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力を抜くこと

こんにちは。
今日ヴァイオリン3時間練習してきました。

内容は、小野アンナの音階、ヴィヴァルディト短調第1楽章、初めての重音練習、最後に6月の発表会のカルテットで弾くことになったアイネクライネナハトムジークです。



ところで、先日、弦楽器を嗜んでる方なら一度は目にしたことのあるであろう「サラサーテ」という雑誌を、初めて購入してみました。

2023年7月に刊行された、サラサーテ増刊号「ヴァイオリンを始めよう!2023保存版」です。

サラサーテ増刊号
「ヴァイオリンを始めよう!2023保存版」

「サラサーテ」って、バックナンバーが楽器店に置いてあったりしたので、存在は知っていたのですが、弦楽器界隈であんまり話題に上ることってあんまりないと思いませんか?

そんなこともあり、サラサーテを今まで購入したことは一度もなかったのですが、ヴァイオリンを弾く上での大事なポイントがのってるかなと思って、この増刊号を購入してみました。

読んでいて「あ!そうだよな!」と改めて思ったのは右手や左手の脱力のこと。

ヴァイオリンの構え方で重要なのは(略)左手の脱力だ。左肩に力が入っていると、末端である指先にも力が入り、最終的には右手の力みにもつながる。楽器は、肩やあごで強くはさまず、左手にストレスをかけないようにしよう。

「ボウイングの基礎 右手の話と持ち方のこと」/
紫香苗

親指や人差し指の弓と接する部分に力が入りすぎ痛むほどですと、腕の重みが弓に伝わりません。また響きを殺すことにもなります。

「大きな音 良い音で弾く 演奏のコツ」/白井篤

これまで「音が遠くに飛ばない」と悩んでいて、音を飛ばしたい飛ばしたいと思うが故に、ガッチガチに力が入っていたのではないか。

思えば気がつくと弓を持っていた右手は弾いた後疲れてるし、左手は強く弦を押さえてるからか、左手指に指板の黒色が移ってしまっているし、奥歯もぐっと噛み締めていたりする。

サラサーテを読んで、改めて脱力しなきゃって思った今日この頃です。
今日の練習ではそれらを意識していたのですが、はじめはうまいこと脱力できてたのか、「すごい響く!」っていい感じで練習を進めていたのですが、終わりに近づくにつれて力が入っていってるのがわかりました。

そういえば、子どもの頃にやっていたピアノでも、先生に「肩に力が入っているよ!」と肩に手を触れられ、それではじめて肩が上がってるのに気づいたり、ペン字なんかやってても、筆圧高めでめちゃくちゃ力が入ってたり。

何事も一生懸命やろうとして、もしくは過度に緊張したりして力が入る。

普段の生活から力を抜くことを意識したいなと思いました。

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