憧れの職業といえば、お菓子屋さん。
子どもの頃からお菓子のレシピを見ては想像を膨らませ、大好きなお菓子をたくさん作ることに憧れていました。

高校生の頃、進学先を考える頃になってもお菓子屋さんの夢はこころに残っていましたが、親のアドバイスもあって現在の職に至ります。

以降、お菓子を作ることは、趣味のひとつとして暮らしに溶け込みました。
スコーンやクッキーなど素朴なもので、どこか家庭的な雰囲気がするお菓子が好みです。

一方で頭の中にはいつも、キラキラとした鮮やかな、あるいは可愛らしく実物ではあり得ないような、もしくは本物を追求したプロ志向の…様々なお菓子のイメージが浮かんできます。

この、頭の中にあるお菓子を、実物として生み出す趣味が「スイーツデコ」です。

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スイーツデコとは20年ほど前、旅先の商店街で偶然出会いました。スイーツデコの手作り小物を商うショップを見つけ、大変感動したのが始まりです。
数年後に同じ街を訪ね、ショップ店主にお願いして手ほどきを受けました。
一回きりの教室でしたが、粘土のマカロンとアイス、ブルーベリーの作り方を習い、その楽しさに一層惹かれました。
以降、趣味としてスイーツデコを楽しんでいます。

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時々、まとめて作成しては友人に贈ってきましたが、何度も押しつけるのも気が引けます。
今は、リクエストがあれば作る程度で、しばらくデコから離れていました。
先日、スイーツデコを施したメモクリップが職場の方の目に留まり、久々にリクエストをいただきました。

とりあえず、今まで作ったパーツからアイデアを捻り出してみよう…。

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お菓子屋さんを開くなら、店名は「kofuku（こふく）」がいいなぁなんて、頭の中にはいつも幸せな想像が広がります。

※胡福：限りない幸せの意

どうかこのお菓子が小さな癒しになって、目にする人が幸せな気持ちになれますように。