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シャンクスは法螺吹き男?! 「歌声、赤髪。」の意味

漫画『ONE PIECE』の謎を語呂合わせで妄想!

今回の劇場版『RED』は、これから始まるOP史上"最も巨大な戦い"の始まりの合図。
「歌声、赤髪。」は鬨の声という空想です!

歌声ときの声」(ウタ)
赤髪法螺貝の音」(シャンクス)

」は中世の戦で始めと終わりにあげる声、法螺貝や太鼓など楽器の音。

https://www.onepiece-film.jp

※2022年6月6日発売 1051話"ワノ国将軍 光月モモの助"までの内容を含みます。

シャンクスは法螺吹き男?

インドで「法螺貝」のことを「シャンカ(śakha)」と言う。
シャンクスと語呂が合う。
シャンカは仏教の法具で、幸運を運ぶ「八吉祥」のひとつ。

劇場版『RED』の情報が小出しにされる中、来年渋谷にオープン予定のフィットネスジムの情報も解禁された。

Brag Men」とは漫画内に登場する本のタイトルで、コミック42巻SBSで作者が「うそつき達」と訳している。
ジムは体を鍛える「(筋肉)自慢男」という意味?

Brag」には「法螺(うそ、物事を誇張して大袈裟に話すこと)」という意味もある。

「シャンクス(法螺貝達)」と
「Brag Men(うそつき達)」を被せてきたのは、
法螺吹き男」というキーワードを暗に伝えるためと空想。

映画のタイトル「RED」は英語で「」、スペイン語で「」の意味。
法螺貝い紐で編んだに入れて持ち運ぶらしい。

RED(真っ赤)なRED(網)に包まれたシャンクス(法螺貝)の映画?

赤髪=レッドライン

髪はライン状なので赤髪=レッドライン

レッドライン(赤線)とは遊郭のあった場所のこと。
遊郭といえば女郎蜘蛛。

鬼ヶ島の遊郭でサンジがアーレートラップにかかったのが伏線。

Net(網=RED)とWebはどちらも世界規模の情報通信網インターネットをさす言葉で、「Web」は「蜘蛛の巣状」のこと。
ブラックマリアの蜘蛛の巣は、サンジやロビンを捕らえる「トラップ」。
レッド→ネット→ウェブ→トラップ
ラインとアーレー(alley)は「みち」つながり。

赤髪→レッドライン→アーレートラップ

というダジャレになる。

レッドライン=モグラ=ルフィ

レッドライン(赤路)は「赤い土の大陸」なので「路=土」。
中国版コミックで、ルフィは「路飛」と表記されるらしい。
将棋の駒「飛(飛車)」は成るとひっくり返って「龍(龍王)」になる。

路飛ルフィ→土龍→モグラ

ルフィはハイブリットエンジンをのせた飛車=二馬力猿人?
2022年6月現在のアニメOPでルフィとサニーは空を飛んでいる。

コミック25巻(ニカ)の表紙には、シャンクスの横に「トンネル掘りの親方」が描かれている。
「親方(マエストロ)」は「大渦・渦潮(スペイン語:マエルストロン)」と「ストロー」のダジャレ。
「二馬力」は『ルパン三世』がアニメで乗っている車で別名「カタツムリ(蝸牛)」=巻貝。ルフィはルパン三世

」はフランス語で「sol」。
「sol」はギリシャ・スペイン語で「太陽」。

sol太陽

太陽の髪→フレアはアニメ『ドラゴンボール』のOPで「」の姿になる。

太陽の神(髪)ニカ太陽の龍土龍もぐら

と言うダジャレ。
モグラは穴(トンネル)掘り番長。
赤髪=レッドラインは「赤い土の龍」なので「モグラのシャンクス」になるから、「トンネル掘りの親方」が描かれた?
以前もレッドラインの中には空洞があると考えた。

レッドライン=トラップにかかった法螺吹き男?!

レッドラインが"血に濡れた蛇"だとすれば

レッド(網)=血
ライン(路)=蛇

蛇が天にのぼれば龍になる
レッドラインは雲より高く「天竜人」が住んでいる。ちなみに「竜天属」=巻貝。
出世法螺」という妖怪がいて、「法螺貝」も数千年の時を経れば「」になれる。つまり

レッドライン血に濡れた龍赤い網に包まれた法螺貝

というわけで「罠にかかった法螺吹き男」の暗示。
シャンクスやルフィの祖先、巨大な王国の初代王ロックスにリンクすると空想。

麦わら帽子の継承者、シャンクスとルフィ

シャンクスとルフィは「麦わら帽子」=巨大な王国の王位継承者。
近い存在なので共通点が多い。

Brag(ブラグ)」と似たような言葉で、「はったり」をかます「Bluff(ブラフ)」がある。
ブラフの中に「Luff」=ルフィがいる。
ルフィは仲間がひとりもいない頃から「海賊王に おれはなる!!!」とブラフを言っていた。もはやブラフではなくなったが。

Brag=シャンクス
Bluff=ルフィ

なんてことを書いている間に1051話掲載のジャンプが発売になった。
モモの助が見事に「ハッタリ(ブラフ)」をかましている。
本編でも「法螺吹き男」の伏線。
このモモの助の宣言が「ワノ国」の戦いの「勝ち鬨」、そしてモモの助も「法螺吹き男」だ。

ブラフマンとアートマン

法螺吹き男=ブラフマンはインドの思想に通じる。
これはルフィ(光)と黒ひげ(闇)で太極図を表すことにつながり、
『ONE  PIECE』と言う世界観の暗示になってくる。
暗示であって、本編で説明されることはおそらくない。
あくまで各自で「ワンピース探し」を楽しむための空想。

ブラフマン(〈梵〉Brahman)
インドの正統バラモン教思想における最高の理法。宇宙の統一原理。万有の根本原理。梵。

アートマン(〈梵〉ātman)
「我」と訳す。インド哲学用語。もとは呼吸の意味。次いで自我・霊魂を意味するようになった。のちにウパニシャッド哲学では、宇宙原理ブラフマン(梵)と同一視された。
コトバンクより
梵我一如(ぼんがいちにょ)とは、梵(ブラフマン:宇宙を支配する原理)と我(アートマン:個人を支配する原理)が同一であること、または、これらが同一であることを知ることにより、永遠の至福に到達しようとする思想。古代インドにおけるヴェーダの究極の悟りとされる。
Wikipedia 梵我一如より

ブラフマン・アートマンとは、古代インドの「梵我一如ぼんがいちにょ」と言う
永遠の至福」に到達しようとする思想の「精霊」や「魂」のことらしい。
劇場版『RED』の予告動画のコピーは

「その歌声がもたらすのは
 永遠の幸せ
 無限の牢獄か」

このコピーは「赤髪=RED  LOCK」を表している。

ブラフマン・アートマンとは、ワンピースでは「覇気」「流桜」が該当しそう。
劇場版『RED』ではシャンクスとウタにあたるハズ。

シャンクス=法螺吹き男→ブラフマン
ウタ=歌姫(アーティスト)→アートマン

「マン」は男性の意味ではないので、女性のウタも適応。

シャンクス=ウタ

劇場版グッズのフィギュアシリーズも発売される。
「KING OF ARTIST  ONE PIECE FILM RED」
そしてシャンクスだけ白で文字が入っている。
KING OF ARTIST THE SHANKS

アーティスト=アートマン
梵我一如、ブラフマンとアートマンは同じ。
シャンクス=ウタなので、ふたりともブラフマンでありアートマンである。
ウタにまつわる設定やキーワードはそのままシャンクスにも当てはまると空想。

流桜=ミンティア

「MINTIA」コラボもブラフマンとアートマンを暗示する。

ブラフマンとアートマンをあらわす「精霊」のひとつに「エレメンタル」 (elemental) =「四大元素の霊」がある。
「mint」はイタリア語で「menta」。
「elemental」のなかに「menta」がいる。
余った「el」は神でカミカミ?。もしくは「le」は冠詞なのでなくてもいい。

「MINTIA BREEZE」のコラボと「COOLISH」のコラボは、今年こそ登場するだろう「ロックス・D・ジーベック」の暗示。
「霜(氷)の巨人」そのままではなく、ダジャレでくるだろう。

古代日本では「精霊」=「チ」

ワノ国編、特にアニメでは「流桜」が血管を流れるように描かれた。

古代日本の精霊観念

古代日本では自然物には生物も無生物も精霊(spirit) が宿っていると信じ、それを「チ」と呼んで名称の語尾につけた。古事記や風土記などの古代文献には葉の精を「ハツチ(葉槌)」、岩の精を「イワツチ(磐土)」、野の精を「ノツチ(野椎)」、木の精を「ククノチ(久久能智)」、水の精を「ミツチ(水虬)」、火の精「カグツチ(軻遇突智)」、潮の精を「シオツチ(塩椎)」などと呼んでいたことが知られている。また、自然界の力の発現はその精霊の働きと信じ、雷を「イカツヂ」、蛇を「オロチ」などと呼んだ。こうした精霊の働きは人工物や人間の操作にも及び、刀の力は「タチ」、〈略〉幸福をもたらす力は「サチ(狭知)」などと呼ばれていた。人間の生命や力の源が、血液の「血」にあると信じられたところに、「チ」が起源しているとも言われている。土(ツチ)、道(ミチ)、父(チチ)も同じ考えが表現されたものと見ることができる。
Wikipedia 精霊より

まとめ

劇場版『RED』のティザービジュアルや最近のコラボは「法螺吹き男」、これから始まるOP史上"最も巨大な戦い"の始まりの「鬨」という空想でした。

絵の上手(アートマン)なウソップ(ブラフマン)はまんまヒントキャラ。
そして「梵我一如」とくれば「Mr.2 ボン・クレー」。
ボンちゃんはあらゆる原神をあらわす、まさに最強キャラかもしれない。
今回2人には全く触れられなかったけど、時間があれば記事になるかも。

結局「梵我一如」ってなんなのよ?って感じなので『自然の教科書』からそれっぽい言葉を。

われわれが「ワカン・タンカ」と呼んでいる「偉大なる精霊」から、万物をひとつにつないでいる大いなる生命の力がもたらされている。その力は、すべてのもののなかを通り、通り抜ける。大平原に咲く花たちのなかにも、吹き寄せる風のなかにも、岩のなかにも、木々のなかにも、鳥たちのなかにも、動物たちのなかにも、それと同じ力があり、最初に作られた人間にもまた、最初の息とともにその力が吹き込まれている。かくのごとくして、ものみな全てが親類であり、そのすべてのものが同じ神秘によってひとつにつながっているのである。
ルーサー・スタンディング・ベア

中央公論社『自然の教科書』スタン・パディラ編・画 より

おまけ

蜘蛛の糸ハードガム=太陽の神ニカ

ブラックマリアに「蜘蛛の糸」を「ハードガム」と読ませたのは、世界中の人々をひとつなぎにする「ゴム(ガム)=ルフィ」の暗示。
英語でゴムとガムはどちらも「GUM」。

ハード(Heard)はDを隠してヘアー(Hear)→髪(Hair)→神。

ハードガム=神ゴム=太陽の神ニカ

地獄に垂らされた救いの「蜘蛛の糸」=ワノ国の人々を地獄から救ったニカ。

ルフィとロビンの表裏一体

イム様のヒントキャラ、ビッグマムは業界一の"情報力"(情報通信網)を武器にする。
同じくマリージョアとリンクするブラックマリアの蜘蛛の巣は敵を捉えるトラップ。
ニコ・ロビンの技、蜘蛛の巣(スパイダー・ネット)は主に仲間を助けるために使われる。

「ハナハナの実」は「8787」の数字が当てられるが、韓国の数の数え方、ハナ=1を当てはめれば「11」→「ヒトヒトの実」になる。

ルフィと表裏一体になるロビン、サンジをルフィがなんとしても取り戻そうとしたのは、自分の影がなければ太陽の下に出られない=世界を夜明けに導けない=海賊王になれないからかも。

「海賊王」と「貝属王かいぞくおう」のダジャレ?

巻貝がポイント。
漫画内で巻貝は「でんでん虫=電話」、空島の「ダイアル=記憶装置」。
便利な機械、発明品のイメージ。
ジェルマの船は巨大でんでん虫「セント・ジェルマン号」。

巻貝は「螺(ツブ)」という。
「ツブカイ(螺貝)」を並べ替えると「カイブツ(怪物)」。
三船長はカイドウに「怪物」と言われる。
怪物vs天災。
ロックス・D・ジーベックはゴッドバレー(神の谷)で死んだから「谷死」→「タニシ(田螺)」。

貝属王は竜天属のサザエさん?

天竜人は偽物たから、ひっくり帰ると本物の「竜天属」が王になる?

太陽の髪=太陽フレア

イラストで「太陽フレア」をライオンのタテガミのように描くものもあるので、「フレア=髪」のイメージ。
タテガミは英語で「メイン(mane)」だが、鳥や動物の首毛を「ルフ(ruff)」と言う。

ニカ→太陽の神・髪→ルフ

『ONE PIECE』の原型『ROMANCE  DAWN』でルフィが目指していたのは「ピースメイン」というのも何かつながりそう。

ティラノサウルス

「ブラグ・ブラフ」→大口を叩く→ビッグマウス
ガレーラカンパニーの社長アイスバーグのペットはネズミのティラノサウルス。
名前がブラフなマウス。
ペットは"太陽の神ニカ"のヒント。ティラノもハットリも白い体毛に赤目。
ニカはカラーで赤目(火眼金睛)になるのか?
(でもスーロンのキャロットたちはモノクロで白目が黒く塗られてたから、なさそう)

ペットからニカのヒントを拾っていくのも楽しそう。

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