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38歳、ワーママのキャリアの本音。

こんにちは!さくら(@SAKURAs_letter)です。

2024年度が慌ただしく始まり、子どもたちの進級の準備や私自身も仕事の所属が少し変わり、バタバタと4月は過ぎていきました。

今日はキャリアについて。
皆さんはこれからの自分自身のキャリアについて、どこまで描けていますか?「〇〇歳までに、管理職になりたい!」「〇〇歳までに会社から独立して、起業したい!」そんなキャリアプランは具体的に描いていますか?

私は恥ずかしながら、全く‥です。周囲の友人と話していても、キャリアについて描ききれている人はそんなに多くはないのではないでしょうか。
育児をしているとその日1日を回すのにいっぱいいっぱいで、3年・5年後の自分なんて考える余裕もない・・そう思っていました。そんな私が先日友人との会話で雷に打たれた衝撃を受けた話から、今後のキャリアについて考えたことを記していきたいと思います。

1)管理職への恐れ

30代半ばを過ぎると、自分の年齢が曖昧になってきますが(私だけかもしれません笑)、今年38歳になりました。子どもたちは小2と年長となり、いよいよ下の娘も未就学児期最後の1年となり、育児も少しずつ楽にはなってきました。

子どもが生まれてから時短勤務という働き方を選択しており、9時から16時勤務を今も続けています。働き方のこれまでの葛藤は過去のnoteをご覧ください。

紆余曲折ありながらも、働きながら子育てをすることに人並みに悩み、苦しみ、たまに自暴自棄になりながらもこれまで新卒から勤務している会社で中途採用の人事として働き続けています。

もう気づけば社会人歴も15年目。周囲の同期はマネージャーや部長といった管理職になっているメンバーも多く、多少心はざわつきながらも、現在はリーダーという名称(管理職ではありません)でチームに従事しています。
私が勤めている会社ではメンバーから昇進するとグループマネージャーという管理職になります。

実はこのリーダーというポジションも、中途採用で携わる領域や担当するポジションが変わりながらも7~8年ほど務めており、採用戦略を考えたり、チームとしての体制を考えたり、メンバーマネジメントをしたり、とやっていることはそこまでマネージャーと変わらないのでは、と最近は思います。

それでも”マネージャー”になる、というのはとても敷居が高いことのように思えて、これまでは「興味がある?」と聞かれても「時短勤務で対応できない時間があることが不安なので、まだ先だと思っています」だったり、「興味はあるけど、自信がないです・・」など濁した回答をして、逃げてきました。

女性が管理職になりたがらない、というのは日本全体で見てもそこかしこに起こっている事象であり、よく見聞きします。最近は女性管理職比率を上げようと、女性管理職任用比率を高めることを謳っている企業もありますね。

もう少し自分に余裕が出たら・・
もっと自分に自信がついたら・・
時期が来たら、もっとなりたいと前向きに思えるかもしれない・・

自分自身を誤魔化しながら、なるべく考えないようにしているうちに年齢は38歳になりました。

2)38歳という年齢のリアル

さて、38歳という年齢だけ見るとどんな印象を持つでしょうか?
ぜひ皆さんも、ご自身の年齢を客観的に考えてみてください。

38歳は仕事において、それぞれの解をこれまでの経験により豊富に持っていて、余裕さえも感じる社会人、を想像します。
会社の在籍社員の平均年齢によって解釈は様々かもしれませんが、一般的に38歳の方が転職市場に出た際、書類上や面接において見られるのはこれまでの経験はもちろん、役職の有無や精神成熟度合などになります。

そうなんです・・38歳ってだいぶ大人ですね。社会人の中でも結構先輩です。そして当たり前ですが、2年経つと40歳。

改めて自分の年齢を考えると、そのリアルに動揺さえもしてしまいます。

根本私は自分に自信がないことに加え、管理職に対して、ものすごく大きな壁を感じていました。思っているほど高い壁ではないのかもしれませんが、育児をしつつ、管理職をすることに恐れを感じていました。

管理職になったら、育児にこれまでのように時間を割けなくなってしまうかもしれないという不安や、平日のタイムスケジュールを変えないといけないかもしれない(裏側には急なトラブル対応に追われるかも知れない)という得体の知れない恐怖を感じていました。

一方で、自分のキャリアに対する不安を少しでも払拭するために、ここ1年ほどは副業でベンチャーの採用代行をお手伝いさせていただき、自分の今の実力値が本業の一歩外に出ると通じるのかどうか、を試す小さなチャレンジはしていました。

それでも何かスッキリせず、漠然とした不安やもやもやは拭えないという気持ちで迎えた38歳。

3)友人に言われた衝撃的な一言

そんな悩みを友人に話したところ、こんな言葉が返ってきました。

もう3年くらい、ずっと同じことを言っていると思う。
もう年齢も38歳。管理職になるなら早くなったほうがいいし、ならないと決めて今の会社では積めない経験がしたいなら、1日でも早く転職活動をして、うつったほうがいいと思う。
管理職は一回なってみて、合わなかったらやめればいいと思う。
なってないうちから迷っても、その悩み自体にそもそも直面するかどうかも分からない。
とにかく、キャリアを築いていきたいなら1日でも早く動いたほうがいいよ。

ぐうの音も出ないとはこのことです。
確かにもう何年も同じことを言っていて、所属は変わってもポジションは変わらないことを嘆いていた‥と反省しました。

友人がアドバイスをしてくれても、「まだ子どもたちに手がかかるから」「もう少し落ち着いたら」と言い訳をして、思考を止めていました。
そもそも育児で落ち着くときはきっとまだまだ来ないですよね(苦笑)

子どもたちには「興味があることにはどんどんチャレンジしてみよう!」と言っているにも関わらず、私はというとチャレンジから目を背けてきました。

4)息をするように出来ることはなんですか?

そんな自分に対する反省に打ちひしがれてたところに、コーチングをしていただいた方からこの見出しの問いをもらいました。

皆さんにとって「息をするように、ストレスなく、何なりとできてしまうことはなんですか?」

きっとここに答えがある!としみじみと考えているうちに確信に変わりました。


私の場合は、”採用”というお仕事でした。

これまで人事といっても採用の業務しか携わったことがなく、人事という幅広い領域の中で、採用業務しかしていないことにコンプレックスさえ抱いていました。(人間はないものねだりですね・・)
逆を返せば、10年同じ業務につきながら、仕事をここまで辞めずに続けることが出来ているのはやはり、この業務が好きだからなのかもしれないと思うようになりました。

そうすると採用という業務を突き詰めたい→1メンバーとして一連の業務は出来るし、求められる成果も出せる→リーダーとしてチームを牽引することも出来る→次はマネージャーとして組織を率いてみるのはどうだろう?と自ずと思うようになりました。

この1ヶ月の短期間の中で何年も悩んでいたモヤが晴れるような感覚に陥りました。マネージャーになるのは手段でしかないですが、キャリアをこれから広げていくために、チャレンジしてみたいなと前向きな気持ちになりました。


GW明けに早速上長との面談があるので、決意表明してみたいと思います。
その結果についてはまた後日記していきたいと思います。

もし今自分自身のキャリアに悩んでいらっしゃる方がいたら、まず自分の年齢を俯瞰的に捉えてみること。そして何か自分にストップをかけているものがある場合は、それは何かを突き詰めてみること。そして、自分が息をするようにできることは何かを考えてみること、をおすすめします。

副業をしてみたら、やりたいことが見つかるかもしれない!と思ってはじめてみましたが、そこには答えはなく、自分の中にしかないのだと改めて感じた1年でした。

子育て期間中は本当に忙しい日々ではありますが、ある程度社会人として経験も積み、エネルギーもまだまだある30代!
ぜひ自分の心の声に正直に、一緒に行動してみませんか。



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