今日は遊びでPHP

今日は遊びでプログラミング

もう一足早く、正月休みに入らせていただいております。

趣味のプログラム作成か、ジムのプールに行くかを考えはや1時間、今日はプログラムということで、まるで仕事みたいな趣味ですが、趣味でコードを書くのは楽しいですね。このプログラムが何か思いもよらぬものを生み出すんじゃないかって。

今日の言語はざっくりお気楽にPHPだけです。PHPはWEBアプリケーションによく使われる為、それ単体で動かす言語でもないのですが。

んん?エラーメッセージが少な過ぎる、少な過ぎる=「おおよそおかしい」経験的にエラーやハングアップしない開発中のプログラムは奥に潜むもっと危ないミスがひかえているものです。

サーバのこのドメインに対するhttpd.confをSSHでログインしてmoreで見てみると、

php_flag display_errors Offに・・・。そりゃなにも出ないですわ、エラーメッセージの出力をOFFにしておりました。
よって、メッセージが出るように、php_flag display_errors Onに書き換え変更。
すると案の定、NoticeとかWarningがどどどどどどどど・・・・・(泣)。

そういえば、このコードのベースとなっている所、自分製作自分専用MVCフレームワークを使って、使いまわしスクリプトでコード出力し、それを今回のWEBアプリ用のコードにするため、一部ベタ打ちプログラムカスタムしてるやつじゃないですかいな。

ただ、いわゆるErrorがなかったので実行停止してなかっただけだったと。

てか、それでも動くから逆に困るのも開発の仕事の不思議な世界。ようは、バグを残してリリースする結果の最短経路になるんですね。

しかし、こんなアバウトでも動くからPHPという言語は叩かれる言語No.1にもなり、そして日本ではまだ市場ニーズNo.1言語でもある。PHPなんぞ消える消えると言われながらはや5年・・・。

ちなみに、PHPで言う所のエラーメッセージとは、

・Notice(まま、直さんでも動きよるから気にすんな)

・Warning(まま、そこ修正しといたほうがええやろうに)

・Error(あきまへん、実行止めます)

大阪弁で書くとこんな感じですか・・・。

しかし、それでもしっかり想定通り動くアバウト君なPHP。よってディスられ言語No.1。まったくして厳格さは無し。

コンピュータの言語って1文字でも間違えたら動かないとかよく世間では認識されているのですが、確かにそういう厳格さを持つ言語もあるのですが、PHPは、よくも悪くも言語的に理解できれば、突っ走ってくれる性格な所もあります。完全におかしいのであれば、なにかしらエラーを吐き出し、実行は止まりますが。

こういう性格を持つ言語ゆえに、この言語に対する好き嫌いははっきりします。

しかし、日本国内需要的には、PHPとJavaScript系+MySQL系を組み合わせたら、市場案件の60%〜70%、技術的な所を完全に極めたら年収1000万は超えたりする言語です。昔のバージョンと異なり、かなり高度なことがサラッとできたり、スキルがあれば凄いこともできます。

もっと高い年収の人、何人も知っています。というか想像以上にたくさんいます。さすがに会社員ではないのですが。

つい5、6年前まで、FacebookもPHPで動いていました。ベースにWordPressというCMSをカスタマイズしまくったものでしたが、FacebookぐらいならPHPでもできるわけです。相当な技術レベルも要求されますが。

PHPを使った開発の市場ニーズはここ最近、需要は横ばいぐらいかと、感覚的に思います。なぜなら、まず1つにPHPはキラーコンテンツとなるものがめちゃくちゃ多い。先程書いたWordPressであったり、EC-CUBEであったり、その他色々ですね。世の中の有名サイトの1/3がWordPressで構築されているという、一般的に目には見えないのですけど、世界中の家の土台の1/3が同じ土台ってな感じでしょうか。

しかし、このPHPという言語、そもそもWEBアプリのバックエンド系言語なので、PHPだけ知っていてもなんの役にも立たないという所が味噌、ミソかと思います。

PHPは遠くのサーバの中の見えない所で動くというバックエンド系言語ゆえに、他言語との組み合わせ、特にWEBアプリケーションに使われるので、JavaScript、及びそのライブラリ、データベース、CSS、HTMLも当然PHPが出力します。ようは、PHPを覚えることはこれらWEBの技術は全て覚えなければならない、また、他のシステムとの連携(API)であったり、メールの送信での暗号化させて送るにはどうすればよいか、少々ここのあたりはネットワーク的な知識も必要になります。

インターフェース設計であったり、導線誘導設計であったり、ここらは別の専門家がいるにせよ、実装するに関してはプログラマーになります。

先程、書いたWordPressに関しても、WEBサイトは作れるけど、自作のプラグインを作れないと仕事としては成り立たなく、プラグインを作るということは、データベース構造や、他のデータベースとの接続も必要となります。

まだ、簡単な言語だから、これだけ使われ、まだ上記に書いたレベルは中級以下ですが、1年と半年ぐらいで作れないと、おそらくプログラマーに向いていないと言われるのが、アバウトなPHPの世界の厳しさであり、優しさかと思います。

元々PHPは同期型(せいのーどん!)で処理をする言語です。
アプリケーションで一番頻繁に発生するI/Oといえば、やはりデータベースアクセスなので、必須として非同期処理(全体がバラバラと動く、例としてWEBサイトにのっかってるGoogleMapみたいなもの)が求められます。

そのような処理をしっかり書けるかどうかがPHPエンジニアのスキルの上下の分かれ目な気がします。
非同期型の画面遷移的なものは色々なJavaScriptライブラリがあるのでさほど苦労もしないと思います。

他人が作った補助的なプログラムを解析して、そして自らの開発に活用するのはこの業界では必須です。

国内はPythonエンジニア(AI、機械学習系エンジニア)がまったく足りなく、特に統計解析エンジニアはPython必修なので、ニーズは高いですね。この前まで、長年コレばっかりやってて、逆に興味が無くなってしまいました(笑)。
この統計分析エンジニアはプログラムだけでなく当然に統計学を知ることは必須になります。分析がまったくできない解析エンジニアはおそらく世の中に必要とされないでしょう。

なんとなくですが、Javaの市場は微妙に減っている気がしているのですが、特にJavaは今やっていないので気にしていないですし、この言語は長く続くでしょう。

スマホアプリ系はなぜあんなに単価安いのか不思議です。
必死で、若くて活きの良い人が少ないお金で結構な時間かけて結構なものを作っているのを見ると、気の毒になる時があります。
発注側がいわゆる相場と作業的手間を知らなくて、さらに受注側もいわゆる自分自身の単価がわからない状態で請けてしまい、その平均的値段がスタンダードになっていく気もしますが、それでは、ビジネスとして成り立つはずもなく、自らブラック労働に突っ込んでいるように感じます。

もっと、若いうちからビジネスをしてほしいと思っています。でないと、業界全体がブラックになり少なくとも国内は崩壊するかと思います。

ビジネスは、再交渉はありなので、自分の価値をもう一度見つめて、そして自分の存在価値を上げていき、その人でないとダメと思わせるぐらいに若いうちからビジネスをしていただきたいと思います。断られても、今の時代、いくらでも他がありますから。


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