PUFFY（パフィー）は、1996年に奥田民生さんのプロデュースで、「アジアの純真」でデビューした大貫亜美さん（1973年9月18日生まれ）と吉村由美（1975年1月30日生まれ）さんのデュオです。

PUFFYは、2009年に10枚目のアルバム「Bring it!」をリリースしましたが、このアルバムには、フジファブリックの志村正彦さんが提供した2曲、本日ご紹介する「Bye Bye」と「DOKI DOKI」が収録されていました。「DOKI DOKI」の方は、椎名林檎さんが提供した「日和姫」とカップリングでシングルとしてもリリースされました。

志村正彦さん（1980年7月10日生まれ）も奥田民生チルドレンの一人であり、PUFFYのお二人は先輩筋に当たるのですが、この2曲は後輩が先輩に提供した2曲ということになります。レコーディングにも、志村正彦さんほかフジファブリックのメンバーも参加しましたが、志村さんとPUFFYのお二人の間で、「（大意）もっと処女みたく歌ってください！」「コラ！」という会話が交わされたそうで、なんともほのぼのした気分にさせられます。

歌詞については、女性が歌っても男性が歌ってもよいように、2人称は「君」になっています。

この曲は、志村さんの生前にリリースされた「CHRONICLE」（2009）には収録されませんでしたが、亡くなった後にリリースされた「MUSIC」（2010）に収録されました。

また、フジファブリックが再起を図った「フジフジ富士Q」では、残されたフジファブリックのメンバーの演奏で、PUFFYのお二人がこの曲を歌いました。

この曲は、矢野顕子さんもカバーしました。

(by R)