ジュブナイル

言葉という言葉が不条理に浸る
愛してると云われても不思議と泪がでる
重なる温度にはかならず終りは来るから

興味津々に声かけられて
おいおいと付いて行く私を正して

いつか いつか 変わるかもしれないと
そんなバカな考えしか思い付かなかっただけ
棄て切れない感情に落ち込んで
斬り刻まれた心は杜撰(ずさん)にされたまま
いつしか大人になった

少年少女という不条理に穢(けが)れ
不利益の好きに何度も痛め付けられても
信じたかった愛情は確かにあることを

その場だけだとしても
ぬくもりを欲しがって私は生きる道を選んだ

嘘も云えば 本当になるかもと
抱かれていれば私に還れると 奇跡が起きると
それでも太陽は昇るだけなの
細切れにされた心は自業自得なんだと
教わって大人になった

笑わない少年 泣き顔の少女
選ぶ資格のない私はベットの上の鯉
狸を受け入れ 相手に合わせて
人生はノイズと決め付けた

いつも いつも 抱かれた後は吐いて
七夕の短冊も流れ星もみんなウソツキ
棄て切れない願い事 持ち帰り
私だって気晴らしをしたいのに
誰にも許されず大人になった

誰を殺せばよかったんだろう…

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