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RONDO, RONDO, RONDO!!

こんにちは。
今日は桜を散らす雨模様。
ほんとに桜の見頃はあっという間に過ぎ去ってしまいますね。

今日はヴァイオリン3時間練習してきました。
楽器店に弦交換と弓の毛替えをお願いしていたので、楽器を受け取ってからの練習。

今回、楽器店スタッフさんオススメのRONDOに弦を変更したわけだけど、果たして音色はどうだろうか。。おもむろに楽器を取り出し、
ドキドキの瞬間。

テールピースのところ、
ドミナントと同じように各弦の色が違うんだな〜

弾きはじめ、オブリガートに交換したときに感じた違和感(弦の上で左指が滑りにくい、指板からの高さが低く感じるなど)は特になかった。

音色は、Xのフォロワーさんがおっしゃっていたように、透明感があった。クリアな印象。エヴァ・ゴールドのキラキラ感、ゴージャスさとは趣きが異なり、澄んだ音色。それでも響きがとても豊かなので華麗さはある。音鳴りがいい。音質は柔らかめかな。E線の高い音さえやさしい。「見てみて、私よ!私!」みたいな自己主張強めの存在感ではなくて、周りと上手く調和しながら、でも独自の美を放つ。セーラームーンで例えるなら水野亜美みたいな(分かりにくい)。自分の楽器と音の波長が合いそうだ。ドイツの弓とも反発することなく、弓運びは悪くない。

初回から複雑な音色を出してくれて、なかなかいい感じのRONDO。このままいけば1年くらいは張っていたいと思える弦でした。スタッフさんの「オブリガートが合わない」楽器と傾向が似てるのかしら。

そういえば、オブリガートのときに感じた「指板からの高さが低く感じる」というのは、工房の方の見立てだと「張られてる弦のテンションが弱いのではないか?」ということでした(複数の職人の方にも見てもらいましたが、コマが傾いているというようなことは特になかったです)。

RONDOを弾いたときは「指板からの高さが低い」とは感じなかったので、エヴァ・ゴールドと似たようなテンションなのかな。

因みに、毛替えでは今回初めてシベリア産にしてみました。今までずっとモンゴル産のスタンダードなものだったのですが、気持ち滑らか?引っかかりが若干弱い?でも繊細な動きをしてくれるような気がします。

なんだか、RONDOといいシベリア産の毛替えといい、(たまたまだけど)室内楽要素強めの変化になった気がします。コンサートホールの大舞台で主役を張るような雰囲気ではなく、他楽器とのハーモニーを豊かにするような音色。これはこれでありかも。重音を弾いてるときに特に気持ちよかったので、ヴィヴァルディト短調第1楽章の最後の重音、しっかり弾けるようにしたいなぁぁ。

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