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モテノウハウを買い集める前に

男女関係とは面白いモノだ。
 恋愛指南書、モテる為のノート、ananの恋愛特集などを読んでみると、男と女双方からの視点やポジショントークが入り乱れ最早カオスと言っていい。恋愛弱者からしたら、何を信じたらいいの?という感じだろう。

男女で理想の男性像は違う

 極端に言えば、「自らの遺伝子を沢山残すという事が至上命題の男」と、「腹を痛めて産んだ子を守り抜くという事が至上命題の女」とでは、そもそもゴールが違うし相容れないのは当然だ。

 言い換えると、女の考える理想の男とは「女にとって都合がいい男」であるし、男の考える理想の男とは「沢山の女をゲット出来る男」である。著者は男か女か?ナンパ師かホストかキャバ嬢か?若者か年配か?書く人によってアプローチは様々であろうし目指す所も変わってくるだろう。

 それらをごちゃ混ぜにして全部モテ指南系として括ってしまうから混乱を招く。玉石混合の理論が巷に溢れる中で、「その理論やノウハウの目指す完成形」が自分にとって理想であるかどうかをよく吟味した上で、参考にするかどうかを決めるという事が必要であろう。耳触りの良い「絶対落とせる~」「100%ヤレる~」「コレだけでオーケー~」などという謳い文句に反応してホイホイ商材を買ってみたり、「非モテ男の気持ちがわからない恋愛経験豊富なモテ女」のコンサルを受けたりする前に、その商材のゴールが自分のなりたい理想像に近いかどうかを考えなければならない。

 ここで加えて注意して欲しいのが、どれだけ沢山の恋愛指南書やモテ本やこういったnoteを読んだとしても、アウトプット無しでは何も成長しないという事だ。例えば、ゴルフスイングの理論本をどれだけ熟読し、理解したとしても、実際に球を打てるかどうかは別の話だろう。いざ実践を行う時に初めて、自分が想像している通りに身体が動いていないなどの、色々な気づきと修正すべき所が見えてくるものだ。

 理論を学ぶ事だけが目的になってしまい、実際に行動を起こす事もなく満足してしまう。それは前に進めている様で進んでいないと言える。

モテの本質?
 どのノウハウを参考にするにしろ、大事なポイントは本質的な事である。それぞれ男と女の行動特性をよく理解した上で、相手の望む理想像を体現出来る人が強いという事。モテる人とはそういう人だ。

 相手のニーズを汲み取って、自然に与えられる人。肌感覚や勘でそれを行う事が出来るのが望ましいが、それが出来るのはごく一部のセンスがある男と沢山の恋愛経験がある男だけだろう。センスや経験がある男であってもそうでない男でも、自らの行動や意思決定に明確な根拠や理由付けが出来る様に訓練した方がいい。それにより再現性が高まるからだ。

 少しづつでもいいから「自分は何故こういう言動をしたのか」など振り返る癖をつける事。そうすれば「相手の理想はたぶん~で、自分の○○な行動でそれを示す事が出来たのではないか」という風に相手を観察、推測し行動する事が当たり前に出来る様になる。

結論

 自分の中の理想像を把握し、それに近づく為に有効でありそうな知識を集める。インプットした知識を実践を通してアウトプットする。そこでの気づきや反省などのフィードバックを得て、より良い結果に繋げていく。ビジネスで言う所のPDCAを回す作業。こういったトライアンドエラーを繰り返す事で少しづつモノになっていく。兎にも角にも行動が伴わなければ意味がないし、自分の得意不得意もわからない。修正すべき部分、伸ばすべき部分を認識したうえで努力を継続する。

 結局、自分は何を目指しているのか、何が得意で何が不得意なのか、それらをよく考えた上で学び、行動し、フィードバックを得て、修正し、再挑戦する。この一連の流れを行う事が大事だと思う。

当たり前の事をだらだら長く書いてみた。


永遠のテーマ「モテ」を追求する。 日頃のナンパ活動を通して、 気づいた事、感じた事を記事にしていきます。