Sakuzo

ちょこちょこ何かを作っています。特定疾患ベーチェット(神経)病患者、視覚障害二級。 h…

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ちょこちょこ何かを作っています。特定疾患ベーチェット(神経)病患者、視覚障害二級。 https://www.as100.jp

最近の記事

2023年、この世を去ったヒーロー達

2023年は私にとっての大きなヒーロー達がこの世を去った年でありました。 私は子供の頃からYellow Magic Orchestra(以後・YMO)に多大な影響を受けてきました。今年、そのリーダーである細野晴臣さんを除く2人が相次いでこの世を去りました。また同時に影響を受けた、YMOと関係の深かった、シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんも去ってしまいました。 また海外に目を向けると、大好きな名曲を数々産んだバート・バカラックさん、素晴らしい声の持ち主トニー・ベネットさん、ティ

    • Panasonic(Technics)-SC-PMX900を使ってみての感想

      買った当時のインスタグラムより 購入2022年12月30日 買って良かった点買ったきっかけ 前述インスグラムにも書いてありますが、数年前、友人達と行ったTechnicsのショールームで出会った、Panasonicから出ているTechnics仕様のハイレゾ対応ステレオシステムの音に触れて忘れられなかったのですが、まずは手始めにハイレゾ対応のWALKMANを買いました。聴いているうちにこれは部屋で聴くのもアリかもしれない、と思うようになりました。それ程ハイレゾの音質は良かっ

      • ボクは今、誰かに暖かくて美味しいモノを伝えているだろうか?

        今日の様な寒い夜は、焼酎のお湯割り梅干し入りを呑む。 焼酎のお湯割り梅干し入りを呑みたびに、以前勤めていた会社の営業部の部長だった「藤本さん」を思い出す。 こんな寒い時期に、毎年有楽町にあった大きなイベント会場で毎年行われていた某大手旅行代理店のイベントを当時勤めていた広告代理店がいつも任されていた。 そんなイベントのある日の打ち上げで、「藤本さん」は先輩のディレクター、営業部数人と自分を新橋のガード下の大きな店に連れて行ってくれたのだった。 いつも行くような新宿、渋

        • 2022年を振り返って

          得たもの、失って得たもの、そして次へ得たもの 今年得た、というか改めて気付かされた事は、楽しい時間を過ごせる友達との関係性の大事さです。 いかに楽しく時間を過ごす友達との関係性が大事か再認識させられました。辛かった時も、いつものように過剰に反応する事も無く、かと言って無視する訳でも無く、普通に付き合ってくれました。自分も常にそうあらねば、と思っています。 この「普通に」というのが案外出来ない人が多くて、過剰に反応してしまう人が多いのです。自分もある程度色々な経験をしてきて、

        2023年、この世を去ったヒーロー達

          ラーメンたべたい

          ラーメンたべたいという歌 「ラーメンたべたい」というのは、矢野顕子さんの1984年発表の9枚目のシングル曲のタイトル名で、同84年発表の「オーエス オーエス」というアルバムにも収録されている楽曲です。 かの山下達郎さんが矢野さんの事を、「歌詞に最も食べ物が良く出てくる作詞家である」と評しているように、食べ物が大々的に歌われた矢野さんの楽曲の中でも名曲の一つでしょう。 自分勝手に作った歌だと思われていた 因みにこの曲が大好きな私は、ラーメンを食べに行く度にずっとこの歌を

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          のび太を追いかけるように、しずかもこの世を去りました。

          のび太を追いかけるように 2022/06/13、午前09:30頃、しずか(雌)がこの世を去りました。ちょうど同い年、17歳だった、のび太(雄)が死んで、3週間後でした。死因はのび太と同じ、腎不全でした。 猫の腎不全 のび太が死んでから、2週間の間、しずかとの生活に慣れないといけないね、寂しくなるけど、しずかは長生きしてよ、と日々を過ごしていました。 しかし、先週の火曜日から、食事をあまり摂らなくなりました。 水曜日には、大量の液体を吐きました。家族は胃炎か食道炎ではない

          のび太を追いかけるように、しずかもこの世を去りました。

          のび太という猫がこの世を去りました。

          のび太 2022/05/23、午前08:40頃、我が家の猫、のび太、がこの世を去りました。16歳と11ヶ月。17歳の誕生日まで20日でした。 死因は慢性腎不全。この病は猫の死因の第一位だそうです。 今までは、甘えても決して自分からは抱きついて膝に乗ったりする子では無かったのですか、ここ一ヶ月は、急に甘えん坊になっていました。 始めは、何でこんなに急に性格が変わったのだろう、と思っていましたが、これも病気の予兆のようなものらしいのです。 ライフボート のび太は、相棒し

          のび太という猫がこの世を去りました。

          Diggin' ユーミン "80minutes Yuming Mix by Angel S."

          ユーミンだけのDJ Mixを作ってみました。好きな70年代後半から80年代後半が多く集まっております。ユーミン好きな方もそれほどでもない方も聴いてみてください。 [収録曲] 雨のステイション - 荒井由実 あなただけのもの - 荒井由実 COBALT HOUR - 荒井由実 時のないホテル -松任谷由実 LAUNDRY-GATEの想い出 - 松任谷由実 ようこそ輝く時間へ - 松任谷由実 影になって - 松任谷由実 Corvett 1954 - 松任谷由実 午前4時の電話

          Diggin' ユーミン "80minutes Yuming Mix by Angel S."

          そんなに可哀想じゃない病人の2021年のあれこれ

          はじめに どうも、さくぞうです。ひさびさの投稿です。皆様今年はどんな一年でしたでしょうか? コロナも後半はおさまってきたかのように見えましたが、「オミクロン株」と言う新たな株が出て来て、 なんだか安心していた気分に水をさすようで、現代を生きる我々に新たな試練を与えているかのようです。 ところで、お世話になっている方から聞いた面白い話 先日、たまにお世話になっているセンスの良いヘアスタイリストさんのもとを訪ねました。彼は、フットサル、クライミング、登山と非常にアクティブで

          そんなに可哀想じゃない病人の2021年のあれこれ

          ヘルプマークって知ってますか?

          1. それはヘルプマークです。 あなたは、時々街中で赤いストラップを付けている方を見かけませんか?若しくはバスや電車の優先席付近に貼られた、赤地に十字マークがありその下にハートのマークがついたあれです。 下記参照。 これが今日お話ししようと思っている「ヘルプマーク」です。友人から聞いた話によると、これを初めてご覧になって、 「あなたはスイスが好きなんですか?」 と聞かれる人もいるようです。(スイスのマーク、十字のマークの下にハートのマークが入ってますから)。 このヘルプマー

          ヘルプマークって知ってますか?

          クラブハウスで音楽配信する意味はあるか

          クラブハウスというのはクラブハウスは現在のところ (2021/02/11現在) iOSに特化した招待性の音声のみで繋がるSNSで、 クラブハウスに関しては既に色々な記事が立ち上がっており敢えて私から説明するよりより詳しく記述されている下記のリンクをご参照ください。 Clubhouse(クラブハウス)の詳細や評判は?アプリの使い方もご紹介! Clubhouse高音質化計画/オーディオインターフェース経由でマイクを繋ぐ方法・BGMも流したいね! クラブハウスで音楽を配信する

          クラブハウスで音楽配信する意味はあるか

          私の場合、白杖を持つまで、7つのポイント

           1. 視覚障害、難病との出会いの巻 私の視覚障害との付き合いは、約20年前に特定疾患のベーチェット病という病気発症により視覚に障害が生じ、視覚障害6級を取得した時に遡ります。この病気は難病指定、つまり原因が不明で、人によって症状の出る場所が全く異なりますが、自分の場合は、眼の網膜(正確にはその中のぶどう膜という部分)に繰り返し炎症が起きる「眼症状」と脳に炎症の起きる「神経病変(神経ベーチェット)」の2つです。 興味のある方、詳しくお知りになりたい方はこちらの「難病情報

          私の場合、白杖を持つまで、7つのポイント

          楽しい陰謀論、怖い陰謀論

          陰謀論を楽しもう。 今の時代、様々な陰謀論が世間に溢れています。アメリカの国の大統領であり、であった、Donald John Trump氏が、この陰謀論を使って自らの選挙を不正なものだと支援者を煽り、暴動を働きかけ大きな社会問題となった事は記憶に新しい事だと思います。また、新型コロナ・ウィルスを巡っては、これだけの被害が全世界に出ていても、国内外問わず「コロナはただの風邪」「コロナはでっち上げだ」「どこかの国からの攻撃だ」等と言った乱暴な「陰謀論」がインターネットを通してあた

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          コロナ禍のクリスマス

          Merry Christmas and Happy New year! 久しぶりにちゃんと投稿をします。 クリスマスと言っても色々な宗教の方もいらっしゃるので、不快に感じられる方もおられると思いますので、まぁ、そのようにお感じの方達には「早めの新年お祝い」と思って頂ければ良いかと思います。私はクリスチャンなので一応「メリー・クリスマス」と言っておきます。 さて、今年、私達は例年とは違うもの凄い年を迎えましたね。新型コロナウィルス、COVID-19が年明けから騒がれ始め、最初はそれを「ただの風邪の一種」だと思われた方も多かったのではないでしょうか?かく言う私も3月頃までは、自分が気を付けてさえいればうつることはないだろう、うつすことはないだろう、ましてや後遺症の事など思いもよらず、軽視している部分がありました。反省しております。 しかし次第にこのウィルスが世界中で猛威を奮い始め、様々なウィルス学、感染症学の専門家の方々のご意見を拝見して、あ、これは人類が久しぶりに出会う「存続の危機」なのだな、と思うようになりました。 そしてこのウィルスの感染経路というのは、人間達が最も大切だと思っていた、「コミュニケーションの取り方」を一から考え直さないと防御出来ないものである事が分かってきました。 仲間、友達、恋人そして家族と何も考える事なく握手をし、ハグし合い、食事、お茶やお酒を楽しみながらお喋りをする事など、親しい人間達と楽しい時間を過ごす、そんな楽しい大事な時間を持つという基本的だと思われていた様式がことごとく否定されかねない時代になってしまいました。 そのような息の詰まるような時代の閉塞感からか、私の近くでは、コロナ以前は、会って話せば多少の事が分かり合えていたはずの人間関係にもインターネットを通してヒビが入ってしまい、結局取り返しのつかない事にもなり友情関係が破綻してしまった人もいました。その人は今まで出会った事のないこのコロナ禍の状況にどのように対処して良いのか分からず、その「分からない感情」「苛立ち」「恐怖」を私にぶつけてきたのだろう、と今になって思います。私は勿論神様仏様ではないのでその私に向けられたネガティブな言葉を受け止められる筈もなくただ自分の非力さを嘆くだけでした。 私だけではなく、そのようなギスギスとした「分断」は今年皆さんの周囲に於いて色々な局面で現れたはずです。 ところで、COVID-19の感染経路を無視するかのように我が日本の現政権によって進められた人を動かずGoToキャンペーンですが、私は感染学の専門家では勿論ありませんのでそういった観点からは何も言えませんので、個人的な一人の友人の話しからこの政策の問題点を考えてみたいと思います。 彼女は、私が昔とあるクラブのレギュラーDJをしていた時の店長でした。そしてよき夜遊び友達でした。勿論今でも仲は良いのですが、お互い環境が変わり疎遠になっていました。 先日、ふと彼女は今どうしているだろうと気になり、LINEをしました。すると電話で話したいという事になり今まで10数年話さなかった時間を埋めるかのようにLINEの電話で4時間近く話しました。 私と連絡を取らなくなってから彼女は、ある男性と出会い結婚したとの事でしたが、ご主人に何らかのトラブルがあり離婚し、現在はその間に出来た一人の息子さんと一緒にシングルで子育てをしていたらしいのですが、元ご主人から入るはずの養育費は入る気配も無くやっと見つけた仕事にありつきつつ苦しい日々を過ごしていたところ、このコロナ禍でその仕事さえ失ってしまい、失業手当てでやっと毎日を一生懸命生きているとの事でした。 彼女のような立場の人々は現在決して少なくなく、この時代ますます増えているでしょう。 GoToトラベル、GoToイート等に行ける人々は彼女のような人々ではないのです。そこには紛れもなく「格差」が生じているのです。勿論この国の政策で進められているこのキャンペーンを使う人々を責めているわけではありません。 むしろ、彼女のように生きていくのがやっとの人々を置き去りにしているのが現政権の推し進めている政策で、彼女、そして彼女のようなサイレント・マジョリティを無視して推し進める政権のあり方に強い違和感を感じざるを得ません。 さて、話は変わりますが今年は私の仲良くしている近くの友人が、重病を患い、大きな手術を迎えました。私自身は自分が何度も死にそうになったり、大きな病気や障害も抱えているので、自分の不健康さには半ばもう慣れてしまっているところがあるのですが、仲の良い友人が大病を患い大きな手術を受ける事になり、自分の出来る事は何でもしたくとも、特にこのコロナ禍では、祈るしか無く、毎晩神頼みでドキドキしておりました。幸い手術は成功に終わり、現在彼は少しずつ日常を取り戻している様子で非常に安心しております。 また、オンラインで海外や遠方に住む古くからの友人達と昔話に花を咲かせたりお互いの近況報告をしたり、コロナ前より遠方にいる友人たちと話しをする機会が増えました。電話をする事も多くなりました。またメールではなく直接お手紙を頂く事も増えました。そして古くからの友人が期せずしてこの湘南の地域に越してきて二人で会ったり頻繁に話したり出来るようになり、今改めて、心の通った友人の大切さを噛み締めております。 そういうわけで、今年は自分がどうこう、というより、日本、世界のCOVID-19周りの事や、友人達の事で心がギューっとなる一年でした。 と綺麗ぶってそのような事を書きましたが、しかし私もか弱い人間です。自分の視力も原病のせいで日増しに衰えております。私が視力を失うのはいつなのか、すぐ無くなるのか又は死ぬ間際まで残っているのか、それを知る人はいません。私も私自身の事で毎日少しずつ微かながら心がギューッとなりがちですが、見えるうちは見える事をちゃんと楽しみ、見えなくなったら、きっと視覚に寄らない今まで見えなかったものが見えるようになると信じて毎日を生きております。 「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」 (ヨハネによる福音書3章16節) その独り子とはイエス・キリストであり、その誕生日がクリスマスです。 どんな辛い戦いの日々が続いても、いずれ愛の力が私たちに光を与えて力を与えてくれる、だから私たちもこのギスギスした世の中でギスギスせずに、隣人、友人達に愛を持って接するべきなのだ、と真剣に思っています。 そして、医療に関わる人々に力と慰めを、そして早く良いワクチンや特効薬が開発され、それが地球上の全ての人々に格差なく行き渡り、人間が近い将来、この病に打ち克つ日を待ち望みたいと思っております。 #新型コロナウィルス #クリスマス #GoToキャンペーン #GoToトラベル #格差 #格差社会 #COVID_19

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          Macユーザーがハイレゾウォークマンを使ってみた!NW-A100シリーズ編

          ハイレゾという概念が出て来たのか2014年頃かららしいのですか、そもそもハイレゾって何って話ですが、 ハイレゾリューションオーディオ (英: High-Resolution Audio) とは、CD-DAのサンプリングパラメータ(44.1 kHz, 16bit)よりもレゾリューションが高い(デジタル)オーディオのこと[1]。略して「ハイレゾオーディオ」、「ハイレゾ音源」または単に「ハイレゾ」と呼ばれることもある(高分解音質・高解像度音質) (Wikipediaより) 要は

          Macユーザーがハイレゾウォークマンを使ってみた!NW-A100シリーズ編

          今年の桜は可哀想

          前回初めて書いたnoteは、私が危機的状況に押し迫られて書いたものでした。結局未だロックダウンは起きず、それを言い始めた当人、小池百合子東京都知事は、都市封鎖などは行いません、とあの時私を脅かしたようなトーンを抑えています。彼女のあの言葉に怯えて、ロックダウンに関する記事を書きましたが、それによって自分の友人、知人も不安の渦に巻き込んでしまいました。 それに関しては、自分も反省すべき点もあったと思います。ごめんなさい。しかし、あの小池百合子氏の発言により、色々な人が不安に貶め

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