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自然に水にわたしに優しい洗剤との暮らし。

娘やその先の世代の子どもたちに、きれいな海を残したいな。
大好きなイルカやクジラが泳げて、お魚がおいしく食べられ続けられるような。


ようやくたどり着いた、自然とわたしの暮らしに優しい洗剤

松や米ぬか、ヤシの植物油がベースの洗剤。
これ1つを、台所にも洗濯にも掃除にも使う。

それは5年前から、我が家の暮らしをとても快適にしてくれた立役者。
生活に安心がもたらされ、そしてシンプルになった。
精神的にも罪悪感がぬぐわれて、こころが軽くもなった。

身近な洗剤を一つ変えてみることで、わたしの暮らしが変わったように、未来の環境が変わる事もあるはず。



今愛用の洗剤に出会うまでの、わたしと洗剤との長い迷走は幼少期から始まっており。

第一ラウンドは小学生時の環境問題の授業。
ゴミや洗剤で汚染された海の映像はインパクトがあった。
その頃住んでいた長野県の、身近な存在であった諏訪湖はドロドロヘドロでくっさ~い湖だった。


小さなハートはぎゅっと痛み「どうにかしなきゃ」と、親に洗剤やシャンプーの買い替えを求めるも却下。当時はエコな洗剤もシャンプーも簡単には手に入らなかったし、高額だったのだ。


中学生になり東京に越してから、お小遣いでナチュラルなシャンプーに切り替えたのは自分なりのせめてもの抵抗。


大人になって転職でドイツのエコ洗剤や、環境に優しくかつデザイン性のあるものを扱う卸会社に勤めて見聞を広げてもみた。


それでも自然環境や水への罪悪感と責任感が、小骨のように刺さり続けていた。


第二ラウンドは家庭を持ったこと。
夫の実家は芳香剤ぷんぷん、ありとあらゆる洗剤系とそのストックが所せましと並ぶようなご家庭だった。

出会ったころの夫は会社で「いつもお花のいいにおいがする~」と言われていたそうで、私にとっては「ウッく、くちゃい。。」でもあり。

娘が生まれてから成分や香にさらに敏感になり、重曹・クエン酸・セスキ炭酸・酵素系漂白剤など使いこなし、家事を回していた。


ところが、夫の「これには、どれ使うんだっけ」が負担になりはじめ。
もっと簡略化出来ないものかと考えあぐねていたところで上記の洗剤に出会った。


この世の中は、自分が出したものが巡り巡って還ってくるようだ。
小学生の時に心を痛めた環境問題は、今切実に私たちの生活に迫りきている。


少なくとも自身の洗剤問題が落ち着き、私のこころと生活が安心シンプルになった事でまた巡り還ってくる事が変わる様願う。

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