冬のロイくん(我が家の猫)
春は日向、
夏はキッチンのテーブルの下
秋は窓辺のカーテンの下
冬は寝床
と、いつもいつも寝てばかりのロイくんだが、
冬、寒くなってくると、
綿のキルティングの寝袋がお気に入りで、寝やすい様に丸く整えた寝床に丸まり、動かない。
あっ、起きたかな?と思うと
グーンと伸びをして向きを変えてまたごろん。
夏は5時前から起きて、ご飯をせがむのに、
「ご飯はいらないんですか〜?8時ですよ〜。」
と譲って、撫で回しても、
寝床で気持ち良さげだ。
気持ち良さそうに寝ている姿が可愛くて、
そのお腹に顔を埋めてモフモフする。
抜け毛が終わり、
冬毛に変わり始めているロイの毛並みが、ふわっふわっで気持ちいい。
嫌がらずに、むしろゴロゴロと喉を鳴らして気持ち良さそうなのをいい事に、
いつまでも、顔を埋めてしまう。
雨が降り出しそうな曇りの朝、冷え込む朝は人間様も布団の中でゴロゴロしていたい。
やばい!遅刻してしまう。
ロイくんは、まだご飯をせがまない。
「ロイくん、行ってきますよー」
と声をかけ、カリカリご飯を用意した。
「カラカラカラッ」
という音にやっと起き出してご飯を食べている。
今日は一日寒そうですからね。
あったかくして待っててね。
「行ってきます、ロイくん!」
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