スウェーデントーチで炎に癒される
土曜日。ダンナさんと一緒に、玄関から畑に続く通路の草むしりをし、
畑にあるまあまあな大木から落ちた栗のイガを拾い、
秋冬に食べる大根やカブ、かき菜や小松菜の種を蒔き、
隣にあるダンナさんの実家の裏のやぶを偵察し、
…なんてやっていたら、あっという間に夕方でした。
まさに「秋の日はつるべ落とし」ですね、梅澤さん。
(なんのこと?と思われた方はこちらの記事をご覧ください)
そろそろ家に入ろうかな、と思っていたら、ダンナさんが何やら火遊びを始めました。
初めはちょっとした枝や枯れ草を燃やしていたのですが、気づいたら薪が投入されて普通に焚き火になっていました。
そのうちダンナさんが工作を始めたので、私は火に薪をくべて楽しんでいたら、なんとスウェーデントーチが登場しました。
本来のスウェーデントーチは、丸太にチェーンソーで切り込みを入れたりドリルで穴を開けたりして作るものです。
丸太の内部を燃やすので長く燃えるし暖かいし、調理や暖房に使えます。
今回は、小屋の屋根を解体した時に出た角材の内側を削り、4本を針金で縛って作ったようです。器用だなあ。
アウトドアチェアを出し、ただただ炎を眺めながら、秋の夕暮れを楽しみました。
なかなかいい感じでできたので、本当に調理に使えるのか実験してみました。
小石を乗せて五徳?を作り、釜飯の空き容器に水を入れて載せ、沸騰するかを見ました。
さらに、煙突効果でよく燃えるミニコンロで、乾いた栗のイガを燃やしました。
イガの一本一本が光って、理科の実験でスチールウールを燃やした時のことを思い出しました。
いや、隕石が燃えながら落ちてきた感じか。
ただ炎を見ているのは、どうしてあんなに穏やかな気持ちになるのでしょう。
次々変わる炎の形と、暖かさのせいなんですかね。
栗のイガを少しずつくべているうち、スウェーデントーチが崩れ始めたので、最初に火をつけたますの中に入れて薪にしました。
最後の炎が消えた時にはあたりは真っ暗。
だいぶ肌寒かったですが、気持ちはほかほかしていました。
楽しい火遊びでした!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?