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サンジェルマン・デプレ教会はパリ最古の教会

サンジェルマン・デプレは、セーヌ川から南北に走るボナパルト通り(Rue Bonaparte)と、モンパルナス駅まで南北に続くレンヌ通り(Rue de Rennes)が交差する場所にあります。

その交差点にあるのが、サンジェルマン・デプレ教会で、パリで現存する最古の教会です。

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パリ最古のロマネスク様式の建築の教会だけあり、とっても厳かな雰囲気があります。

サンジェルマン・デプレは、カルチェラタンからも近く、シアンスポ、エコール・デ・ボザールなどのグランゼコール等の教育機関も近くにあります。

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この教会の前には、文化人が集まっていたカフェも数か所あります。

サンジェルマン・デプレ地区はパリの知的・文化活動の中心地となり、哲学者、映画監督、音楽家などの文化人が集っていました。

中でも、哲学者のサルトル、ボーヴォワールや、映画監督のゴダール、トリュフォー、詩人のプレヴェールなどがいました。

この地を愛したたジュリエット・グレコは、去年他界しました。93歳でした。

10月5日告別式が執り行われたのも、このサンジェルマンデプレ教会だったのです。

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中の様子です。

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告別式がこのサンジェルマン・デプレ教会で行われたたのは、グレコさんがサルトルなどのインテリ層と出会い、歌手になることを薦められ、デビューをする決意をすることとなったようです。

その後もサンジェルマン・デプレを愛して、いきつけのカフェには足を運んでいたようです。


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