のブーケは「派手」「華やか」。
同じ花材でも束ねる人によって印象が全く違うんだそうです。だから、これが私なんですよね。これを隠さず「華やかな自分」を思いっきり出す、が私の方向性なんだなと思います。(自分のこんなこと、恥ずかしくて言いたくないんだけどカウンセラーとしてクライアントさまにはやれって言ってるし、だから歯をぎりぎり言わせながらあえて言います!私は華やか!解放!)

さとさんが、私よりも私のブーケの写真を撮りまくっている姿を見て、「うちの子の七五三の衣装をよその人がめちゃくちゃ褒めてくれているイメージ」がずっと頭に浮かんでいました。嬉しいけどなんか恥ずかしいみたいな気持ちです笑。

本当にピュアに真摯に、心理学とお花を愛しているさとさんの姿にも癒されてしまうこと間違いなしなのがブーケセッションです。


実はこのブーケセッションを受けた頃、私はかなり忙しくて毎日とても疲れていました。毎朝起きた瞬間から体が重かった時期です。でも、ブーケセッションを受けた翌朝は、心が愛にあふれていて、体が軽くてびっくりしました。

過去にこれとまったく同じ感覚を感じたことがあります。それは、ピラティスのパーソナルレッスンを受けながらトレーナーさんに自分の悩みを相談した翌日でした。なので、この感覚は「カウンセリング」と「五感を使う作業」を一緒に行った時に感じる特別な解放感なのかもしれません。


そして、長い間枯れていくさまを楽しんでいたブーケですが、最後まで鮮やかにみずみずしく残っていた花は、私が手放した後の自分のイメージとして選んだ黄色いカラーでした。さとさんはここまで計算していたのかな?だったらすごい!

ワオ、ソーボリュウミィ

最後に蛇足ですが…私はハナノヒというお花の定額制サービスを利用していて、1回6,600円分のお花を選びます。今回持ち帰ったのは、いつもお花屋さんで選んでいるものの3倍くらいの大きさの存在感のあるブーケでした。

原価率たかそー!!と余計なことを考えてしまう私でした。そういう意味でもおすすめのブーケセッションでした♡

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