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Prescious ONEという名前について

noteのショップ欄に沢山の作品が並んでいると思いますが、離れて暮らす姉と私の作品をPrescious ONEというショップ名でminne・creemaで販売をしています。


突然ですが、私の姉は軽度の発達障害があります。

最近になってメジャーになってきた、いわゆる「大人の発達障害」というものです。

子供の頃から、明らかにその症状は見られたのですが、約3年に1度という転勤族だった元国家公務員の父と、それに付き添って心身共に壊れてしまった母は、気づくことはありませんでした。

「ちょっと変わっている子」というくくりで、「躾」と呼ぶには姉と私の心身に大きな傷を残した教育を母から受けて育ちました。

そのおかげ?もあって、姉は時々やらかすものの、何とか30過ぎてひとり暮らしをできるようになりました。

普段は週6で働きながら何とか暮らしている姉を、同じくひとり暮らしの私と実家で暮らす両親とで何とか遠隔的に支えています。

姉は昔から絵と小説を書くのが好きで、その道へ進ませようとしたこともありましたが、賞に応募するもダメでした。

手先も器用で子供の頃は二人でミシンを取り合うように、ジェニーちゃんに着せるための服を作っていました。

私は編み物やミシンでカバンや洋服を作ったり、木工などにもハマりましたが、姉が得意で興味のあるものは「小物」。

ビーズにハマっていた時期もありましたが、ここ数年はレジンに傾倒しています。


発達障害は病気ではなく「障害」なので治ることはありません

おっちょこちょいだったり、詐欺に引っかかったり、世間知らずだったり、空気読まなかったり・・・。

これも姉の一面であれば

細かいところまでこだわりぬいて、商売っ気がなく、素晴らしい作品を無料で友人に配り、金欠で食事を抜いて倒れてしまう姉もまた姉なのです。

そんな、世界に一つだけの姉の素晴らしい作品を、本当に欲している人に届けたいと思って始めたのがネットショップでした。


姉は普通に働きながら、週1の休日や仕事終わりに、思いついたものを形にしています。

ある程度まとまった量や季節ものの作品が出来上がると私に送ってくれて、私はその作品をじっくりと眺めながら、名前と紹介文を与えて世に送り出します。

ネットショップをやろうと思った時、ショップ名は実は悩みませんでした。

まるでそうつけるのが自然なことのように、頭に浮かんできた言葉。

Prescious ONE


Prescious ONE(プレシャスワン)とは「“貴重な”“かけがえのない”1つのもの」という意味があります。

かけがえのない作家・クリエイターひとりひとり

商品を使われるかけがえのないお客様

かけがえのないたったひとつの商品

それを使われるかけがえのないお客様の人生

そういった想いがこの店の名前に込められています。


レザー・木工・レジンという3分野を中心に本物を安価で触れて頂きたいというのがモットーです。
本革や木工作品は使い込むほど、お客様と共に年齢を重ねていきます。

木工は木目の美しさや呼吸、使用することによる色の変化を楽しんで頂きたいと思います。

レジン作品は基本的に変化はあまりしませんが、自然のものとの組み合わせを考えており、あなたにとって「かけがえのない1つ」になれば幸いです。

現在は代表であるsakuyaと姉のcosmosite(コスモサイト)の作品を販売しております。

<sakuyaの作品>
・レザー 本革作品を安価で
・木工 木の皮リングなどのアクセサリーから大きなものまで
・レジン 木などと組み合わせてオリジナル作品を
中心に製作しております。

<cosmosite(コスモサイト)の作品>
自称『レジン職人』というほど、レジンに傾倒しています。プレゼントやお返しなど独特の発想で作り上げるレジン小物の数々は世界に一つだけの一点もの。
こだわりをもって製作しており、ずっと眺めていられる美しい作品が多いです。

興味を持っていただけたら、是非ショップ欄からお店を覗いてくださいね♪

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