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健康コンシェルジュとしての、Apple Watch Series 6

Intro

3年ぶりにApple Watchを購入しました。
以前使っていたモデルは、Apple Watch Series 3だったので、
デザインもスペックもなにもかもアップデートしました。
ということで、購入に踏み切ったポイントを備忘録としてご紹介したい。

どんな人がAppe Watchに向いているか

よく友人から、"Apple Watchってどうなの?" とか "どのモデルを買ったらいいの?"と相談を受けることがある。
Apple Watchを買う目的は人それぞれあると思うけれども、おおよその人が買って便利だなーと思うのは、通知とヘルスケアだと思う。
Apple Watchを買ったら、おそらくその人にとって、
"最も身体に近いデバイスになる"。
このことが、Apple Watchが合うか、合わないかとポイントで、
"通知を最小限に、いつでも確認したい" なら通知が便利だと思って使い続けるし、"健康に関するデータを自動的に収集して、分析して欲しい" ならヘルスケアが便利だと思って使い続ける。

この2点がスマートになったら便利そうだと思ったら、とりあえず一番安いモデルを買ってみることをおすすめしたい。こういう類のものは、買う前の想像(妄想)だけでは、やっぱり価値が分かりづらいので、実際に最小限の投資で使ってみて良かったら、使い続けたり、売りに出して、より良いモデルを買うのもよいだろう。

なんでSeries 6を買ったのか

ぼくが、このタイミングでSeries 6を買ったのかというと、
・ (以前使っていた Series 3が) ソフトウェア的に便利な機能がサポートされなくなってきた
・ 取得できるヘルスケアデータが増えてきた
・ 新色のゴールドのステンレスケースに憧れた
・ クレジットカードのキャンペーンでディスカウントして変えた (これが一番大きい)
という大きく4点の理由から、購入に踏み切った。

ソフトウェアのサポートがショボくなってきた

Apple Watchは Series 4に大幅なデザイン変更があり、ディスプレイが大きくなった。それに伴い、ディスプレイに表示できるコンプリケーション (ミニアプリ的な)の活用の幅が広がり、Apple Watchが格段に便利になった。

以前使っていた Series 3はメジャーアップデートの最後の世代。歴史を紐解くと、Apple Watch (無印) → Series 1 → Series 2 → Series 3 と進化してきて、連続ドラマで言えば、"シーズン1"がSeries 3で終わり、新たに"シーズン 2"がSeries 4から始まっている。そんなSeries 6は"シーズン2"の第3世代目となり、新しくなったデザインはそのままに、中身のアップグレードは集大成になった。
おそらく後2~3年後には、"シーズン3"が始まるだろうが、それは5Gが普及期に入ってからだろう。

話が脱線してしまったが、いわば"シーズン1"が終わってからしばらく経ち、
毎年新しいWatch OSがアップデートされるが、新機能は "Series 4以降"というのが増えてきて、"そろそろ潮時かな"と思ったのだ。
ぼくが残念だなーと思っていたのは、"新しいWatch Face(文字盤)"が全く追加されないこと、それから"手洗い機能"だ。

Watch Faceの追加は毎年のアップデートの楽しみだったのは数年前までで、
もはや旧型のデザインに適応させたWatch Faceはリリースされなくなってきた。Watch Faceを変えることで、飽き性のぼくは気分に応じて文字盤を変えていたのだが、もとから入っている文字盤が変わらなければ、次第に飽き飽きしてしまう。(ただ新型を手に入れて毎日が楽しい!)

手洗い機能は最新のWatch 7から導入された機能で、新型コロナウィルス対策の手洗い需要に応えた新機能だ。そこまで革新的な機能かと言われれば、そうでもない。しかし、コロナの前から、体調管理として手洗いだけは大切にしてきた。(風邪にかかって余計な出費や体力消費がいやでしょうがないからだ。)
そんな手洗いを自動で検知して、サポートしてくれるのは体調管理の均一化をおまかせできるので本当にラクだ。しかしながらこの機能も"Series 4以降"が対象だったのだ。

まとめると、Watch OSのアップデートの度に、"この機能はSeries 4以降〜"というのが多くなってきたことで、新調しようと思ったのだ。

ヘルスケアデータがいっぱい取れるようになった

Series 6になって取れるようになったデータの一つとして、"血中酸素濃度"がある。読んで字のごとく、血液の中にいくら酸素が入っているかを表す指標だ。
ぼくは医療の知識はないが、Appleはこのデータを使って将来活用することに期待して、Apple Watch SEではなく、フラグシップのSeries 6にした。
Apple Watchに感じている一番のメリットは、ヘルスケアデータを勝手に毎日集めてくれて、分析し、レポートを作ってくれることだ。Apple Watchをつけ始めた2016年からほぼ毎日のデータの集合体があり、それはAppleが料理してくれるのだ。Appleはデータだけ集めただけのプロットだけでは終わらせることはせず、体調管理に役立てられるよう、料理をしてくる。毎年その精度や分析項目が高度化、広範囲になり、今回追加された"血中酸素濃度"も今後役立つ指標の一つだと感じた。ちなみにぼくが重要視している指標は以下のものだ。

・ 血中酸素濃度
・ Activity リング (Move, Exercise, Stand)
・ 心拍数
・ マインドフルネス
・ 睡眠
・ 歩数

現在、日本ではECG(心電図)機能はソフトウェアで使用できないようになっているが、このデータも取れるようになる日を心待ちにしている。

新色のゴールドステンレスが好き

新色といっても、ゴールドの色調が変わっただけなのだが、
以前のゴールドに比べてイエローゴールド感が強くなっていて、
18金の色調を参考にしたようです。成金感やいやらしさがなく、上品なゴールドで、一目惚れしました。

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Outro

スマートウォッチというガジェットが生まれてからもうすぐ10年くらい経ちますが、Apple Watchの進化の方向性の一つとしてヘルスケアに振り切っていることが、他のデバイスとは異なるユニークな点で、そこにぼくは魅力を感じている。
ヘルスケアというのはこれまで専門家や医者でしか、原因が特定できない領域だったが、センシングデバイスの進化と長期継続的なデータの収集と分析によって、専門家のアドバイスに並ぶ進化や、一部分では超えていたり、はたまたそのデータを専門家に預けることで、さらなる知見が発見できていたりする。
そうしたデータを"いかに集めるか"ということが、ポイントで生活の大半をともにするスマートフォン"iPhone"とその周りの経済圏を抑えたAppleエコシステムはヘルスケアデータを収集するソースとしては、現状最適解と言わざるを得ない。

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