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LinuC300 学習記録 Appendix集

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LinuC300学習記録のAppendix集です。 投稿日が新しい順に並んでいます。
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Appendix (準備)OpenLDAPをパッケージからインストールする:CentOS7

LinuC300の試験範囲は OpenLDAP と Samba ですが、OpenLDAPについては どのバージョンが対象なのかは不明なのでパッケージからインストールできるものを使います。 LinuC300の前身にあたるLPIC300 v1.0が2013年8月にリリースされていることから、OSはCentOS6.xの前半、OpenLDAPは2.4系がターゲットになっているのではないかと推測します。 この記事ではCentOS7にOpenLDAPをインストールする方法についてご紹

Appendix OpenLDAPの設定 slapd.conf

OpenLDAPの設定方法~slapd.confを編集する~ slapd.confを編集してslapdサービスを再起動する。 この方法はOpenLDAP2.3から非推奨となっている。 slaptestコマンドでslapd-config形式に変換することができる。 ~slapd-configを使う~ OpenLDAP2.3からサポートされた方法。 slapd(OpenLDAPサーバー)を再起動することなく設定が動的に反映される。 slapdの設定ファイルは/etc/open

Appendix OpenLDAP referral

設定概要referral機能を使うことでドメインの分散管理が可能になる。 上位ドメイン example.co.jp rocky9-ldap25(192.168.56.25)で管理されている 下位ドメイン sub1.example.co.jp rocky9-ldap26(192.168.56.26)で管理されている 設定のポイント上位ドメインを管理するLDAPサーバー 下位ドメインを定義しreferral設定で下位ドメインを管理しているLDAPサーバーを定義する。

Appendix OpenLDAP 同期レプリケーション

設定のポイントプロバイダ側でsyncprovを有効化する。 コンシューマ側で同期に関連する設定をする。 プロバイダ側の設定:rocky9-ldap21オーバーレイでsyncprovを有効化するだけ。 オーバーレイでsyncprovを追加する [root@rocky9-ldap21 openldap]#[root@rocky9-ldap21 openldap]# vi setup-syncrepl-addsyncprov.ldifdn: cn=module{0},cn

Appendix OpenLDAP ミラーモードレプリケーション

設定のポイントserverIDを重複しないように割り当てる。 ridには相手のserverIDを指定する。 providerには相手のサーバーアドレスを指定する。 olcMirrorModeを有効化する。 (補足) OpenLDAP2.5からolcMirrorModeがolcMultiProviderに変更されているのでOpenLDAP2.6を使っている本記事ではolcMirrorModeと設定してもolcMultiProviderに表示されている。 プロバイダ側

Appendix OpenLDAPの設定 slapd-config

OpenLDAPの設定方法~slapd.confを編集する~ slapd.confを編集してslapdサービスを再起動する。 この方法はOpenLDAP2.3から非推奨となっている。 ~slapd-configを使う~ OpenLDAP2.3からサポートされた方法。 slapd(OpenLDAPサーバー)を再起動することなく設定が動的に反映される。 slapdの設定ファイルは/etc/openldap/slapd.d以下にテキストファイルで格納されているが、これを直接編集

Appendix (準備)OpenLDAPをパッケージからインストールする:RockyLinux9

LinuC300の試験範囲は OpenLDAP と Samba ですが、OpenLDAPについては どのバージョンが対象なのかは不明なのでパッケージからインストールできるものを使います。 LinuC300の前身にあたるLPIC300 v1.0が2013年8月にリリースされているので、おそらく2.4系がターゲットになっているのではないかと推測します。 この記事ではOpenLDAPをインストールする方法についてご紹介します。 環境OS:RockyLinux9.2 Open

Appendix エラーの原因と対策

protocol negotiation failed: NT_STATUS_CONNECTION_DISCONNECTEDクライアントからコマンド操作をして以下のようなエラーで接続できない場合の原因は大体ユーザー認証で失敗しているかプロトコルの組み合わせが良くないパターンが多い。 [root@rocky9-client1 ~]#  :protocol negotiation failed: NT_STATUS_CONNECTION_DISCONNECTED  :[root

Appendix smbtreeコマンド

Samba3のsmbtreeコマンドSamba3 smbtree 日本語訳 [root@rocky9-samba35 ~]#[root@rocky9-samba35 ~]# smbtree --usageUsage: [-?] [-?V] [-?VNkPeC] [-?|--help] [--usage] [-b|--broadcast] [-D|--domains] [-S|--servers] [-d|--debuglevel DEBUGLEVEL] [-s

Appendix smbtarコマンド

Samba3のsmbtarコマンドSamba3 smbtar 日本語訳 [root@rocky9-samba35 ~]#[root@rocky9-samba35 ~]# smbtar -Usage: smbtar [<options>] [<include/exclude files>]Function: backup/restore a Windows PC directories to a local tape fileOptions: (Descrip

Appendix smbgetコマンド

Samba3のsmbgetコマンドSamba3 smbget 日本語訳 [root@rocky9-samba35 ~]#[root@rocky9-samba35 ~]# smbget --usageUsage: smbget [-aerURnODqvP?] [-a|--guest] [-e|--encrypt] [-r|--resume] [-U|--update] [-R|--recursive] [-u|--username STRING]

Appendix nmblookupコマンド

Samba3のnmblookupコマンドSamba3 nmblookup 日本語訳 [root@rocky9-samba32 ~]#[root@rocky9-samba32 ~]# nmblookup --versionVersion 3.6.25[root@rocky9-samba32 ~]#[root@rocky9-samba32 ~]# nmblookup --helpUsage: <NODE> ... -B, --broadcast=BROADCAST-ADDRE

Appendix (準備)Samba4をソースからインストールする:RockyLinux9

LinuC300の試験範囲は OpenLDAP と Samba ですが、Sambaについては Samba3.6 と Smaba4 が関連してくるようです。 なお、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)系のOS(CentOS、RockyLinux、AlmaLinuxなど)ではパッケージ版のSamba4ではActiveDirectoryドメインコントローラーを構築できないという機能制限があるようなので、Sambaサーバーの用途によってパッケージ版で良いのか

Appendix ソースからインストールしたSamba4の設定初期値

どのように設定が反映されているかは testparm コマンドで確認できます。 -vオプションを付けることでデフォルト値を確認することができます。 環境OS:RockyLinux 9.2 Samba:Samba 4.18.4 testparm -s[root@rocky9-samba43 ~]# [root@rocky9-samba43 ~]# testparm -sLoad smb config files from /usr/local/samba/etc/smb.