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その145 それはまるで少年漫画的な展開の気がしてきた。(北海道馬旅⑥ 優駿記念館~ビッグレッドファーム~優駿スタリオンステーション~静内)

こんにちは。
ついにコロナで先週一週間寝込みました。こんな流行には乗りたくなかったぞ。。。
家には幸いコメの備蓄があったので、お粥を作り置きして体調がいいタイミングで食べていました。その後届いたうちサポの配食サービスはありがたかったです。
しかしその中に妹の差し入れにも入っていた、今後の人生の半分くらい消費量があると予想されているのりたま大袋の処遇に悩む今日この頃です。
数十年ぶりののりたま美味しかったです(笑)。

前回のまとめ。サラブレッド銀座最高からの時間制限イベント出現。

時間厳守、これには焦りました。そうか、自由に出入りするスタイルではなく、ここは牧場の方に案内していただくスタイルなのか。
で、どうしよう。ビッグレッドファームを次の日にするか?
しかしそれは行程的にきつい。ここからだと道のりが一番緩やかな高低差で行くことができます。
じゃあ、行って帰ってきますか。
オグリキャップの墓参りは後ほどにして、タイムトライアルの時間が始まったのでした。

優駿記念館からビッグレッドファームまでは約7キロで26分。見学時間は正味10分くらい。牧場までの道はほぼ一本道で帰りは下り坂。
行けないことはない。
季節のためかみちばたにゴロゴロ落ちている山胡桃がトラップのように落ちており(当たると自転車が転倒する危険がある)、途中にはクマ出没注意の看板、って「熊」だったかしら、「羆」の字だったかもしれないなあと、色々な恐怖を覚えながらひたすら漕ぎぬいて到着しました。

ビッグレッドファームさんは、牧場見学可能の中では事前申し込み不要で特に時間(14時から16時)以外の縛りのない場所でした。時間になると入口の建物前の申し込み用紙に必要事項を記入したら、きゅう舎へ自由に行くことができるスタイルでした。
事前にYouTubeで観ていて知っていた牧場内は、実際見学してみると整備が行き届いていてとてもきれいな牧場でした。10分しか時間がなかったものの、充分満足しました。



ここをみんないつも自由に駆けているのか。
それをみながら、食事タイム中の馬たちを見ながらシャッターチャンスを狙っていました。ちなみにみんなのアイドルゴルシことゴールドシップは馬房の奥にいて対面することはできませんでした。
次回チャンスがあったら駆ける姿を見てみたいなあ。


唯一ご対面で来たウインブライトさん。きれいなお顔でした。


そんな余韻を楽しむ時間は後にして、また自転車にまたがりました。
大丈夫、帰りは下り坂。胡桃トラップと羆に出会わなければ問題なし。
今までの自転車旅の中で最速の旅路になりました(笑)。
そして、約20分で戻ってきました。膝がガクガクしてましたけど。。。


運がいいとみんなでこんにちはしてもらえます。


意外とみんなカメラ目線で撮らせてもらえました。
やはり現役生活で人に囲まれた生活をしていたせいなのかもしれませんね。


集合場所にいらした方の中では、先ほど見かけた方もいました。やはり車がいいのだろうなあ。
膝が笑わなくなり、息も落ち着いたくらいに牧場見学が始まりました。
牧場の方についていき、きゅう舎で見学するスタイルです。
最近は放牧の時間よりも、それぞれの馬房に入っている時間に見学することが主流になっているそうです。やはりお顔がみられる子とない子に分かれるのかなあ、と思っていたら思った以上に対面できました。牧場の方が親切に呼び出しているようです。
一定の距離からカメラを構えていろいろ撮っていたとき、その呼び出す方法をみかけました。
なんと人参持って呼んでいました(笑)。
そんな方法で寄ってきてしまうのか。。。嘘だろう?漫画みたい。
思わず声に出して言ってしまったので皆さんに笑われてしまいましたが、信じられないくらいの吸引力です。人参すごい。


こちらがホッコータルマエさんです。可愛いなあ。
たまに名前を知っている馬がいるとうれしいです。
こちらはワールドプレミアさん
イケメンだと思った馬。
アジアンエクスプレス。

ホッコータルマエの前ではウマ娘効果か、人だかりがひときわ多かったです。それよりも、一頭一頭馬の前で「現役の時どうだった?」「ああ、そいつは。。。」と現役のときだったときの競馬の話で盛り上がる親子がいい雰囲気で印象的でした。馬も一頭づつ見ていると、表情は豊かですし顔も違うのかと発見しながら写真を撮っていきました。なかなかなイケメンもいたり(そして種牡馬でも人気があるそう)面白いです。

見学の時間も終了になり、帰る前に墓参りをしに行きました。
彼らの子孫が今日行くときに見かけた馬たちなのかと実感しました。墓碑に生まれた牧場が彫られていたのですが、え?この牧場、道沿いにあったなあ、あれ?これもあそこ辺りで見たよねえ。。。それを発見してしまったときに改めて観光協会の方の注意の意味を知ったのでした。

帰りは飛ばさずゆっくり帰り、自転車を返してお礼を伝えました。
静内方面のバスは16時40分のを逃すと次は19時という北海道ダイヤでしたので、もともとタイムトライアルはこの時点からあったのでした。
こうしてバスに乗り込んでから、テイエムオペラオーのお墓へお参りに行くのを忘れていたことを思い出しました。うう、詰めが甘かったです。。。

こうして怒涛の新冠町牧場見学から宿泊地の静内へ到着しました。
次回に続きます。

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