修羅も茨も脱ぎしゃんせ。

修羅も茨も脱ぎしゃんせ
素っ裸になったあちきに
何か着るものくだしゃんせ
なんやら ハチドリもタバスコ吸ってやす

水白粉(みずおしろい)を塗ったなら
割れしのぶのカツラを被り
肩上げをした振袖羽織り 御座敷へ

しなやか上手と褒められて
殿方の粋をよいしょしたら
平らな胸で湯に浸かり
ほんま かないやしまへんなぁ

修羅も茨も脱ぎしゃんせ
素っ裸になれば 苔も生え
いらんもんまで付いてきや
なんやら ネズミが石鹸を喰うてやす

舞踊の道なら極めて
細棹三味線 鳴らしやす
紅を差したら 手で左褄(ひだりづま) 御座敷へ

酒をお酌し 持て囃(はや)して
花代 祝儀を頂戴したら
平らな胸で湯に浸かる
ほんま かないやしまへんなぁ

ほんま ちゃんちゃらおかしゅうて
誰一人として気付きやしまへん
名のうて 黄百合(きゆり)と申します

しなやか上手と褒められて
殿方の粋をよいしょしたら
ヘソで茶が沸きそうどす
酒をお酌し 持て囃(はや)して
花代 祝儀を頂戴したら
平らな胸で湯に浸かる
ほんま かないやしまへんなぁ

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