大学受験の思い出

ども!

今日は共通テストの初日でしたか。
もう1年が経ったんですね。早いものです。

本日も自分語りですが、受験にフォーカスを当ててみましょうか。少しばかりお付き合い下さい。

高1の冬に「社会学」という学問に出逢いました。法学や経済学、文学などの特定の分野を突き詰めることに若干の抵抗感を抱えていた自分にとって社会学との出会いはまさに運命のようでした。
そして、高2の夏、日本の国立大学でで唯一社会学部がある某大学を志望校に決めました。
国立大学受けるのに絶対必要な数学が絶望的に苦手だった自分にとってはかなり高望みだったと思います。でも、ちゃんとやっていけばできるって言える自身がありました。根拠も何もなかったけどちゃんと勉強を重ねればできると思って、塾には行かずに、参考書と向き合ってました。

ターニングポイントは夏休み明けの模試でした。殆ど伸びてなかったどころか、逆に下がってたんですよね。

「模試の結果に一喜一憂するな」
先生が言っていた言葉の意味が今となっては分かります。いつも通り解き直して、またいつも通り机に向かえば良かった。でも、自分を信じられなくなって、「無理だ」っていう考えが渦巻いていたんだろうなぁと思います。
オンラインの指導塾の体験レッスンに錯乱的に申し込んだり、昼夜逆転の生活になってエナドリ漬けになっても眠くて図書室で大いびきをかいてたり…
学校の授業が終わってからは「何でもやってやる」と無駄に意気込んで、スーツケースに教材を詰めて教室の一角で勉強する、という自分を見失った訳のわからない生活をしてましたね。
そして、クリスマスイブ。僕は第一志望校へのへの出願をやめようと決意しました。夢を捨てました。「戦略的撤退」だなんてキレイな言葉は嘘です。ただ、自分の目標を折り曲げただけでした。


それなりの虚無感を抱えながら受けた共通テスト。直前3日くらい無心で対策した地理と理科基礎が自己ベストを大幅に更新して…めちゃくちゃ嬉しかったなぁ。地理の先生も地学の先生も本当にお世話になったから報告に行くときだけはウキウキでした。

この時の感覚は今でも気持ち悪いくらいに覚えています。自分が自分じゃなくなったかのように勉強に集中できた時間だったと思うし、結果とか何も考えずにただひたすら問題集を解いてた。演習してた時の点数はほとんど伸びなかったけど、ここが理解できてなかったのか!っていうのを確認しながらその分野の知識を補充して、また解き直して…をひたすら繰り返してました。

でも、そこからの1ヶ月はボロボロでした。志望校も変えて過去問対策もまともにできてなかったので当然だったかもしれません。私大入試が始まる前日には、メンタルが殺られました。最新年度の過去問を解いたら、難易度が上がっていたのか、たまたま自分の覚えていない部分ばかり出題されていたのか、過去問を売り飛ばした今となっては確認する術もありませんが、採点をしながら「無理だ」という言葉が身体中を駆け巡りました。あの時に高橋優さんの「虹」を聞いてぐしゃぐしゃに泣いたっけなぁ。

今通ってる大学の合格は昼飯を食べてる最中に母親から聞きました。まあ、合格して当然だと思ってたので何も感じませんでした。キャンパスの位置すら知らず「どこにあるん?」とか聞いてた有り様でしたから。はっきり言って行く気は殆ど無かった

でも結局、そこ以外の大学から合格を頂くことはありませんでした。後期入試のために広島まで足を伸ばしましたが、3月の終わり頃に最後の不合格を頂いて、受験生活は終わりました。「#春から◯◯」をする時間もなくドタバタの中で大学生活が始まりました。

ちょいと長くなりましたね。
続きはまた明日のnoteに書き殴ろうと思います。

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