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慣れるまでドキドキ

昨日職場に迷子?の小学生がやってきた。
相談室から戻ってくると、他のメンバーが子どもと話している声を耳にして驚いていると「近くの小学生が家に帰れなくて迷っているらしいですよ」と教えてくれました。


学生さんの声は毎日のように耳にするのでなれっこですが
こと小学生くらいの子どもの声は新鮮です。

どうやら、この春に小学生になったばかりで
自分の住まいの場所がわからなくなってしまった様子。
「○○ハイツ!知ってる?」と自分の住まいの正式名称を甲高い声でワイワイ連呼するお子様。大公開しているが大丈夫か?と心配になります。

検索する我々。でもそういう名前のマンションやアパートは見当たりません。
その後、親御さんの連絡先が判明し職場から連絡し事なきを得ました。


通学がまだまだ慣れない時期だよな…と思ったところです。


さかのぼること数年前
中学生の甥っ子が小学1年生になったばかりのことを思い出しました。

甥っ子が通った小学校は姉宅から遠く、市内だったらOKだけど自力で来てね。というスタイル。
バス通学、おまけにバスを乗り継ぐのです。

甥っ子は当時バスに乗り慣れていなかったので、少し心配そう。


そこで小さなノートにバスの番号、道のりを書いたものを渡して
入学式前に私と当時退職したばかりの父と何回か練習しました。

私はその練習直後に別の土地に引っ越してしまったのですが
入学後しばらく父が帰り一緒にバスに乗っていたようです。


そうするうちにノートを見ながらひとりで通学できるようになり
数か月後「このノート見ながら帰れるようになったよ」と嬉しそうに話してくれて、慣れていくんだな。と甥っ子の成長になんだか感動した記憶があります。


今の時期はバスで練習登下校でドキドキしている子たちがいっぱいなんですね。まずは無事に帰れますように。そしてゆくゆくは自分1人で大丈夫!とできた感覚がもてるとうれしいだろうな。

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