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今読んでる本『あなたがここに転生した理由』について•その2

この本を読んでいると、私は何のために生まれたんだろう?と考えてしまいます。

殺されてでもしたい事ってあっただろうか?
坂東さんの言葉を追ううちに、う〜ん…と考え込んでしまいました。


今の私はしたいこともなく、今を生きる事に満足しています。

別に魂を燃やしてまで取りかかりたいと思うこともなく、今必要なことをこなしていきたい…ただそれだけです。

今はこんな感じですが、ずっとこうだったかと問われれば、そんなことはありません。

結構ガツガツ欲に駆られて動いていた方です。
なにせ、起業までした人間ですから、生活への上昇志向は半端ない人間の1人だったと思います。


けれど。
今は凪いでおり、残りの人生をただひたすら我が子へのサポートに使えればと思っています。

それしか望めません。

もう誰とも豊かな会話を交わしたいとも、友達が欲しいとも思わなくなりました。
子供たちが苦悩しつつも自分の人生を生きられる、そのための日本であって欲しいとしか願えません。

だから今、日本に振り切っているありとあらゆる問題に目が向き、内閣や宮内庁に苦情メールを出したりしています。

そんなこと、恐ろしくて出来なかったのに。


坂東さんの本を読み進めると、気付いたことがありました。

私は子供を産み育てるために生まれてきたんだな、と。

我が子をお腹の中で育てていた時の満足感。
生み出す時に感じた、私の中に眠っていた底力。
このクソガキ!と腹を立てていたのに、無条件に愛おしいと、胸が痛くなるぐらいの愛を感じさせてくれた子供たち。

至らない私の中に愛する心があり、そのためには信じられない力を発揮できる事がわかった時、私は満たされたのだと思います。


私は、我が子を産み、育てるために生まれてきたのです。

うちの子たちが全員成人し、自身の力で暮らせるようになって以降、何に対してもガツガツした気持ちが抱けなくなったのはそのせいかと、無気力な自分を許せました。


今の私の時間は、ボーナスタイムです。
どの瞬間に死んでも悔いはなく、あの世に旅立てます。

だからこそ、子どもたちが私のように自身の人生を生きられるように、そのために必要なことをしていきたいと思っています。


子どもたちが日本人として生き、幸せになるために試行錯誤できる場を残したい。

日本が日本であり、日本人としと豊かさも苦難も味わえる、そんな国が未来永劫続きますように。


それを邪魔するものは、排除したい。
だって私は、子供達に「幸せになるために頑張るんだよ」と言って死にたいから。


私に残された時間はそれ程多くない。
だからこそ、自分が何のために生まれたのか、命をかけて守りたいもなは何なのかをしっかり見据え、今を生きることが大事なんだなと思いました。

…子どもたちも大事だけど、うちの猫たちも大事だし。

難病に侵され、今も病院で苦しんでいる娘ちゃんのためにも、まだまだ死ぬわけにはいかないんだけどね。

可愛い猫たちが安心して死んでいくまで、うちの娘ちゃんが安心して生きていけるようになるまで死んでたまるか。

微力な私の最大限で、豊かな日本になるように活動してやんよ!


…これって、神様が『まだ生きよ』って言ってくれてることなんだよね。



#読書感想 #坂東忠信

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