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実録40歳の婚活(27):婚活が無理すぎて、泣きたくて逆に笑えてくる。

前回の記事は、今年初のお見合い。

そして今回は今年初、アプリの人と会った話。

秋くらいにメッセージをしていた人だったんだけど、わたしがめんどくさくなっちゃってしばらく放置してしまっていた。
でも冬になって、もうお見合いも他も何も予定がなくなってしまったから、慌ててまた連絡してみたら、会うことになった。

わたしには、ダメだとは分かっていてもどうしても譲れないこだわりが1つだけあって、メッセージやプロフィールの文章に誤字脱字がある人は絶対に無理なのだ。
テンポよくやり取りをするLINEやチャットなら、もちろんわたしだって誤字脱字をしたりもするし、変な言い回しになっちゃったりもするから、相手が同じように間違えても全く気にならない。
でも、ちゃんと見直してからアップするようなプロフィールの文章や、マッチングアプリで送り合ういつもよりは丁寧に作るべきであるメッセージに誤字脱字がある人は無理。
なんだかおかしな文章を打つ人も無理。
一気にやり取りする気がなくなってしまう。
厳しいねと友人に言われて受け入れようと思ったこともあるけれど、やっぱりどうしても受け入れられないのだ。

婚活で公に公開する文章なのに、見直しをしなかった?
まだ会う前の相手とのメッセージなのに、見直しをしなかった?

前置きが長くなったけれど、そういう意味で今回会うことになった人は、メッセージで気になる点がなかったので、期待を膨らませながら待ち合わせ場所まで向かった。


写真と全然違う人が来た。

相談所のプロフィール写真はみんな加工もしているし、男女ともに写真通りの人は来ないと知った。
アプリでもそう来たか。

せっかくの休日、身だしなみを整えて遠くまで出て来たのに。
泣きたくて逆に笑えてきた、みたいな感情になって、きっとわたしはニヒルな笑顔をしながらであちらが見つけてくれた喫茶店へ向かった。

道を間違われた。
わたしが軌道修正した。

きっとさらにニヒルさが増した笑みを浮かべたころ、お店へ到着。
この喫茶店のスイーツがとても美味しくて、雰囲気も良くて、そんなお店を知れたことだけが良かったことだった。
ランチに誘われたけど最初はそんなに長時間一緒に過ごしたくなかったから、お茶しましょうって言ってあったのに、お茶だけで2時間越え。
もう1時間経過した頃からは、苦行でしかなかった。

もう、どうやって帰ってきたか覚えてない。

次はランチでもってメッセージが来たけれど、返信しなかった。
婚活って、お互い結果がすぐ出る方がいいだろう。

今思い出しても、泣きたくて笑えてくる。ニヒル。

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