見出し画像

ぜいたくな”何もしない”時間を大切にしたい

今日は祝日。前日に職場の送別会があったこともあり、午前中はなかなか調子が出ず、昼から愛犬の散歩に行き、その後、一人暮らしの母のところへ行ってきました。

何気ない日常の中でも、私は”何かをしなければ”という思いにとらわれがちです。時間を無駄にすることは許されないという思いが、仕事や家事、介護などに追われる日々の中で私の頭の中を支配していきます。しかし、父が亡くなって以降、私は何もしない時間の贅沢さについて考えるようになりました。

以前は、時間を効率的に使う方法や充実させる方法について考えることばかりでした。休日でも、何かをしなければもったいないという気持ちが頭をよぎり、常に何かに追われるような感覚にとらわれていました。しかし、ある日、私は何もしないでいる時間の貴重さに気づいたのです。

仕事や介護など、日常の忙しさの中で、何もしない時間がどれほど贅沢なものかを実感しました。
ただ座って何もしないでいる、空を眺める、深呼吸をする――これらの瞬間が、私にとってはとても大切で、ありがたいものであることに気づいたのです。

何もしない時間は、心と体をリセットする機会でもあります。
日々のストレスや疲れを忘れて、自分自身と向き合う時間を持つことができます。
また、何もしない時間によって、新しいアイデアや考えが生まれることもあります。思考を整理し、内なる声に耳を傾けることで、自分の本当の欲求や目標を見つけることができるかもしれません。

何もしない時間が、実は、何かをする意欲をわかせたり、リフレッシュするために必要不可欠なのだと思うようになりました。
日常の忙しさに追われる中で、何もしない時間の大切さを見落としがちですが、そのような時間こそが私たちの生活においてバランスを保つために欠かせないものなのではないかとも。

しばらく仕事や介護に追われる日々が続きそうですが、何もしない時間を大切にし、自分自身と向き合うことを心がけたいと思っています。忙しさに追われる日々の中で、ふとした瞬間に何もしない時間を見つけ、そこで心を静めることが、幸福感や充実感を高める鍵であるかもしれません。

祝日の夜、自宅にて。タイトル画像はみんなのフォトギャラリーからメイプル楓さんのイラストをお借りしました。いつもありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?