見出し画像

介護の旅は続く:失意からの学びと感謝。自分なりの正解を探します。

昨年、私の父が帯状疱疹をきっかけに入院し、転院の末に脳梗塞で亡くなりました。入院から亡くなるまで3か月もかからず、私の心と頭はその速さに全く付いていけませんでした。父の入院以降、認知症の母は一人暮らしとなり、離れて住む兄弟二人で介護サービスの助けを借りながら、分担して介護をするようになっています。

私は会社以外の人付き合いがほとんどないため、本やネットで高齢者の医療や介護に関する様々な情報を収集し、介護について学ぶことになりました。今では、ウェブサイトで自動で表示されるおすすめが介護や老後に関するもので埋め尽くされるようになっています。

本やネットでは、介護に直面して戸惑う人、私よりももっと厳しい状況下で介護に取り組む人、介護の専門職の方々からの情報や体験談を通じて、多くの示唆を得ることができました。それぞれの生の声は、私に介護に対する新たな視点やアプローチの仕方を教えてくれています。

子育ての経験でも感じたことですが、各人の状況や環境は異なり、絶対的な正解は存在しません。介護においても同様であり、自分なりに情報を収集し、状況に応じて自分で判断するしなかないのだと理解しています。

まだまだ勉強中ですが、様々な方の発信に触れることで、自分なりの答えを見つけていきたいと思っています。
ネット上だけではありますが、出会いのあった方々に感謝しながら、介護に関する知識や経験を通じて、勝手に、心の交流もできたらすばらしい、と思ったりしています。

タイトル画像はみんなのフォトギャラリーからメイプル楓さんのイラストを拝借しました。ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?