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ウルトラマンティガ~再び復活した超古代怪獣と闇の巨人~第1話「ゴルザの暴走を止めるために数十年振りに地球にティガが帰ってきた!」

今から数十年前、この地球には超古代怪獣が地球を支配するために暴れていた。そんな中、超古代怪獣達を倒すために光の国、M78星雲からやって来た光の巨人、ウルトラマンティガが立ち上がり超古代怪獣を倒し、地球の平和を守り抜いたという1つの伝説が存在していた。そして、時は流れて現在。これは現代に再び甦った超古代怪獣を倒すために地球に帰ってきたウルトラマンティガと私、渡邉理佐の物語である。

理佐「ふーん、超古代怪獣ね。本当にいたんだ、そんなのが。信じろって言われても中々難しいんだけどね。」

由依「何見てるの?理佐。」


理佐「あ、こば。この記事なんだけどさ。」
由依「なになに?かつてこの世界に現れた光の巨人、その名はウルトラマンティガ?へぇ、この世界にウルトラマンっていたんだ?ん?このマドカ・ダイゴっていう人が変身してたみたいだよ。」
理佐「へぇ。」
そんな事を理佐は同期の小林由依に話していたのだった。そして、理佐が見ていた本の内容を見ていた由依からウルトラマンティガの正体がマドカ・ダイゴという人物であることを聞いたのだった。そして理佐はそのマドカ・ダイゴという人に会ってみたいと思うようになるのだった。
理佐「何とかしてこのマドカ・ダイゴさんって言う人に会えないのかな?」
由依「何?理佐ってば本だけでしか見てないどこにいるのか分からない人に会いたいの?」
理佐「まあね。ってか別に良いじゃん!会いたいんだからさ!」
由依「はいはい。分かりましたよ!」
理佐「もう!こばってば!バカにばっかりして!」
そんなことを話しながら理佐の本を持って遠くに逃げた由依を楽屋の中で追いかける理佐という微笑ましい光景に他のメンバー達も微笑みながら見守っていたのだった。そして、この世界の真裏では闇の巨人のうちの一体であるカミーラが何故かこの世界に復活していたのだった。

カミーラ「さあ、始めるわよ!数年ぶりの地球に対する私達闇の巨人の復讐を!」
そう叫んだカミーラが金色のスパークレンスを地面に突き刺した瞬間、かつてウルトラマンティガことマドカ・ダイゴが倒したはずの超古代怪獣が次から次へとこの世界に復活し始めたのだった。その中にはダーラムやヒュドラといった闇の巨人の仲間達だけでなくもう1人のティガまで姿を現したのだった。
カミーラ「さぁーて。準備は出来たわね!まずは貴方が地球を侵略してきなさい!ゴルザ!」
ゴルザ「ギシュワアッ!」


そしてゴルザは雄叫びと共に地球に向かうのだった。
理佐「はあ、今日の仕事も何とか終わった~。後は帰るだけですよね?マネージャー?」
マネージャー「うん。あ、そうだ!ちょっと飲み物買ってくるから待ってて?」
理佐「分かりました。」
そしてコンビニに向かったマネージャーを外で待つことにした理佐だったが直後に起こった大爆発に巻き込まれてしまうのだった。
理佐「何?何なの?なんで爆発したの?マネージャーさん!マネージャーさん、助けて!」
そして爆発で人々が逃げ惑う中、理佐は必死にマネージャーを探すのだった。
理佐「いない。どこに行ったの?」
ゴルザ「ギシュワアッ!」
理佐「嘘?本当に怪獣が現れたの…?どうしよう?マネージャーさんもいないしもうどうしたらいいの!お願い、助けて…。誰か助けてよ!」
マネージャーを必死に探していた理佐の背後に突如として姿を現したゴルザに驚いた理佐は思わず尻もちをつき、ゴルザを見上げながら必死に涙目になりながら助けを求めたのだった。
ゴルザ「ギシュワアッ!」
理佐「キャー!!」
?「危ない!」
そして額にエネルギーを集めて紫の光線を一直線状に放つゴルザの必殺技である超音波光線が理佐に当たる寸前で謎の人物が理佐を抱えて交わしたのだった。
?「間に合った。大丈夫?怪我はない?」
理佐「あ、はい。助けてくれてありがとうございます!」
?「あいつはゴルザ。一体誰が復活させたんだ?」
理佐「え?」
?「ああ、なんでもない!なんでもない!それよりも君は早くここから離れて!あの怪獣は俺が何とかするから!」
理佐「でも…」
?「いいから早く!逃げるんだ!」
理佐「分かりました。あの…あなたのお名前は?」
ダイゴ「俺の名前はマドカ・ダイゴ。超古代の戦士って所かな?」


理佐「え?マドカ・ダイゴ…?あの人が?」
そして自身の正体を明かして理佐に背中を向けたダイゴはゴルザを倒すために数十年ぶりに懐からスパークレンスを取り出したのだった。
ダイゴ「久々に行くぞ。ティガー!!」

ティガ「シュワッ!」
ゴルザ「ギシュワアッ!」
理佐「本当に…本当に私の目の前にティガが来た!」
ティガ「これ以上お前の好きにはさせないぞ!覚悟しろ、ゴルザ!」
ゴルザ「ギシュワアッ!」
そして、この世界に数十年ぶりに帰ってきたティガに対して尻尾による強烈な一撃を放ったゴルザの攻撃をかわしたティガは跳躍すると共にティガ・マルチパンチをくらわせたものの自慢の怪力で踏ん張ったことにより特にダメージを与えることは出来なかった。
ゴルザ「ギシュワアッ!」
ティガ「やっぱりダメか…。だったらこいつで!」
そう叫んで再び跳躍したティガはティガ・マルチキックを放つもゴルザはティガに対して超音波光線を放ち、その一撃をくらったティガは上空から地上に一気に急降下して落下してしまうのだった。
ティガ「クソっ。前より強くなったのか?ゴルザ。」
そんなことを言いながら立ち上がったティガに対してゴルザはもう一度超音波光線を放つのだった。
ゴルザ「ギシュワアッ!」
ティガ「まずい!バリアが間に合わない!ウワーッ!」
理佐「ティガ!」
ウルトラバリヤーを張るのが間に合わなかったティガは超音波光線をくらい、片膝をついてしまうのだった。
ゴルザ「ギシュワアッ!」
理佐「お願い、ティガ!立って!」
ティガ「あ、あの子は…クソっ、こんな所で諦めるか!」
そしてゆっくりと立ち上がったティガが体に力を入れると紫色から赤色に体の色を変えると共にパワータイプへと姿を変えたのだった。

ティガ「目には目を歯には歯をパワーにはパワーをだ!ハアッ!」
そしてゴルザに急接近したティガは連続攻撃をゴルザに叩き込むとゴルザは近くのビルに吹き飛ばされたのだった。
ゴルザ「ギシュワアッ!ギシュワアッ!」
ティガ「だったらこいつをくらえ!ハアッ!」
そして立ち上がったゴルザの尻尾の一撃を交わしたティガはティガ・パワーパンチをゴルザに叩き込むとゴルザは再びビルに吹き飛ばされたのだった。しかし、再び立ち上がったゴルザは超音波光線をティガに向けて放つのだった。
ゴルザ「ギシュワアッ!ギシュワアッ!」
ティガ「やはりお前もタフだな!だが、俺にはこの技もあるんだ!ハアッ!」
そしてゴルザの超音波光線を交わしてまたもや跳躍したティガはティガ・パワーキックをゴルザにむけて放ち、再びゴルザをビルに吹き飛ばしたのだった。
ゴルザ「ギシュワアッ!ギシュワアッ!」
ティガ「こいつで終わりだ!デラシウム光流!ハアッ!」
両腕を左右から上にあげ、胸の前に集めた超高熱のエネルギーを光球にして放つパワータイプの必殺技であるデラシウム光流をゴルザに向けて放つもその攻撃を妨害するかのように光の鞭が何処からか放たれたのだった。
カミーラ「カミーラウィップ!」

ティガ「カミーラ。なんでお前がここにいるんだ!」
カミーラ「何故?簡単な話でしょ?マドカ・ダイゴ、あなたをもう一度地獄に送るためよ!だからあなたにゴルザは倒させない!また会いましょう?ダイゴ!」
そんな事を告げると共にカミーラはゴルザを回収して姿を消したのだった。そして、ティガからダイゴの姿に戻るもかつて倒した怪獣や闇の巨人が復活を遂げたことに異変を感じていたのだった。
ダイゴ「一体何がどうなっているんだ?カミーラにゴルザ。という事は俺が倒した怪獣も復活したというのか?」
理佐「やっと会えましたね!マドカ・ダイゴさん!」
ダイゴ「え?君はさっきの…」
理佐「はい、渡邉理佐です!」
ダイゴ「よろしくね、理佐さん。」
このダイゴと理佐の初対面がこの先長く続く事になるウルトラ戦士と櫻坂46のメンバーとの物語の始まりである事を知る由もなかったのだった。






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