『無敵の就職心理戦略』と私の経験

 私が面接練習で指摘されたことと対応していたところを紹介してみたいと思います。

 まず、知性的な印象を与えるために必要なことが3つあります。特に、①目線を合わせること、②話すテンポと声の大きさは私が面接練習の際に注意されたところでもあります。これに加え③左右対称の顔(メイクも効果的)も知性的な印象を与えるようです。③は男性は難しいかもしれませんが①と②は練習で変えられと思います。

 次に、話すテンポとも関わりますが、早口で話すと相手が余計なことを考える余裕がなくなり、自分の話をよく聞いてもらえるようです。また、質問に対して、反応する速度(認知的努力時間)が遅いと、嘘をついているのではないかという違和感のようなものを面接官に対して与えてしまうため、この点でも会話の円滑さは重要であるようです。

 最後に、私の経験として話しすぎるきらいがありました。これについても本書のテクニックが活用できます。それは、面接官の口元に注目することです。聞き手の口が開いている場合、我々の話に肯定的な印象を持っているという証拠、もっと話してよいでしょう。一方、相手の口が閉まっている場合、否定的な印象を持たれている可能性が高い。自分が話したいことでも簡潔に留め、他の話題に移ることが賢明なようです。

 以上のような実践に役立つ知識が他にも紹介されており、2~3時間でサクッと読めるので、面接直前のかたにもおすすめです。

 

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