最近、また炭酸コーヒーが性懲りも無く発売されましたね。コーヒーも炭酸もそれ単体だと普通に飲めますが、世の中には掛け合わせちゃいけないものってのがあります。

寿司にハンバーグはギリギリ大丈夫てすが、ケチャップライスと生魚、牛乳と給食のピラフ、塩素系洗剤と酸性洗剤などなど……混ぜるな危険ってやつですね。

そこで今回は個人的にまずかった炭酸飲料をランキング形式で発表しようと思います。ちなみに私ですが、ペプシの謎味が出たら必ず買うくらいのゲテモノ飲料好きで、ドクペもルートビアもいける口です。不味いと噂のスパイラルグレープも普通に美味しく飲んでいた記憶があります。

そんな私でも鼻をつままないと飲めなかった最上級のものを紹介します。鼻をつまめばどれもただの甘い水ですから。なお、餃子サイダーやカレーラムネなど、明らかに不味いのを狙って作っているご当地飲料は除外します。

第3位・エスプレッソソーダ、サントリー（2012年発売）

第3位は、言わずと知れた炭酸コーヒーでした！

まずいのをわかって飲んで、予想をはるかに上回るまずさ。コーヒーの酸味と苦味が炭酸で増長されて不快感しか残らないエグいドリンクでした。

人生で初めて飲むのが苦しかった思い出の味です。

第2位・KISS チョコミント、チェリオ（2021年発売）

第2位は、チョコミント炭酸でした！

まず、色がキモい。チョコミントブームに乗っかった商品でしたが、残念ながら炭酸との相性は最悪だったようです。

ミントの後味はいったん置いといて、チョコの甘さと炭酸との相性が最悪です。チョコ香料の独特のムワっとした甘みとミント香料の後味が炭酸に乗ってチョコミントの嫌なところを口いっぱいに広げさせます。炭酸コーヒーの強烈なエグいと違って、ネタにしにくいジワジワとした不快感が押し寄せてくる一杯です。

ちょっと容量が少ないのでなんとか飲めました。

第1位・ペプシ ピンクコーラ、サントリー（2014年発売）

第1位は、いちごミルク味のコーラでした！

ペプシの変わり種の、モンブラン味もスイカ味もそれなりに飲めて、ジャパンコーラを愛飲していた私ですが、選ばれたのはいちごミルク味でした。

まず、いちごミルク味を謳っておいて、いちごもミルクもどこにもない珍妙さが押し寄せてきます。しかし妙に口馴染みのある味ですぐ合点がつくのは、これが子ども用歯磨き粉の味だということ！

もちろん2位のチョコミント味もだいぶ歯磨き粉でしたが、再現度がまるで違います。正体不明の甘さの中にあるちょっとしたミルク風味の苦味が本当に歯磨き粉の完全再現なのです。

あまりペプシの中だと個性的な味ではないため話題になることが少ないピンクコーラですが、自信を持って一等賞を差し上げることができます。

最後に番外編として歴代No.1のクソマズ飲料とお菓子を発表したいと思います。

番外編①:ドリンク部門第1位・UCC COLD BREW レモネード、UCC（2021年発売）

歴代クソマズ飲料第1位は、他に圧倒的な差をつけてレモネードコーヒーでした！

これは確かたまたま見つけた自販機で超格安（50円か10円）で売っていたので買ったんですよね。

コーヒーとレモネードだからそこまで不味くないだろう……と思って飲んだら、もうッッッ！！

どんな味だったかはもう形容することができません。この世のマズさを濃縮して液体にしたかのような、名状しがたい味。味が濃く、しっかいマズい。もうわけがわかりません。

人生ではじめて飲みきれなかったドリンクです。

番外編②:お菓子部門第1位・Jintok Galaxy Gummi、エージェント（2022年ごろ発売）

第1位は惑星グミでした！

この数年、地球グミをはじめとして海外のグミが人気なようで、コンビニでも見かけるようになってきました。

その特徴は、法外な高さ！グミ4個入りで500円とか、イカれた値段設定です。値段を見ずに買った親御さんがビックリする姿が浮かびます。

そんな高くても買う価値があるものならいつか食べたいと思ってドンキを物色したことろ、なんと100円でゲット！

映える見た目かと思って殻を剥いてみると、ただの白いグミで、コーラ味のようです。

食べてみると……独特の薬品の匂い、食感、鼻につく後味、どこかで身に覚えがあります……

あっ、これオ◯ホだ！ローションでカピカピになったオ◯ホだ！！！！！

高品質とはいえない白くて弾力のあるフォルム、コーラの薬品臭さ、嗅いだことのある酸味、ちょっと溶けて表面がぬめっているところ、噛むと中からドロっとしたコーラシロップが出てくるところ、もう完全に食べるオ◯ホです。本当にありがとうございました。

オ◯ホを食べると思えば高い金を払う価値があると思うので、物好きな方はどうぞ。

いかがでしたか？

いかがでしたか？まずいものを飲食すると美味しいもののありがたみがわかるようになります。わざわざそれに金を払うかは人次第ですが、それもきっと悪くない思い出になるでしょう。