宇宙には

何もない空間があると

それを埋めようとする働きがあるそうで

それを「空白の法則」と語られていて

開いたスペースが大きさの合わせて

新たなものがやってくると

聞いていたの

ただそれぞれは持つ器の大きさは

様々だから

その人に合わせて

持てる数や大きさもあるとは思うの

確かに偶然かなって思うくらい

小さな空白の法則を

感じる事はよくあったのだけれど

以前

友人に体験から

本当に空白の法則というものが

あるんじゃないかと

思うようになったの

友人は一人暮らしで

長い間

経済的な事も考えて

ルームシェアを考えていたのだけれど

４０代の友人は

交友関係も広く

たくさんの知人・友人がいるものの

４０代女性同士で暮らす事に

難しい状態だったの

月日は流れたある日

共に暮らすわんこが

今までにないくらいに鳴いて

友人を起こそうとしてくるので

ねぼけながらも

身体をなでなでしながら

なだめていたら

あれれ？

わんこがびしょ濡れ？

慌てて友人が起きてみると

床がプール状態？

足首まで水が・・・

すごい勢いで

水が流れる音がする方向へ行くと

そこには

洗濯機に繋がっていたはずのホースが外れ

勢いよく水が流れっぱなしに・・・

友人は慌てて

真夜中だったけれど

仲良しの近くに暮らす友達に電話をすると

そのお友達は走ってすぐに来てくれて

ふたりで床を吹きながら

少し落ち着いた時

ドアを開けて廊下をみると

水路のようになった廊下と

水でエレベーターは止まり

ご近所の方からも

すぐに連絡があって

大変な事になっている事を知ったそうなの

初めての経験で

不安だった友人を支えてくれた

お友達のおかげで

その後

様々な手続きなどを終えて

落ち着く日々を

取り戻したの

でも

多くの電化製品は

水によって使えなくなり

友人が入っていた保険は

自分以外の人に対する

保証だけだったので

何もない部屋で

不便を感じていたようなの

その不便さを気にかけてくれた

お友達が

いつも友人の家に来るようになって

それならばと

特にこだわりもなく

一緒に暮らすことになったの

その時

ふっと

感じたのは

空白の法則だったの

色々なものを

手放すことでできた空間に

自分が望んでいた事が

ちょうどよく収まっているような・・・

その出来事を見つめていて

空白の法則は

あるのかもしれないなって

感じていたの

引っ越しのたびに

多くのものを

手放す選択をしてきたけれど

最近は

長く落ち着いていて

暮らせる住居のおかげもあって

頻繁にしていた

引っ越しもせずにいたのだけれど

ふっと気がつくと

これって

いつのものだろう？って

思うもので溢れているの

今年は

長年

共に寄り添い存在していたものが

次々と寿命を迎え

心が整わないまま

新たなものへとチェンジする事が

多くあって

今年は

意識的に手放すものと

残したいものを

そろそろ選別しながら

空白を作る時期なのかなって

感じているの

そして

新しくできたスペースに

今の自分にフィットする

何が運ばれてくるのか

今からワクワクしちゃっているの